僕は10年くらいトラックボールマウスを使っているトラックボールマウス信者なんですが(キモ)、先日、待ちに待った新型トラックボールマウスが届きましたので、早速レビューしてみたいと思います。
早速と言っても届いてから結構経っている気がするんですが、ちょっと忙しくて放置プレイしていました(^^;ゞ
目次
ロジクール7年振りの新型トラックボールマウス!Amazonで予約購入しました!
ということでコチラ念願のMX ERGO(MXTB1s)です。
Amazonの段ボールにめちゃくちゃ簡素な包装で入っていたので正直テンションが上がる間もなく登場してきました。笑 やっぱりそういうところはAppleがうまいですね。
ロジクールの新型トラックボールマウス「MX ERGO(MXTB1s)」レビュー!
① ファーストインプレッションは「デカ」「重」
箱をぱっかり開けるとこんな感じです。この時点で「デカい!」って思いました。
付属品はこんな感じです。簡素。右のUSBケーブルはマウスを充電する為のものですね。
ごろーんと出てきたMX ERGO(MXTB1s)。
デカい上にずっしり重くて、感覚的には、前世代機のM570の1.5倍って感じです。実際にはそんなにデカくないと思うのですが、触るとデカいし持つと重いです。
手に持ってみた感じ。僕は手がデカめなので分かりにくいかも知れませんが、MX ERGO(MXTB1s)はデカいです。でもなんか「いい感じ」のデカさ。しっくり安定するというか、安定させる為の重さって感じがしました。
後ろはこんな感じ。ペアリング方法を書いたシールが買ってあります。
シールを剥がすとこんな感じ。
裏面は全体が滑り止めになっています。これは嬉しい変更点。M570の滑り止めはノリで貼り付けてあるだけなので、使っているうちに外れてしまうんですよね。
MX ERGO(MXTB1s)と、前世代機のM570を並べてみました。こうして並べてみるとそんなに大きさが違わない様にも見えるんですが、実際に持ってみると体感値は1.5倍です。
MX ERGO(MXTB1s)のトラックボールはM570と同様に外せますが、後ろから押す穴が小さくなったので、ペンだったりを使わないと押し出せません。
(MX ERGO(MXTB1s)の裏の板はマグネットになっていて外せます)
トラックボールを取って・・・・
M570と交換することも出来ました。ボールの大きさは同じなんですね。
もしもボールを紛失した際はM570のトラックボールを試してみるのもアリかもです。
② 全体的に高級感のある外観!なにせ1万円を超える高級マウスですからw
MX ERGO(MXTB1s)はM570に比べて、高級感がかなり増しました。さすが高級マウス、という感じです。つや消しのブラックになっていて、全体が全て止めっぽい素材になってます。
MX ERGO(MXTB1s)とM570を並べると一目瞭然ですね。M570はすごくプラスチッキーです。
③ ウリの一つは「傾き」で疲れにくくなること!確かに扱いやすい気もします
MX ERGO(MXTB1s)の底面には板がくっついていて、これが絶妙な傾斜を作り出してくれます。
この板は、押すと傾きが変わります。
ぺこん、とこんな感じ。
たまに意味もなくペコンペコンやりたくなります。
そして、実はこの板は外れます。
マグネットになっているんです。
へこみと出っ張りを合わせてくっつけると元に戻ります。
板を外すとシリアルナンバーだったり、トラックボールを押し出す為の穴だったりがあります。
④ 接続はレシーバーとBluetoothの2種類に
M570まではパソコンとの接続方法がこのレシーバーだけだったんですが、MX ERGO(MXTB1s)からはBluetooth接続も使える様になりました。確かロジクールがレシーバーにこだわり続けたのは「Bluetoothだと接続が不安定になるから」ということだった気がするんですが、その辺がクリアできたのかも知れませんね。MacBookがUSB端子なくしたりしてるので、それの影響もあるのかも。
1つレシーバーが付属しているので、もちろんこれを僕は使います。
MX ERGO(MXTB1s)とパソコンの接続方法が、底面のシールに書かれていました。
この通りにやればOKです。特に難しいことはありませんでした。
僕の場合は、1にメインのパソコンを割り当てて、2にサブのパソコンを割り当てしています。
⑤ 乾電池からの解放!ようやくUSB充電に対応しました
これは地味に嬉しい進化。MX ERGO(MXTB1s)はUSB充電に対応したので、電池切れの心配をする必要がありません。一旦満充電にすると4ヶ月も持つみたいです。超便利。
⑥ 2台のパソコンに接続可能!手元のボタンで瞬時に切り替え!
