Y!mobileを解約する予定があるけれど、長年使ってきたメールアドレスを手放すのはちょっと惜しい気がします。
最近調べてみたところ、実は解約後でもメールアドレスを継続利用できる方法があることが分かりました!
今回は、その具体的な手続き方法や注意点について詳しく調べてみました。
1. Y!mobileのメール持ち運びサービスってどんなもの?
Y!mobileでは「メールアドレス持ち運びサービス」という仕組みがあり、解約後でも引き続きメールアドレスを利用できるんです。
このサービスは2021年12月から開始されており、@yahoo.ne.jpや@ymobile.ne.jpなどのメールアドレスを継続して使用可能です。
ただし、このサービスは有料となっており、利用するためには別途料金がかかります。
それでも長年使ってきたメールアドレスを維持したい場合には、かなり便利な選択肢だと思います。
・@yahoo.ne.jp(Y!mobileメール)
・@ymobile.ne.jp
・@emobile-s.ne.jp
・@wcm.ne.jp
・@willcom.com
・@pdx.ne.jp
・@y-mobile.ne.jp
2. 利用料金はどのくらいかかる?
メールアドレス持ち運びサービスの料金は、1メールアドレスあたり月額330円(税込)または年額3,300円(税込)となっています。
年払いを選択すると2か月分(660円)がおトクになる計算ですね。
支払い方法はクレジットカードのみで、口座振替などは利用できません。
年間で考えると3,300円という金額は、フリーメールで代用できることを考えるとちょっと悩ましい料金設定かもしれません。
利用できる機能としては、メール送受信はもちろん、迷惑メール対策機能も引き続き使えます。
ただし、メールボックス容量には制限があり、MMSの場合は200MB(最大5,000件)、Y!mobileメールは容量無制限となっています。
3. 申し込み手続きの方法は?
メールアドレス持ち運びの申し込みは、My SoftBankから行う必要があります。
店舗や電話での受付は行っていないため、必ずWebから手続きすることになります。
申し込みに必要なものは、解約前に利用していたSoftBank ID(英数字)とパスワードです。
もしSoftBank IDを忘れてしまった場合は、解約前にMy SoftBankから確認しておく必要があります。
1. My SoftBankにログイン
2. メールアドレス持ち運び専用ページにアクセス
3. 継続したいメールアドレスを選択
4. 支払い方法(月額・年額)を選択
5. クレジットカード情報を入力
6. 利用規約に同意して申し込み完了
手続き自体はそれほど複雑ではありませんが、期限があることを忘れないよう注意が必要です。
4. 申し込み期限はいつまで?
最も重要なポイントとして、メールアドレス持ち運びの申し込みは回線解約から31日以内に行う必要があります。
この期限を過ぎてしまうと、メールアドレスは完全に失効し、復元することはできません。
解約前に申し込むことも可能ですが、一般的には解約後に手続きを行うケースが多いようです。
いずれにしても、31日という期限は意外と短く感じるため、早めの手続きをおすすめします。
1. 解約日をカレンダーに記録する
2. 解約後すぐに手続きを行う
3. SoftBank IDとパスワードを事前に確認
4. クレジットカード情報を用意しておく
万が一期限を過ぎてしまった場合の救済措置はないため、この点は特に注意が必要でしょう。
5. メール設定はどうやって行う?
メールアドレス持ち運び後は、新しい端末でメールアプリの設定を行う必要があります。
iPhoneの場合は標準のメールアプリ、Androidの場合はGmailアプリなどでIMAP設定を行います。
設定に必要な情報(サーバー設定など)は、My SoftBankのメール設定画面で確認できます。
ただし、この設定作業は少し技術的な内容になるため、不慣れな方にとってはややハードルが高いかもしれません。
設定が完了すれば、これまでと同じようにメールの送受信が可能になります。
ただし、解約後は一時的にメールが使えない期間があるため、重要な連絡がある場合は注意が必要でしょう。
まとめ
Y!mobileのメールアドレスは、解約後でも「メールアドレス持ち運びサービス」を利用することで継続使用できることが分かりました。
月額330円(税込)または年額3,300円(税込)という料金はかかりますが、長年使ってきたメールアドレスを維持したい場合には有効な選択肢だと思います。
ただし、回線解約から31日以内という申し込み期限があるため、手続きを忘れないよう注意が必要です。
最終的な判断については自己責任となりますが、メールアドレスの重要度と料金のバランスを考えて決めるのが良いでしょう!