日本の携帯電話といえば、真っ先に思い浮かぶのがドコモ!
でも、この「ドコモ」って一体どんな意味があるのか気になったことはありませんか?
実は、この社名には通信技術への想いと利用者への願いが込められているんです!
1. ドコモの正式な意味は英語の略語だった?
ドコモの正式な由来を調べてみると、実は英語の略語から生まれていることが分かります。
「docomo」は「Do Communications Over The Mobile Network」の頭文字を取って作られた造語なんです。
この英語を日本語に訳すと「移動通信網で実現する、積極的で豊かなコミュニケーション」という意味になります。
つまり、携帯電話を使って人と人がより豊かにつながることを表現しているわけです。
Do Communications Over The Mobile Network = 移動通信網で実現する、積極的で豊かなコミュニケーション
あらゆる場所・場面でお客さまに満足していただきたいという全社員の願いと決意を込めているそうです。
2. 「どこでも」という日本語の意味も重ねている?
おもしろいことに、ドコモという名前には日本語の「どこでも」という意味も重ねられています。
これは偶然の一致ではなく、意図的にダブルミーニングとして考えられたんです。
「どこでもだれでも」という携帯電話の特徴を、そのまま社名に表現したんですね。
この発想は日本らしい言葉遊びの要素もあって、覚えやすさにもつながっています。
昔は固定電話が当たり前だった時代に、場所を選ばずに通話できるというのはホントに画期的なことでした。
いつでもどこでも、どんな場面でも顧客に満足してもらいたいという想いが込められているんです。
3. いつ頃からドコモという名前を使っているの?
ドコモという名前の歴史を辿ってみると、1991年にNTT移動通信企画として設立された時から「NTT DoCoMo」というブランド名が使われていました。
でも正式に社名として使われるようになったのは2000年からなんです。
それまでは「NTT移動通信網株式会社」という堅い社名だったのが、親しみやすい「NTTドコモ」に変更されたというわけです。
・1991年:NTT移動通信企画設立、DoCoMoブランド開始
・2000年:NTTドコモに社名変更
・2008年:現在の小文字「docomo」ロゴに変更
こうして振り返ると、時代とともにブランドも進化してきたことが分かります。
情報は変更される可能性もあるため、詳細は各自でご確認ください。
4. 2025年には新しいロゴに変わる?
実は2025年7月1日から、ドコモのコーポレートロゴが新しくなることが決まっています。
従来の「docomo」ロゴにNTTグループのシンボルである「ダイナミックループ」を融合した新デザインが採用されるんです。
1. NTTグループ全体のCI刷新
2. ドコモレッドとダイナミックループの融合
3. 7月1日からコーポレートロゴ変更
4. 従来ロゴは事業ブランドとして継続使用
これはNTTグループ全体の統一ブランド戦略の一環で、グローバル市場でのブランド力強化を狙ったものです。
ただし、社名の由来である「Do Communications Over The Mobile Network」という意味は変わらず引き継がれます。
ドコモという名前に込められた深い意味が分かった
調べてみると、ドコモという名前には技術的な意味と親しみやすさの両方が巧妙に組み合わされていることが分かりました。
「Do Communications Over The Mobile Network」という英語の略語でありながら、日本語の「どこでも」という身近な言葉の響きも持っているんですね。
今では当たり前になった「いつでもどこでも通信できる」環境の先駆けとなった企業らしく、その社名にはたしかに時代を切り開く想いと利用者への願いが詰まっていると感じました!