突然ですが、フィッシングメールに騙されて個人情報を入力してしまった経験はありませんか?
最近のフィッシングメールは本物そっくりで、うっかり引っかかってしまうことも珍しくありません。
でも大丈夫です!
適切な対処をすれば被害を最小限に抑えることができるんです。
今回は、フィッシングメールで個人情報を入力してしまったときの具体的な対処法について調べてみました!
フィッシングメールで個人情報を入力するとどんな危険があるの?
フィッシングメールで個人情報を入力してしまうと、様々な危険が待ち受けています。
まず一番怖いのが金銭的な被害で、クレジットカード情報を盗まれると勝手に買い物されてしまったり、銀行口座の情報が漏れると預金を引き出されてしまう可能性があります。
また、SNSやショッピングサイトのIDとパスワードを入力してしまうと、アカウントを乗っ取られて友人に迷惑をかけてしまうこともあるんです。
氏名や住所などの基本的な個人情報でも、名簿業者に転売されて今後も様々な詐欺のターゲットにされる危険性があります。
さらに厄介なのが、送信ボタンを押していなくても第三者に個人情報が漏れている可能性があることです。
つまり、「あ、間違えた!」と思って画面を閉じても、すでに情報が抜き取られている場合があるということなんですね。
すぐにやるべき対処法は?
フィッシングメールに個人情報を入力してしまったと気づいたら、まずは落ち着いて以下の手順で対処していきましょう。
時間が経てば経つほど被害が拡大する可能性があるので、スピードが勝負です!
最初にやるべきことは、入力してしまった情報の種類を整理することです。
クレジットカード情報なのか、銀行口座情報なのか、それともSNSのログイン情報なのかによって対処法が変わってきます。
1. 入力した個人情報の種類を確認する
2. 該当するサービス提供会社に緊急連絡する
3. パスワードやIDをすぐに変更する
4. 警察やサイバー犯罪相談窓口に相談する
これらの対処は可能な限り同時進行で行うのがベストです。
一つずつやっていると、その間に悪用されてしまう可能性があるからです。
家族や信頼できる人に手伝ってもらうのも効果的ですね。
クレジットカード情報を入力してしまった場合はどうするの?
クレジットカード情報を入力してしまった場合は、何よりも早急にクレジットカード会社に連絡することが重要です。
多くのカード会社では24時間対応の緊急連絡先を用意しているので、深夜でも遠慮なく連絡しましょう。
カード会社に連絡する際は、フィッシングサイトに情報を入力してしまった旨を正直に伝えてください。
恥ずかしがる必要はありません。
カード会社は慣れているので、迅速にカードの利用停止手続きをしてくれます。
1. クレジットカード会社の緊急連絡先に電話する
2. カードの利用停止を依頼する
3. 直近の利用明細を確認する
4. 身に覚えのない取引があれば報告する
また、同じカード情報を複数のネットショップで使用している場合は、それらのサイトでも情報を変更しておくと安心です。
面倒に感じるかもしれませんが、これで不正利用のリスクをグッと下げることができますよ。
銀行口座情報を入力してしまった場合の対応は?
銀行口座の情報を入力してしまった場合は、預金の不正な引き出しという深刻な被害につながる可能性があるため、一刻も早い対応が必要です。
幸い、個人口座については法律による補償制度があるので、諦めずにまずは銀行に連絡しましょう。
銀行への連絡は、電話だけでなくインターネットバンキングやアプリからでも可能な場合が多いです。
状況に応じて口座の利用停止を依頼し、不正な取引がないかチェックしてもらいましょう。
1. 利用している銀行の緊急連絡先に電話する
2. 口座の利用停止を依頼する
3. 通帳記帳やネットバンキングで取引履歴を確認する
4. 不正な引き出しがあれば警察に被害届を提出する
すでに金銭的な被害が発生している場合は、都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口にも連絡してください。
被害届を提出することで、犯人の特定や被害の回復につながる可能性があります。
また、同様の被害を防ぐための情報提供にもなるんです。
フィッシングメール被害を最小限に抑えるコツ
今回調べてみて、フィッシングメールの被害に遭ってしまっても、迅速な対応で被害を最小限に抑えられることがわかりました。
大切なのは恥ずかしがらずに関係機関にすぐ連絡することと、パスワードの使い回しをやめることですね。
普段から公式サイトのブックマークを活用して、メール内のリンクをクリックする癖をやめるだけでも、かなりリスクを減らせそうです。
万が一被害に遭ってしまった場合も、今回紹介した対処法を参考にして、慌てずに適切な行動を取ってくださいね!