iPhoneを購入するとき、延長保証をつけるかどうかで悩んだことはありませんか?
特にAppleCare+は月額1,000円以上もするので、「本当に必要なの?」と迷ってしまいますよね。
画面を割ってしまったときや水没させてしまったときの修理代を考えると、保証があった方が安心な気もするけれど、毎月の料金負担も気になるところ。
そこで今回は、iPhoneの延長保証は本当につけた方がいいのか、AppleCare+の料金や補償内容、さらには他の選択肢まで詳しく調べてみました!
AppleCare+ってどんな保証サービス?
AppleCare+は、Appleが提供するiPhone向けの有料保証サービスです。
iPhone購入から30日以内に加入する必要があり、一度解約すると再加入はできません。
通常のiPhoneには1年間のメーカー保証が付いていますが、これは自然故障のみが対象。落として画面を割ってしまったり、水に濡らしてしまったりした場合は対象外なんです。
でもAppleCare+に加入していれば、こうした事故による故障も回数無制限で修理してもらえます。
💡 AppleCare+の主な特典
・画面割れ修理が3,700円(通常は機種によって20,000円〜50,000円以上)
・その他の損傷修理が12,900円
・バッテリー交換が無償(容量80%未満時)
・テクニカルサポートへの優先アクセス
・エクスプレス交換サービス(代替機の提供)
さらに「盗難・紛失プラン」を選べば、iPhoneを紛失したり盗まれたりした場合も12,900円で新品に交換してもらえます。
現在は月額払いも選択でき、解約するまで保証期間を延長し続けることが可能になっています。
AppleCare+の料金は機種によってどう違う?
AppleCare+の料金は、iPhoneの機種によって大きく異なります。
最新のiPhone 15 Proだと月額1,580円、2年一括払いなら31,800円という高額な設定になっています。
・iPhone 15 Pro/Pro Max:月額1,580円、2年31,800円
・iPhone 15/15 Plus:月額1,280円、2年25,400円
・iPhone 14:月額1,180円、2年23,400円
・iPhone SE(第3世代):月額580円、2年11,800円
つまり最新の上位モデルだと、2年間で約32,000円もの保険料を支払うことになるんです。
これは本体価格の約20%にもなる金額。けっこう大きな負担ですよね?
一括払いで契約した場合、2年後に延長するときは月額払いに切り替わります。このとき一括払い時の割引がなくなるため、実質的に料金が上がってしまうという注意点も。
ネット上では「AppleCare+は高すぎる。本体価格に上乗せされるとキツイ」といった声も多く見られます。
一方で「安心料だと思えば妥当かも」という意見もあり、料金に対する感じ方は人それぞれのようです。
延長保証をつけた方がいい人はどんな人?
では、実際にAppleCare+に加入した方がいいのは、どんな人なのでしょうか?
💡 延長保証をつけた方がいい人の特徴
・スマホをよく落としてしまう
・水回りでiPhoneを使うことが多い
・小さな子どもがいて壊される可能性が高い
・仕事でiPhoneが必須でトラブル時のダウンタイムを避けたい
・海外出張や旅行が多い
特に「エクスプレス交換サービス」が利用できるのは大きなメリットです。
故障したときに修理を待つ必要がなく、すぐに代替機を受け取れるため、仕事でiPhoneが欠かせない人には価値があるでしょう。
また、海外でもApple Storeがある地域なら修理や交換を受けられるので、海外によく行く人にもメリットがあります。
ただし、普通に使っていて特に心配がない人や、修理費用を貯金で賄える人にとってはコスパが悪いという声も。
「2年間で32,000円払うなら、その分を貯金しておいて実際に壊れたときに修理代に充てた方がいい」という考え方もあります。
AppleCare+以外の選択肢はある?
実は、iPhone用の保険はAppleCare+だけではありません。
「モバイル保険」など、月額200円程度から加入できるスマホ保険も数多く存在しています。
🔧 スマホ保険の主な特徴
1. 月額料金が安い(200円〜700円程度)
2. 最大3台まで登録可能なサービスもある
3. iPhone購入から1年以内なら加入できることが多い
4. 年間の補償上限はあるが十分な金額
例えば人気の「モバイル保険」は月額700円で、年間最大10万円まで補償してくれます。しかも最大3台まで登録できるので、家族のスマホをまとめて保険に入れることも可能。
AppleCare+と比べると圧倒的にコスパがいいんです。
また、大手キャリアの延長保証サービスもあります。
・ドコモ:ケータイ補償サービス(月額550円〜1,100円)
・au:故障紛失サポート(月額418円〜1,309円)
・ソフトバンク:あんしん保証パック(月額550円〜979円)
これらはAppleCare+より安価で、中古品での交換になることもありますが、実用性は十分です。
利用者のリアルな声
・「AppleCare+は高すぎるからモバイル保険に変えた。3台まで使えるし満足」
・「キャリアの保証で十分。Appleのサポートにこだわりがなければお得」
・「保険に入らずに修理費用を貯金してる。2年間壊さなければその分が浮く」
結局、延長保証はつけた方がいいの?
結論として、多くの人にとってAppleCare+は必要ないというのが実情です。
理由は料金の高さ。特に最新の上位モデルでは月額1,500円以上もかかり、2年間で本体価格の20%近くを保険料として支払うことになります。
それでも延長保証が欲しい場合は、AppleCare+以外の選択肢を検討してみてください。
✅ 延長保証選びのチェックポイント
・月額料金と年間の補償上限額
・加入できる台数制限
・修理時の自己負担金
・交換品が新品か中古品か
・サポート体制の充実度
スマホをよく壊してしまう人や、仕事で絶対に故障させられない人以外は、月額数百円のスマホ保険で十分かもしれません。
あるいは保険に入らずに、浮いた保険料を修理費用として貯金しておくという選択肢も。統計的には多くの人がiPhoneを2年間無事に使い続けているので、この方法でも問題ないでしょう。
ただし一度でも大きな故障をすると修理費用は高額になるため、自分の使い方やリスク許容度に合わせて判断することが大切です。
iPhone購入から30日という期限があるので、この記事の内容を参考に、ご自身にとって最適な選択をしてくださいね!