手首につけているだけで健康管理から決済まで、日常のさまざまなシーンでサポートしてくれるApple Watch。
「Apple Watchって本当に必要なの？」「どんな人に向いているの？」と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。
実際、わたしも購入を検討する際にいろいろ調べてみました。
この記事では、Apple Watchの機能やメリット、どんな人に向いているのかを具体的にご紹介します。
Apple Watchで何ができる？
Apple Watchは、単なる時計ではなく、iPhoneと連携して多彩な機能を提供するスマートウォッチです。
2015年に初代モデルが発売されてから、年々進化を続けています。
主な機能は以下の通りです。
【健康管理機能】
・心拍数測定
・血中酸素濃度測定
・睡眠記録
・ワークアウト記録（運動時間、距離、消費カロリーなど）
・不規則な心拍リズムの通知
・転倒検出機能
・心電図アプリ
・服薬リマインダー
・月経周期記録
Apple Watchは体のさまざまなデータをリアルタイムで測定し、健康状態を把握できます。
例えば、不規則な心拍リズムを検知した場合は通知で知らせてくれるので、早めに医師の診察を受けることができます。
【通知・コミュニケーション機能】
・iPhoneの通知を手元で確認
・電話の発着信
・メッセージの確認・返信
・トランシーバー機能
iPhoneをカバンやポケットから取り出さなくても、手首で通知を確認できるのは非常に便利です。
また、内蔵マイクとスピーカーを使って通話ができるので、手が塞がっているときでもコミュニケーションが取れます。
トランシーバー機能を使えば、家族や友人とワンタッチで音声メッセージをやり取りできます。
【決済・便利機能】
・Apple Pay（キャッシュレス決済）
・Suica等の交通系IC
・マップ・ナビゲーション
・iPhoneを探す機能
・音楽コントロール
・カレンダー・リマインダー
Apple Watchがあれば、コンビニでの買い物や電車の改札もタッチするだけ。
財布やiPhoneを出す手間がなくなります。
また、家の中でiPhoneをどこに置いたか忘れたときは、Apple Watchから呼び出し音を鳴らして探せるのもとても役立ちます。
Apple Watchが必要な人はどんな人？
Apple Watchはすべての人に必要というわけではありません。
特に以下のようなライフスタイルや特徴を持つ人にとって、Apple Watchは大きなメリットになるでしょう。
健康管理に関心が高い人、キャッシュレス決済をよく使う人、忙しいビジネスパーソンなど、特定のニーズを持つ人にApple Watchは特に便利です。
【健康・運動に関心がある人】
・日々の活動量を記録して健康維持したい人
・ランニングやウォーキングなど運動のデータを測定したい人
・睡眠の質を改善したい人
・心拍数や血中酸素濃度など健康指標をモニタリングしたい人
健康管理や運動記録に関心がある人にとって、Apple Watchは強力なパートナーになります。
例えば、ワークアウトアプリでは運動の種類ごとにデータを記録し、目標達成をサポートしてくれます。
【キャッシュレス生活を重視する人】
・電子マネーやクレジットカードをよく使う人
・公共交通機関をよく利用する人
・スムーズな支払いを重視する人
Apple Payやモバイルスイカに対応しているため、腕をかざすだけで支払いが完了します。
特にランニングなど、財布やiPhoneを持ち歩きたくない場面でも、Apple Watchだけで買い物ができるのは便利です。
【忙しいビジネスパーソン】
・会議中にさりげなく通知を確認したい人
・スケジュール管理を効率化したい人
・移動時間を有効活用したい人
会議中にスマホを見るのは失礼ですが、Apple Watchならさりげなく通知を確認できるので、重要な連絡を逃しません。
また、カレンダーやリマインダー機能を活用すれば、予定管理もより効率的になります。
【子育て中・手が塞がりやすい人】
・子育てで両手がふさがることが多い人
・料理中や運転中など、iPhoneを取り出しにくい状況が多い人
・緊急連絡を見逃したくない人
子育て中や料理中など、両手がふさがっている状況でも、腕を少し動かすだけで通知を確認できます。
また、家族とのトランシーバー機能を使えば、例えばショッピングモールで家族と離れてしまったときもすぐに連絡が取れます。
Apple Watchを購入する前に知っておきたいポイント
Apple Watchの魅力をお伝えしてきましたが、購入を検討する前に知っておくべきポイントもあります。
【モデルの選び方】
・エントリーモデル：Apple Watch SE（32,800円〜）
・標準モデル：Apple Watch Series 9
・アウトドア向け高性能モデル：Apple Watch Ultra
初めてApple Watchを購入する方には、Apple Watch SEがおすすめです。
基本的な機能を押さえつつ、比較的手頃な価格で購入できます。
一方、より高度な健康管理機能や常時表示ディスプレイを求める方は、Series 9以降のモデルを検討するとよいでしょう。
いずれのモデルもiPhoneとの連携が前提なので、iPhone利用者でない場合はApple Watchの機能を十分に活用できません。
【デメリットと注意点】
・バッテリー持ちが短い（1〜2日に1回は充電が必要）
・多機能すぎて使いこなせない可能性がある
・毎年新型が出るため古いモデルはすぐに旧式になる
特にバッテリーは毎日充電する習慣をつける必要があります。
長期旅行などで充電できない環境では使いにくい点は覚えておきましょう。
【基本的な使い方】
・Digital Crown（りんごの下の丸いボタン）を回して画面をスクロール
・サイドボタンを押してコントロールセンターを表示
・上下左右にスワイプして機能にアクセス
・文字盤を長押しして好みのデザインに変更可能
操作は直感的で簡単ですが、初めは慣れが必要です。
Apple公式の設定ガイドに沿って設定すれば、すぐに使い始められます。
Apple Watchの必要性は、人による！
Apple Watchが必要かどうかは、結局のところあなたのライフスタイルによって大きく変わってきます。
健康に関心が高い方、キャッシュレス生活を送りたい方、忙しいビジネスパーソン、そして子育て中などで手がふさがりやすい方にとっては、日常生活をより便利にしてくれる心強いアイテムとなるでしょう。
一方で、シンプルな生活を好む方やスマートフォンとの連携にあまり関心がない方にとっては、必ずしも必要なアイテムとは言えません。
わたし自身、Apple Watchを使ってみて、特に健康管理と通知確認の面で便利さを実感しています。
毎日の歩数や心拍数をチェックすることで健康への意識が高まりましたし、iPhoneをいちいち取り出さなくても重要な通知を逃さずにすむようになりました。
「便利なガジェットが好き」「健康管理を前向きに取り組みたい」「キャッシュレス決済をもっと活用したい」といった思いがあれば、きっとApple Watchはあなたの生活に新しい価値をもたらしてくれるはずです。
ぜひ自分のライフスタイルやニーズに合わせて、Apple Watchの導入を検討してみてください。
