最近、携帯会社を変更する機会が増えているけれど、長年使ってきたメールアドレスが使えなくなるのは困るもの。
特にソフトバンクのメールアドレスを仕事や大切な連絡に使っている場合、解約後も継続して利用できるなら安心!
ソフトバンクでは「メールアドレス持ち運び」サービスがあり、解約後も継続利用ができるんです。
ただし、いくつかの条件と注意点があるので、詳しくチェックしてみました!
1.ソフトバンクのメールアドレス持ち運びって何?
ソフトバンクの「メールアドレス持ち運び」は、回線を解約した後も今まで使っていたメールアドレスをそのまま使い続けられるサービスです。
対象となるメールサービスは、ソフトバンクの「S!メール(MMS)」と「Eメール(i)」、そしてワイモバイルの「MMS」と「Y!mobile メール」となっています。
このサービスを利用すると、@softbank.ne.jpや@i.softbank.jpといったアドレスを他社に乗り換えた後でも維持できるわけです。
メールアドレスを変更する手間や、連絡先の変更通知をする必要がなくなるのはメリットが大きいですね。
ただし、このサービスには料金が発生します。
年額3,300円または月額330円の有料サービスとなっており、2022年夏から月額払いも選択できるようになりました。
2.申し込み手続きの期限はいつまで?
メールアドレス持ち運びの申し込みには、重要な期限があります。
ソフトバンク解約後31日以内にMy SoftBankから手続きを行う必要があるんです。
この期限を過ぎてしまうと、メールアドレスがシステムから消去されてしまい、持ち運びサービスを利用できなくなってしまいます。
申し込みに必要なものは、クレジットカード、SoftBank ID、そしてソフトバンク以外の連絡用メールアドレスです。
支払い方法はクレジットカードのみとなっており、店頭での申し込みはできません。
解約後から申し込み完了まで、一時的にメールの送受信ができない期間があります
手続きは専用のウェブサイトから行い、SoftBank IDでログインした後、メールサービスと料金プランを選択します。
支払い情報を入力すれば申し込みは完了となります。
3.設定方法はどうなってる?
申し込みが完了したら、今度はスマホでメールを送受信できるように設定する必要があります。
設定方法はiPhoneとAndroidで少し違いがあります。
iPhoneの場合は、My SoftBankでメールアドレスとパスワードを確認してから、標準のメールアプリに新しいアカウントとして追加します。
「その他」→「メールアカウントを追加」を選択し、IMAPの設定でソフトバンクのサーバー情報を入力していく形になります。
Androidスマホでは、ソフトバンクの公式メールアプリの利用が推奨されています。
Google Playから無料でダウンロードできる専用アプリを使うとスムーズに設定できるみたいです。
4.解約したらすぐ使えなくなるもの?
ソフトバンクを解約すると、通常はメールアドレスが使用できなくなります。
解約と同時に@softbank.ne.jpと@i.softbank.jpのアドレスは利用停止となり、サーバーに保存されていたメールデータも消去される仕組みです。
しかし、メールアドレス持ち運びサービスに申し込んでいれば継続利用が可能になります。
ただし、解約から申し込み完了までの間は一時的にメールが使用できない状態となるため、重要な連絡がある場合は事前に準備しておくことが大切です。
解約後31日を過ぎてしまうと、メールアドレスは完全にシステムから除去されてしまい、後から持ち運びサービスを申し込むことはできません。
このため、解約を検討している場合は、メールアドレスの必要性を事前によく考えておく必要があります。
・解約と同時にメールサービス停止
・31日以内の申し込みで継続利用可能
・期限を過ぎると永久に利用不可
一度解約してから再度ソフトバンクに戻った場合でも、持ち運びサービスの料金は継続して発生することも覚えておきましょう。
5.費用や今後の変更点は?
メールアドレス持ち運びサービスの料金は、1メールアドレスにつき年額3,300円または月額330円となっています。
年払いの方が月払いよりも若干おトクな計算になりますね。
支払い方法はクレジットカードのみとなっており、口座振替などは選択できません。
契約は自動更新となるため、解約手続きを行わない限り継続して料金が発生します。
また、2025年10月からはセキュリティ強化のため、不正利用の疑いがあるメールアドレスに対してパスワードの強制リセットが実施される予定です。
該当する場合は事前に案内メールが届くので、指示に従ってパスワードを再設定すれば継続利用できます。
1. 2025年10月よりパスワード強制リセット開始
2. 不正利用の疑いがある場合に対象となる
3. 事前にメールで案内が届く
4. 新しいパスワード設定で継続利用可能
もし持ち運びサービスが不要になった場合は、専用サイトから解約手続きを行うことができます。
ただし、一度解約すると同じメールアドレスを再度利用することはできなくなる点は注意が必要です。
まとめ
ソフトバンクのメールアドレスは、専用の持ち運びサービスを利用することで解約後も継続して使用できることが分かりました。
ただし、31日以内の申し込み期限や有料サービスであることなど、いくつかの条件があります。
長年使い慣れたメールアドレスを手放すのは確かにもったいないものですが、月額330円または年額3,300円という費用対効果をしっかり検討することも大切でしょう。
最終的な判断は個人の責任になりますが、乗り換えを検討する際は、メールアドレスの重要度と維持費用を比較して決めるのがベストかもしれませんね!