おじさんです。
スマホに水分は大敵!という事は常識としてよく知られていますよね。でもこんな驚きの説があるんです。「スマホを海に水没させた場合、真水で洗う事で復活の可能性が上がる」。
これってどういう事なのでしょうか?
目次
スマホの大敵は水ではない?
実はスマホの大敵となるのは「水分自体」ではないと言われています。
- 水に濡れた基盤に電気が通る事でショートする
- 水に含まれた不純物が接触不良を起こす
この2点こそがスマホが水没した時の故障原因なのです。どちらも水は関係しているのですが、それ自体では壊れる事は少ないのです。
そして「海水に水没したスマホを水で洗う」というのは、②の理由から来ています。
海水の中に水没したスマホは、真水で洗う?
海水というのは様々な不純物が含まれており、それがスマホにべっとりと付いた場合、いくら乾かしたとしても不純物はスマホにこびりついたままです。それでは、せっかく乾いてもスマホは正常に動作しないのです。
ですから、水を怖がる事なく、むしろ真水で再度洗う必要があるのです。海水という不純物にまみれた水分を、真水できれいに洗い流してやり、その後乾燥させる事によって、スマホの復活の確立は高まる、という訳です。
もちろんこの時に電源を付けていたら台無しです。通電した状態のスマホに水分は厳禁ですから、水を付けた時点でショートして壊れてしまいます。もうそうなったら自力で直すことは不可能となります。
- 海水に水没したスマホを取り出す
- 電池パックを抜く(抜けないなら、電源を落とす)
- 真水で良く洗う(すすぐ)
- 3日間自然乾燥させる
この事により、スマホが復活する可能性が高くなります。「3日間も待てるのか?」というところがポイントになると思いますが、もしも無理であれば新しいスマホを買うか、ダメ元で1日くらいの自然乾燥で電源をオンにしてみるしかありません。
まずは何より水没させない事が大切です。海などの水場に、防水でないスマホを持っていく事は大変リスクが高いですから、やめておいた方が賢明かと思います。