レッツノートにはSIMカードが使えるモデルがあります。
全部のモデルというワケではないのですが、「LTE対応モデル」を購入した場合には、別途格安SIMなどを契約することで、SIMカードを使用してネットに繋がる事が出来ます。
僕が購入したのはLTE対応モデルだったのですが、やろうやろうと思いつつ、SIMカードの設定をしないままに2ヶ月以上が過ぎてしまいました。
今日、ちょっとした失敗をした事もあって、いい加減SIMカードの設定をすることにしました。これでモバイルルーターを忘れても、レッツノートがネットに繋がります!(今日忘れて大変だったんです・・・)。
目次
レッツノートではどんなSIMカードが使えるの?
① Panasonicが動作確認済みのSIMカードはドコモかwanderlink
LTE対応のレッツノートでも、SIMカードならなんでも使用OKというワケではありません。
まず、LTE対応のレッツノートでも、SIMフリーのものとSIMロックがかかったものがあると言う点に注意です。
(via・askpc.panasonic.co.jp)
SIMフリーかSIMロックかの判断は、上の表から出来ます。僕の場合は2017年夏モデルのレッツノートなので、SIMフリーになっているはずですね。
- SIMロックの場合は使えのはドコモUIMカード
- SIMフリーの場合はドコモ以外も可
という感じになってきます。
一応、Panasonicが動作確認している通信サービスは、
- NTTドコモ社のLTE(Xi)契約の回線
- Panasonic Storeの Wonderlink LTE
となります。
僕が使用しているのはLINEモバイルのSIMカードなんですが、LINEモバイルはドコモの回線なので、レッツノートで使う事が出来ます。このSIMカードは普通にスマホで使う予定で契約したものだったのですが、それでも普通に使えました。
② レッツノートで使えるSIMカードの「サイズ」について
SIMカードには「サイズ」があります。
- micro
- nano
の2つが現在主流かと思うのですが、レッツノートの種類によって使えるSIMカードのサイズは異なります。
(via・askpc.panasonic.co.jp)
上の表を見れば、自分のレッツノートがどんなSIMカードに対応しているか分かります。
僕の場合は2017年夏のレッツノートSZなので、nanoサイズのSIMカードが対応しているという事が分かります。
レッツノートで使えるオススメのSIMカードは何?
レッツノートで使えるSIMカードとして、僕はLINEモバイルを推します。
LINEモバイルを推す理由ですが、単純に「LINEモバイルのSIMカードがレッツノートで使えたから」です。「え?そんな理由?」と思うかも知れないんですが、これはとても重要な点です。
なぜなら、多くの格安SIM業者はレッツノートでSIMカードを使う事を想定していない様で、設定が分からない時に「これってどうやってやるんですか?」と聞いても答えられない事が多いです(LINEモバイルとmineoに聞きましたが「動作確認を行っていない」という答えでした)。
ちなみにレッツノートに聞いても「通信事業者に聞いて下さい」と堂々巡りになります。笑
なので、僕がオススメ出来るのは、僕が実際に使っているLINEモバイルだけです。LINEモバイルなら低価格ですし、通信速度も問題ありません。
使えるかどうか事業者でも分からないなら、実際に使えたSIMカードを強烈にオススメするのは当然ですよね。笑
レッツノートにSIMカードを挿してみた!
