「ヤマト運輸ご利用のお客様」というメールが届いて、思わず開きそうになりました!
実はこのメール、ほぼ確実に詐欺メールなんです。
2025年10月2日にも同じ件名の迷惑メールが報告されています。
ヤマト運輸を装ったフィッシング詐欺が多発している状況です。
ホントのヤマト運輸からこのような件名でメールが届くことは基本的にありません。
詐欺メールの見分け方や対処法について調べたので、その結果をまとめてみました!
1. 「ヤマト運輸ご利用のお客様」メールは詐欺の可能性が極めて高い?
この件名のメールは、ほぼ間違いなく詐欺です!
2025年10月2日にも「ヤマト運輸ご利用のお客様」という件名の迷惑メールが多数報告されています。
ヤマト運輸公式サイトでも、同社の名前を装った迷惑メールが多発していることを繰り返し警告しています。
なりすましサイトへの誘導に注意するよう呼びかけている状況です。
こうした詐欺メールの目的は、メール本文のリンクをクリックさせて偽サイトに誘導することにあります。
そこで個人情報やクレジットカード情報を入力させて盗み取ろうとしているんです。
見た目はホント物そっくりに作られていることが多いです。
ヤマト運輸のロゴマークもコピーされているため、パッと見では判断が難しいこともあります。
2. 詐欺メールとホント物を見分ける方法は?
詐欺メールには、いくつかの明確な特徴があります!
まず最も確実なのが送信元メールアドレスの確認です。
本物のヤマト運輸からのメールは、必ず公式ドメインから送信されています。
具体的には以下のアドレスになります。
・@kuronekoyamato.co.jp
・@ml.kuronekoyamato.co.jp
・@ml2.kuronekoyamato.co.jp
これ以外のアドレスから届いたメールは詐欺の可能性が出てきます。
次に宛名の確認も重要なポイントです。
ホン物のヤマト運輸からのメールでは、クロネコメンバーズに登録している氏名がフルネームで記載されているはずです。
一方、詐欺メールでは「お客様」「メールアドレス+様」など曖昧な表現が使われていることがほとんどなんです。
ホント物:登録した氏名がフルネームで記載される
偽物:「お客様各位」など一般的な呼びかけのみ
3. QRコードやSMSでの連絡は公式にはない?
ヤマト運輸の公式連絡では、QRコード付きメールやSMS(ショートメール)での通知は実施されていません!
メール本文に「再配達を予約するには、以下のQRコードを長押しするか保存してください」といった記載があれば、それは100%詐欺メールです。
このようなQRコードは押さないことが大切です。
またSMSで「お荷物を発送しましたが、宛先不明です」といった内容が届くこともあります。
しかしこれもヤマト運輸からの正規の連絡ではありません。
ヤマト運輸からの正規の連絡は、クロネコメンバーズに登録している場合に限られます。
メールやLINE、Yahoo! JAPANサービスでの通知となっています。
4. 日本語の不自然さで判断できる?
文面の日本語に違和感がある場合も要注意です!
詐欺メールには以下のような特徴が見られます。
・「配送に失敗しました」
・「ご住所が正しくありません」
・「荷物の受け取りに失敗しました」
こうした表現は、ヤマト運輸の公式メールでは使われない言い回しなんです。
また、変な改行が多かったり、句読点の位置がおかしかったりする場合があります。
機械翻訳のような不自然な日本語になっている場合は詐欺の可能性が高いです。
ホント物のヤマト運輸からのメールは、丁寧で自然な日本語で書かれています。
余計な記号や不自然な漢字変換はありません。
- 不自然な敬語の使い方がある
- 漢字の誤変換が目立つ
- 改行や句読点の位置がおかしい
5. もし詐欺メールを開いてしまったらどうする?
メールを開いただけなら、まだ大丈夫です!
メールを開いただけでは被害は発生しません。
ただし、メール本文中のリンクをクリックすると危険になります。
添付ファイルを開くのも避けるべきです。
もしリンクをクリックしてしまった場合でも、偽サイトで個人情報を入力しなければ被害は最小限に抑えられます。
クレジットカード情報は絶対に入力しないことが大切です。
万が一、情報を入力してしまった場合は、すぐにクレジットカード会社に連絡することが推奨されます。
カードの利用停止を依頼する必要があります。
1. メール本文のリンクは開かない
2. 添付ファイルは開かない
3. すぐにメールを削除する
4. 不安な場合は公式サイトから荷物を確認する
6. ホントに荷物が来ているか確認する方法は?
心当たりがある場合は、公式サイトから確認するのが安全です!
ヤマト運輸の公式サイトにアクセスして、荷物の追跡サービスを利用できます。
メール本文に記載された伝票番号があれば、それを入力して荷物の状況を確認できます。
ただし詐欺メールの中には、実在する伝票番号を記載しているケースもあるんです。
公式サイトで確認したときに「配達中止」や不自然な配達履歴が表示される場合は、詐欺の可能性が高いといえます。
クロネコメンバーズに登録している場合は、「My荷物一覧」を確認するのが最も確実です。
ここに表示されない荷物についてのメールは詐欺と判断できます。
まとめ
「ヤマト運輸ご利用のお客様」というメールは、ほぼ確実に詐欺メールでした!
送信元アドレスが公式ドメインでない場合や、宛名が「お客様」だけになっている場合は、間違いなく詐欺と判断できます。
QRコードが添付されている場合も同様です。
メール本文のリンクは開かず、すぐに削除することが大切になります。
ホントに荷物が届くか心配な場合は、メールのリンクからではなく、公式サイトやクロネコメンバーズから直接確認するのが安全です。
詐欺メールは年々巧妙になっていますが、基本的な見分け方を知っていれば被害を防げると感じました!