iPhoneを使っていて突然「メッセージを送信できませんでした」という表示が出て困った経験はありませんか?
大切な連絡を送ろうとした時に限って、こんなエラーが出るとホントに焦ってしまうものです。
実は、このメッセージ送信エラーにはいくつかの典型的な原因があり、ほとんどの場合は簡単な操作で解決することができるんです。
そこで今回は、iPhoneでメッセージが送れない主な原因と、その対処法について詳しく調べてみました!
機内モードがオンになっていませんか?
メッセージが送れない時に最初に確認したいのが機内モードの設定です。
機内モードがオンになっていると、モバイルデータ通信やWi-Fi通信が遮断されるため、メッセージの送信ができなくなってしまうのです。
画面右上に飛行機のマークが表示されている場合は、機内モードがオンになっている証拠といえます。
コントロールセンターを開いて飛行機マークをタップするか、設定アプリから機内モードをオフに切り替えてみてください。
意外と気づかないうちにオンになっていることも多く、これだけで問題が解決するケースはとても多いです。
画面右上の飛行機マークの有無をチェック。マークが表示されていたら機内モードがオンの状態です。
電波状況に問題がある場合はどうする?
メッセージの送信には安定した電波環境が必要になります。
地下や建物の奥、山間部などにいる時は電波が届きにくく、メッセージの送信に失敗することがあるんです。
SMSやiMessageは電話回線やインターネット回線を使用するため、これらの通信環境が不安定だと送信エラーが発生しやすくなってしまいます。
電波状況が原因の場合は、より電波の良い場所に移動してから再度送信を試してみることが効果的でしょう。
また、Wi-Fi環境がある場合はWi-Fiに接続することで、モバイル回線の問題を回避できることもあります。
相手の電話番号を間違えていませんか?
当然のことですが、送信先の電話番号が間違っていればメッセージは届きません。
特に新しい連絡先を追加した時や、久しぶりに連絡を取る相手に送る時は、番号の入力ミスが起こりやすいものです。
1. 連絡先の電話番号を再確認する
2. ハイフンの有無や国番号の確認
3. 他の連絡手段で番号を再確認
電話番号は一桁でも間違えると全く別の人に送信されてしまう可能性があるため、送信前の確認は重要です。
文字数制限を超えていませんか?
SMSには一回の送信で送れる文字数に制限があります。
日本語の場合、一般的には70文字前後が目安とされていて、これを超えると送信に失敗することがあるようです。
また、短時間に大量のメッセージを送信しようとした場合も、システム側で制限がかかる場合があります。
長文を送りたい場合は、複数回に分けて送信するか、iMessageやLINEなどの他のメッセージアプリを利用することを検討してみるのがおすすめです。
写真や動画などの添付ファイルが大きすぎる場合も、送信に失敗する原因となります。
1. メッセージを複数回に分けて送信
2. 不要な文字を削ってシンプルにまとめる
3. 大容量ファイルは圧縮または別手段で送信
iMessageの設定に問題があるの?
iPhoneのメッセージアプリでは、SMSとiMessageという2つの方式を使い分けています。
iMessageの設定に問題があると、メッセージの送信に失敗することがあるんです。
設定アプリからメッセージの項目を開き、iMessageがオンになっているか確認してみてください。
オフになっていた場合はオンに切り替え、すでにオンになっていた場合は一度オフにしてからオンに戻すことで問題が解決する場合があります。
また、AppleIDでのサインインに問題がある場合も、iMessageの送信に影響することがあるようです。
アプリやシステムが最新になっていない?
古いバージョンのiOSを使用していると、メッセージアプリに不具合が発生することがあります。
設定アプリから一般、ソフトウェアアップデートと進み、最新のiOSがインストールされているか確認してみましょう。
アップデートが利用可能な場合は、Wi-Fi環境でアップデートを実行することをお勧めします。
システムのアップデートによって、多くの不具合が解消されることが多いです。
- 設定アプリから一般を選択
- ソフトウェアアップデートをタップ
- アップデートがあれば実行
iPhoneでメッセージ送信エラーを防ぐために
今回調べてみて分かったのは、iPhoneでメッセージが送れない原因の多くは、基本的な設定や環境の問題だということでした。
機内モードの確認、電波状況のチェック、電話番号の再確認など、ちょっとした確認作業で解決できることがほとんどだったんです。
普段からiOSを最新に保ち、送信前に基本的な項目をチェックする習慣を身につけておけば、このようなトラブルを未然に防ぐことができそうですね。
それでも解決しない場合は、iPhone自体の再起動やネットワーク設定のリセットなど、より詳しい対処法を試してみることをお勧めします!