iPhoneを使っていると突然「Face IDは利用できません」という表示が出て、顔認証が使えなくなることがあります。
毎日のロック解除やアプリ認証で便利に使っていただけに、この表示が出ると本当に困ってしまいますよね。
実は、この問題には複数の原因があり、多くの場合は簡単な対処法で解決できることが分かっています。
今回は、Face IDが利用できなくなる主な原因と、実際に試せる解決方法を調べてみました!
iOSの不具合が原因でFace IDが使えなくなるの?
Face IDが突然使えなくなる最も多い原因の一つが、iOSのソフトウェア不具合です。
特にiOSが最新バージョンに更新されていない場合、システムの不具合によってFace IDが正常に機能しなくなることがよくあります。
また、水没などでソフトウェアに問題が生じた場合も同様の症状が現れるようです。
iOSのバージョンが古いと、Face IDを制御するシステム部分に不具合が残っている可能性が高くなります。
アップデート直後に問題が発生することもありますが、多くの場合は次のアップデートで修正されることが多いので、常に最新バージョンを保つことが大切ですね。
カメラの汚れや故障が Face ID に影響するの?
Face IDはiPhoneの画面上部にある「TrueDepthカメラ」を使って顔を認識しています。
このカメラ部分にホコリやゴミ、保護フィルムなどが付着していると、正しく顔を認識できなくなってしまいます。
カメラが物理的に故障している場合も、Face IDは機能しません。
通常の使用では壊れにくい構造になっていますが、落下や水没などの影響でカメラセンサーが損傷すると、顔認証ができなくなります。
この場合は修理が必要になることが多いようです。
Face IDが使えない時は、まずiPhoneの画面上部にあるカメラ周辺をチェックしてみましょう。ゴミやホコリが付着している場合は、やわらかい布で優しく拭き取ってください。保護フィルムがカメラを覆っている場合も取り除く必要があります。
マスクやサングラスをしていると認識されないの?
マスクやサングラスの着用は、Face IDの認識を妨げる大きな要因です。
iPhone12より前の機種では、マスクをしていると基本的に顔認証ができません。
また、偏光サングラスを着用している場合も、正しく認識できないことがあります。
iPhone12以降の機種なら「マスク着用時Face ID」機能を使えば、マスクをしていても顔認証ができるようになります。
メガネについても「メガネを追加」設定を行うことで、メガネをかけた状態での認証が可能になります。
Face IDの設定自体に問題があるの?
Face IDが利用できない場合、設定そのものに問題がある可能性もあります。
Face IDを設定していない状態や、必要な項目でFace IDが無効になっている場合は、当然ながら顔認証は機能しません。
また、顔の見た目が大きく変化した場合も認識できなくなることがあります。
Face IDは継続的に学習していますが、事故や手術などで急激に容姿が変わった場合は、再登録が必要になります。
この場合は「もう一つの容姿を設定」するか、Face IDを完全にリセットして設定し直すことで解決できます。
Face IDが使えない時はどうすればいいの
Face IDが使えなくなった時の対処法として、まず試してほしいのがiPhoneの再起動です。
システムの一時的なエラーが原因の場合、再起動することで問題が解消されることが多くあります。
次に、iOSを最新バージョンにアップデートしてみましょう。
設定から「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で確認して、新しいバージョンがあればアップデートしてみてください。
これらの基本的な対処法で解決しない場合は、Face IDの再設定や修理店への相談を検討する必要があります。
Face IDのトラブルは意外と身近な問題だった
Face IDが利用できなくなる原因を調べてみると、ソフトウェアの不具合やカメラの汚れ、マスクの着用など、日常的に起こりうる問題が多いことが分かりました。
多くの場合は再起動やアップデート、カメラの清掃といった簡単な対処法で解決できるので、まずは慌てずに基本的な対策を試してみることが大切ですね。
それでも解決しない時は、カメラの故障など物理的な問題の可能性もあるため、専門店での診断を受けることをおすすめします!