おじさんです。
先日、「林先生が驚く初耳学!」という番組で、スマホが水没した時に90%復活する裏ワザ、というコーナーをやっていました。
「裏ワザ」という部分に反応してしまったので、それがどんなものなのかまとめてみたいと思います。
目次
林先生の番組で紹介された、水没したスマホが90%復活する裏ワザ!
番組には、湘南工科大学、電気電子工学科の、櫻井勇良准教授が登場。
櫻井准教授によれば「水没したスマホは自力で70%は復旧出来る」との事。
ん?90%じゃないの?とツッコミを入れたくなるんですが、それはVTRを見ている内に明からになるのでしょう。
それでは櫻井准教授のお手並み拝見と行きましょうか・・・!
櫻井教授による「水没したスマホの直し方」
- 水没したスマホを水の中から取り出す
- 電池パックを抜いて、よく拭く。
- あとは自然に乾くのをひたすら待つ。
ええ?!これだけ?と思うかもしれないですよね。僕も思いました。しかもこの方法では、シリカゲルなどの乾燥剤と一緒にタッパーに入れる、という方法ではなく、ただ単に置いておくだけ。まさに自然乾燥。
そしてこの方法のキモなんですが、それはそのままの状態で3日間自然乾燥させる、と言う事。笑 確かに待てば待つほど良いとは思うのですが、なかなかの長時間です。スタジオのタレントさん達も驚いていました。
そして3日が経ち、自然乾燥したスマホの電源を入れると・・・スマホの電源は付かず。付かず。
・・・この方法ではスマホは復活しないのか?と思われたのですが、なんと残りの8台は普通に電源が付き、復活していました。
同じ条件で水没させた10台のスマホのうち、8台が復活する、という事になりました。これはかなりの高確率かも?
櫻井准教授によれば、スマホは水に強い?
櫻井准教授によれば、スマホ内部の電子回路が水に弱い、という訳ではないとの事。
スマホが水没により壊れる原因は、スマホ内部に水が残った状態で電気を通した事による「ショート」が原因だとの事。ショートすることにより内部の回路が破損するのだそうです。あとは「水に含まれる不純物が接触不良を起こす」のだそうです。
- スマホ内部でショートが起こる事によって壊れる
- 水に含まれる不純物が接触不良を起こすことによって壊れる
・・と言う事が説明されていました。
つまり、電気を通さない状態で乾燥させて水分を抜いてあげれば、スマホは復活する可能性が高い、という理屈でした。
水に含まれる不純物・・と言う事で言うと、海水などに水没させた場合、一度真水できれいにスマホを洗ってあげた方が、復活の可能性が上がるそうです。
魔法の液体を使うと、水没したスマホの90%は復活する
ここで「90%復活」の根拠が登場です。90%の確率で水没したスマホを復活させるには、ある液体を使います。それが「Revive a phone(リバイバフォン)」。直訳すると「スマホをよみがえらせる」みたいな感じでしょうか。
イギリスで発売されたこの液体を使えば、90%の確率でスマホを復活させる事が出来るのだとか。
- リバイバフォン(液体)の中に水没したスマホを沈める(再度水没させる)
- 再度水没させた状態で7分間待つ
- リバイバフォンから取り出して、24時間待つ
この事により、90%の確率で水没したスマホがよみがえるのだとか。これは「基板がショート」する事に対応するというのよりも、「不純物を取り除く」事に着眼した商品の様ですね。
本当にこの事によって90%の確率でスマホが復活するのでしょうか?わらにもすがりたい思いの時だったら、買ってしまうかも知れませんね。ちなみにリバイバフォンは5700円するそうです。もしも買うなら、残りの10%に入らないことを祈りたいものですね。
※番組中には5700円となっていたのですが、調べて見たところ、公式サイトには3600円という表記がされていました。価格が変わったのかも知れないですね。