12GB。メモリがこれだけあるiPhoneとiPadでしか使えない、AIの新しい音声入力があります。ただ、2026年の10月ごろに調べた時点では、日本語で使えるという発表は見つかりませんでした。英語では前より正確になったと紹介されている一方で、使う人の言葉を覚えてくれるという話も見当たらず。
わたしは、ふだんから音声入力をよく使っています。だいたいのことには満足しているんですが、やっぱり誤変換はよくある。文脈がまったく反映されないような、変な誤変換もたくさん。もう仕方ないと思っていて、音声入力したものをAIに通して、間違いを直してもらう前提で使っています。なので、困ってはいません。
でも、そもそもの音声入力自体が賢くなれば、それはすごくメリットがある。今の音声入力で良くなってほしいのは、自分向けにカスタマイズされないところ。辞書登録が反映されないらしく、いつまでたっても自分特有の言い回しや単語を覚えてくれないんです。もしAIの音声入力でそこが改善されているなら、いいなと思いました。
ちなみに、わたしはiPhone 17 Proを持っています。たぶん12GB以上のメモリがあって、対象のはず。でも、賢すぎたら悲しいから、持っているのに試さない。メインで音声入力している端末には、この機能が入っていません。あまりに賢かったら、そっちで音声入力したときに悲しくなってしまいそうなんです。
そもそも、12GBのiPhoneだけの音声入力って何?
まずは、その音声入力が何なのか。たしか、何とかインテリジェンスみたいな名前だったような・・・。
iOS 27の新しい音声入力、2026年6月に発表
Appleが6月の発表会(WWDC 2026)で発表した、AppleのAI機能「Apple Intelligence」の1つ。文字にする正確さが大きく上がるという説明で、キーボードを使うどのアプリでも使える。ベータ版の設定での名前は「Advanced Dictation Preview」、日本のニュースでは「高度な音声入力」。
Apple Intelligenceの1機能なんだな。でも、それだとなんかピンとこない。もったいない気がするし、あまり力を入れていないのかな、と思ってしまう。それにくらべて、「高度な音声入力」という名前は、何かありそう。
AIでの直しはこれからも続けるけど、そもそもの音声入力の頭が良くなるなら、それはすごく良い。期待!となると、次は自分のiPhoneが入っているかです。
使えるのは、メモリ12GB以上の機種だけ
iPhoneはiPhone 17 Pro・iPhone 17 Pro Max・iPhone Airの3つ。iPadは、M4チップ以降でメモリ12GB以上のもの。メモリ8GBのふつうのiPhone 17は入らない。
お。よかった。わたしのiPhone 17 Proは対象になっているらしい。

機種はクリア。ただ、もう1つの条件がまだ残っています。日本語です。
日本語でも使えるの?
わたしにとって、とにかく大事なのはここ。日本語で使えないと、何の意味もないので。
日本語で使えるという発表は、見つからず
2026年の10月ごろの時点で、高度な音声入力が日本語で使えるという発表は見つからなかった。海外のニュースでは、英語の話として紹介。新しいSiriは、iOS 27.2のベータ版で日本語に対応した。
なんと。どうやら、まだ日本語では使えないのかな?それはめちゃくちゃがっかり。でも、今後かならず対応すると思うので、そこには期待したい。

そういう意味では、それを見すえて12GBの機種を持っておく。たとえば3年使うつもりなら、その3年のうちに対応するかもしれないので、12GBの機種にしておく、という考えも必要なのかもしれません。
ちなみに、Apple Intelligenceそのものは、英語で始まったのが2024年10月、日本語は2025年4月。半年ほどあとでした。ただ、高度な音声入力がいつ日本語に来るかは、まだ分かりません。
今の音声入力とどれくらい違うの?
次に知りたかったのは、今の音声入力とどれくらい違うのか。日本語の情報がまだないなら、英語でもいいので知りたい。
英語では、前より速く正確に
Appleの説明では、文字にする正確さが大きく上がり、句読点なども自動で整える。英語のベータ版を試した海外の記事でも、前より速く正確で、「えーと」のような声も文字になりにくいと紹介。声での改行など、まだうまくいかない場面もあったそう。
レビューでは、「えーと」などが入らなくなって賢くなった、とされているけど、それは今でも入力されない。むしろ、そういうのを入れたいときもあるのに、入らないことは今でもある。「んー」とか。

ただ、使ってみた感想が思ったより出てこない。英語ならあるんじゃないの?ないっておかしくない?発表から1年ぐらいたっていると思っていました。
発表から、まだ4か月ほど
発表は2026年6月、iOS 27の正式な公開は2026年9月。見つかった使用感は6〜7月のベータ版のころのものが多く、正式な公開のあとのくわしい使用感は見つからず。ベータ版でははじめ、設定でオンにしないと使えなかった。
あ。まだ4か月なのか。じゃあ、これから先になるのかな。日本語も、いろんな機能も。

使用感がそろうのは、もう少し先みたい。そしてもう1つ、どうしても知りたいことがありました。
自分の言葉は覚えてくれるの?
まず、今の音声入力のこと。じつは、辞書登録が効かないのかどうか、本当はよく分かりません。たとえば「あんき」と音声入力したとき、ちゃんと「Anki」と変換してくれることがよくある。これは、わたしが登録しているからかもしれない。
ただ、AIに聞いたら、音声入力には辞書登録の内容が反映されないという意見がよくある、という答え。そのとき、連絡先に人の名前として登録すれば音声入力に反映されやすい、という話も聞きました。でも、めんどくさいのでやめた。そんな裏技みたいな方法は面倒です。音声入力で辞書登録が使われるのかも調べてみたけど、Appleのはっきりした説明は見つけられませんでした。
使う人の言葉を覚える、という話は見つからず
高度な音声入力について、Appleの発表でも海外のニュースでも、使う人の言葉を覚えるという話は見つからなかった。言われているのは、聞き取りの正確さと、句読点などを整えるところまで。
うーん。まだダメらしい。でも、期待はできる気がする。もしそういう機能があるなら、使いたい固有名詞をたくさん入れたい。固有名詞は、毎回同じような感じに間違えるので。まあ、音声入力される側はそんなこと関係ないだろうから、わたしの文脈みたいなものを覚えてほしいなって思います。

覚えてくれないとしたら、気になるのが12GBという数字。そんなに大きなメモリを、何に使っているのか。
12GBも必要なのはなぜ?
ここが気になる。12GBも使う理由が、iPhoneやiPadの中で大きなAIを動かしているということなら、自分の辞書登録だとかを反映してくれそうな気がするけど、どうなんだろう。自分独自の学習をしていってくれそうな気がするし、そこにめちゃくちゃ期待したい。
12GBは、大きなAIを端末の中で動かすため
高度な音声入力は、Appleが端末の中で動かすAIのうち、いちばん大きなものを使う。動かすのにメモリ(作業する机の広さのようなもの)がたくさん要るので、12GB以上が条件。ネットなしでも同じ精度で使えるとのこと。
12GBの理由として説明されていたのは、AIを動かすためのメモリの話まで。使う人に合わせて学ぶ仕組みがあるのかは、分かりませんでした。

なんと!動かすだけ?まあ、それでもすごいんだろうけど。でも、いずれ対応できそうだと思うんだけど。
日本語で使えるという話も、使う人の言葉を覚えるという話も、2026年の10月ごろの時点では見つからないまま。でも、やっぱり、自分専用の学習に期待したい!
