スマホを使っていると、突然「verify」という文字が入ったメールが届いて困ったことはありませんか?
本物のサービス確認メールなのか、それとも詐欺目的の偽メールなのか判断に迷ってしまいますよね。
実は、この種類のメールは2025年現在特に急増しています。
一見すると本物と区別がつかないものも増えています。
しかし、いくつかのポイントを押さえることで、安全に見分けることができます。
今回は、verifyメールの正体と具体的な判別方法について調べてみました!
verifyメールって何のことなの?
verifyメールとは、メールアドレスの確認やアカウントの認証を目的として送られてくる通知メールのことです。
AppleやGoogle、Amazonなどの大手サービスでは、セキュリティ強化のために定期的にユーザーの本人確認を行っています。
その際に「verify your email address」などの件名でメールが届きます。
本来は正当なセキュリティ対策の一環なのですが、この仕組みを悪用した詐欺メールも多数存在しているのが現状でしょう。
偽のverifyメールでは、個人情報やパスワードを盗み取ったり、不正サイトへ誘導したりする目的で送信されています。
そのため、届いたverifyメールが本物かどうかを慎重に判断する必要があります。
本物と偽物はどこで判断できるの?
verifyメールの真偽を見分ける最も確実な方法は、送信元のメールアドレスを詳しく確認することでしょう。
表示名だけでなく、@マーク以降のドメイン部分(インターネット上の住所のようなもの)を必ずチェックしましょう。
本物:公式ドメインから送信(企業の正式なアドレス)
偽物:類似の偽ドメインや全く関係のないアドレスから送信
また、メール本文の日本語表現にも注目してください。
正規の企業から送られるメールは、自然な日本語で書かれています。
しかし、詐欺メールでは直訳的な表現や不自然な改行、てにをはの間違いが目立ちます。
緊急性を過度に煽る文章や「すぐにクリックしてください」といった強引な誘導があるメールにも注意が必要でしょう。
送信元アドレスだけで安心できるの?
残念ながら、送信元アドレスの表示だけでは完全に安心することはできません。
なぜなら、メールの差出人名は簡単に偽装できる仕組みになっているためです。
「Apple」「Amazon」といった企業名が表示されていても、実際のメールアドレスは全く関係のないものである可能性があります。
大切なのは、表示名ではなくメールアドレス本体を確認することです。
@マーク以降のドメイン部分が、その企業の正式なドメインと完全に一致しているかどうかを慎重にチェックしましょう。
一文字でも違っていたり、余計な文字が追加されていたりする場合は、詐欺メールの可能性が高くなります。
不審だと感じたときはどう対処すればいいの?
verifyメールに少しでも疑問を感じた場合は、メール内のリンクを絶対にクリックしてはいけません。
代わりに、以下の手順で安全に確認することをおすすめします。
1. メールを開かずにそのまま削除する
2. 公式サイトに直接アクセスして状況を確認する
3. カスタマーサポートに電話で問い合わせる
4. 身近な詳しい人に相談する
特に大切なのは、メール内のリンクから飛ぶのではなく、公式サイトに手動でアクセスすることでしょう。
ブックマークや検索エンジンから正式なサイトを開き、実際にアカウントに異常がないかを確認しましょう。
ホントに認証が必要なら、たいてい公式サイトにも何か表示されているものです。
verifyメール詐欺から身を守る基本的な心構え
verifyメールの詐欺被害を防ぐためには、日頃からの心構えが大切です。
どんなに本物らしく見えるメールでも、パスワードや個人情報の入力を求められた時点で一度立ち止まって冷静に判断することが大切になります。
正規のサービスであれば、メールからいきなりパスワード入力を求めることはほとんどありません。
また、「24時間以内に対応しないとアカウントが削除される」といった極端な脅し文句が書かれているメールも、詐欺の可能性がとても高いと考えてよいでしょう。
疑わしいと感じたら、面倒でも公式サイトから直接確認する習慣をつけることで、多くの被害を防ぐことができると思います!