ということで実際に、僕のレッツノートにSIMカードを挿してみたいと思います。ドキドキ。
ちなみに今回挿すのはLINEモバイルのSIMカードです。
こちらが僕のレッツノートSZです。2017年夏モデルですね。
コチラがLINEモバイルのSIMカードです。サイズはnanoですね。もしもSIMカードのサイズを変えたい場合は、LINEモバイルに問い合わせれば可能です。
SIMカードの挿入口は、バッテリーの下にあります(※レッツノートのシリーズによって異なります)。
なのでバッテリーを取り外す必要があります。電源ケーブルに繋がっていない状態でバッテリ-を外すと電源が消えてしまうので、できれば電源ケーブルに繋げた状態でバッテリーを外す様にしましょう。
※僕は予備バッテリー(シルバー)を別途購入したので、本体とバッテリーの色があべこべになっています。
バッテリーを外しました。
左の方に、SIMカードの挿入口があります。
「このレッツノートがどんなSIMカードに対応しているのか」が書かれていますね。これでSIMカードのサイズを間違えることはなさそうです。
ではSIMカードを挿入します。
SIMカードの挿入方向が図になっているので、とっても分かり易いです。
挿入口にSIMカードを突っ込んで、
押し込みます。カチッとハマる瞬間があるので、そこまで押します。
奥にハマって戻ってこなければOKです。もしもまた取り外したい場合には、SIMカードを押すとハマりが外れて飛び出てきます。
バッテリーをガチャンと戻します。
レッツノートの画面に「モバイルブロードバンドデバイスの設定」というメッセージが表示されました。
しかしこれだけではまだSIMカードを使った通信は出来ません。以下の設定も必要となります。
レッツノートに挿したSIMカードの”APN設定”の方法(挿しただけじゃ使えません!)
上の項でレッツノートにSIMカードを挿入しましたが、これだけではまだ通信が出来ません。以下の「APN設定」が必要となります。
ですが「ノートパソコンでのAPN設定」については、通信事業者としてはノータッチと思われます(想定外の使い方らしく教えられない”分からない?”ということだった)。
なのでレッツノートの説明書の「ワイヤレスWANの使い方」という部分を参照しましょう(レッツノートじゃないノートパソコンでも、説明書に記述があるはずです)。
レッツノートの各機種の説明書はネットから参照可能です。
上のリンクから自分のレッツノートを選んで、その先で「ワイヤレスWANの使い方」を選択して下さい。
以下では僕のレッツノートにLINEモバイルを設定した時の手順をご紹介します。一例としてご覧下さい。
まずはWindowsの画面左下にある、Windowsアイコンをクリックします。
「ネットワークとインターネット」をクリックします。
左のタブから「携帯電話」をクリックします。
「詳細オプション」をクリックします。
「APNを追加します」をクリックします。
APN情報を入力します。
- 【プロファイル名】LINEモバイル
- 【APN】line.me
- 【ユーザー名】line@line
- 【パスワード】line
- 【サインイン情報の種類】CHAP
- 【IPの種類】IPv4
- 【APNの種類】インターネット
僕は上の様に入力しました。これはレッツノートとLINEモバイルのサポートに問い合わせて得た情報を元に入力しています。僕は実際に、これでネットに繋がる様になりました。
もしもこの時点でネットに繋がらない場合は、「少し待つ」ことや「パソコンの再起動」で繋がる様になる場合もある様です。LINEモバイルの開通がまだの場合はそもそもSIMカードが使える状況になっていないので、まずは開通作業をする様にしましょう。
ちなみに、設定が正常に済むまでは「NTT DOCOMO」の横に「HSDPA」と書かれていたのですが、
設定が終わりネットに繋がる様になると「HSDPA」の文字が「LTE」に変わりました。
HSDPAというのは3G回線の事を意味しているらしく、最初この表示を見た時は「え!LINEモバイルってLTEじゃないの?レッツノートのLTEモデルで使えないんじゃ・・」なんて心配になったのですが、設定が終わったら「LTE」の表示に変わりました。よく分かりません。笑
格安SIM×ノートパソコンの組み合わせが快適過ぎてヤバい
レッツノートにLINEモバイルの格安SIMを挿してみて、ネットが快適でたまりません。
やはり「早く、安定して繋がる」ことは重要です。データ通信量には当然上限があるので「YouTube見まくり」とは行きませんが、テキスト入力などの仕事メインの使い方であれば、ノートパソコンにLINEモバイルのSIMカードを挿すのはオススメ出来ますよ!