MX ERGO(MXTB1s)は2台のパソコンに接続をする事が出来ます。
今まではメインのパソコンとサブのパソコンに対してそれぞれM570を購入していたのですが、今日からはMX ERGO(MXTB1s)1台でよくなります!
※ペアリング方法は上の項のシールを参照。
マウス中央のボタンを押すと、1と2の数字が切り替わります。
上の画像の場合は1に切り替えしてあります。
上の画像の場合は2に切り替えてあります。
切り替えはこんな感じで、マウスを普通に持った状態からスムーズに行う事が出来ます。
僕が気になっていたのは「切替の速度」なんですが、だいたい2秒弱で切り替わります。ポチッと切替スイッチを押したら、一瞬・・・とは言いませんが、かなり早く切り替わっている印象。こんなに早く切り替わるのか~とちょっと感動しました。
ちなみに1のパソコンにはレシーバー、2のパソコンにはBluetoothで接続しています。
※追記。2秒弱で切替と言ったのですがもっと早かったです。Bluetoothからレシーバーに切り替える時は本当に一瞬で、レシーバーからBluetoothに切り替える時は1秒くらいって感じですかね。
今まではこんな感じで複数のM570を見分けるためにシールなんか貼ってたのですが、それももう必要ないですね。スマートに1台のMX ERGO(MXTB1s)でOKになりました。
⑦ 操作がなんだか個気味良い!スクロールキーが超滑らかです
MX ERGO(MXTB1s)を使っていて思ったのは、「なんだか操作が小気味良い」ということ。
とりあえずスクロールキーが滑らかに動くのは感じるのですが、恐らくその他にも「角度」とか「手に持った感触の良さ」が手伝って小気味良いと感じるのかも。
⑧ 操作方法など
MX ERGO(MXTB1s)の操作方法はだいたい上の画像の様になります。
僕は最初①と②は好きな操作を割り当てられるスイッチかな?と思ったのですが、普通に「戻る」と「進む」でした。笑
⑨「精密モード」という、カーソルがゆっくり動くモードがあります
上の画像はちょっと暗くて見にくいのですが、トラックボールの近くにスイッチがあって、これを押すと精密モードというのが作動します。
これは「カーソルが超ゆっくり動く様になる」モードで、だいたい体感としてはカーソルの速度が通常の10分の1くらいになっている感じです。
正直僕はこれを活用する場面に出くわしていないのですが、職種などによっては必要なのかも。
専用のソフトウェアのダウンロードをすると細かい設定が可能です
MX ERGO(MXTB1s)はレシーバーを挿すだけで使える様になるし、Bluetoothでペアリングするだけでも使える様になるんですが、細かい設定をする為にはロジクールからソフトウェアをダウンロードする必要があります(そもそも必ず必要なのかも?知れません)。
上の公式サイトにアクセスをして、ソフトウェアをダウンロードして下さい。
インストールしたソフトウェアを起動するとこんな感じです。
メニューは日本語化されているので、分かり易いと思います。
あまりいじりたい設定はなかったのですが、僕は「スムーズスクロール」の機能をオフにしました。これがあるとスクロールの終わりが流れる様になってしまってカチッと止まらないので、使いにくかったです。
logicool Flowという機能があるみたいなんですが、これはまだ試してません。もし試したら使い方を追記します。
カフェwの小さい机で使うとこんな感じです
ということで早速MX ERGO(MXTB1s)を持ってノマドって来ました。ちなみにリュック移動なので重さは全く気にならず。
で、久し振りにスタバに行ってみたんですが、スタバのシャレオツなちっさいテーブルに、レッツノートとともにMX ERGO(MXTB1s)を置いた図が上なり。
まあ普通に使えますね。別に大きいとか感じません。違和感ナシ。がっしりして安定感があって、なんか頼りがいのある相棒って感じですね。
高級トラックボールマウスMX ERGO(MXTB1s)は”買い”か?M570から乗り換える必要はある?
僕はM570が複数現役の状態でこのMX ERGO(MXTB1s)を購入したのですが、買って良かったなと思っています。一番のメリットは複数のPCに1台のマウスで対応出来るところですね。
ただ、パソコンは1台だけ、という場合であれば、あえてMX ERGO(MXTB1s)を選ぶ必要はなくて、M570でもいいかもです。なんせ3倍の値段ですからね。
ですが何にしても、トラックボールマウスは神なのでどちらかは買った方がいいと思います。笑 本当に使いやすいですよ。