シークレットモードを使えば誰にも見られないと思っていたのに、実はWi-Fi管理者には全部バレているという事実を知ってしまいました。
カフェや職場、学校のWi-Fiを使っている人は要注意かもしれません。
一体シークレットモードって何を隠してくれるのか、気になって最新情報を調べてみました！
1. シークレットモードでもWi-Fi管理者にバレるって本当？
シークレットモードを使ってもWi-Fi管理者には閲覧履歴がバレます。
これは多くの人が誤解しているポイントなんです。
シークレットモードが隠してくれるのは、自分のデバイス内の履歴だけ。
ネットワークを通過するデータは、普通のモードと変わりません。
シークレットモードのホントの役割は、ブラウザにCookieや閲覧履歴を残さないこと。
つまり、同じパソコンやスマホを使っている家族や友人に見られないようにするための機能です。
でも、Wi-Fiルーターやインターネットサービスプロバイダが保持するデータには影響を与えません。
Wi-Fi管理者は、ルーターを通過するすべての通信を記録できる立場にあります。
どのデバイスが、いつ、どのサイトにアクセスしたかという情報は、シークレットモードを使っていても筒抜け。
ルーターの管理パネルにアクセスできる人なら、接続中のオンライン活動を見ることができてしまいます。
2. Wi-Fi管理者に具体的に何が見えるの？
Wi-Fi管理者が確認できる情報には、いくつかのレベルがあります。
最も基本的なのは、アクセスしたサイトのドメイン名。
例えば「youtube.com」や「twitter.com」といった情報は、HTTPSで暗号化されていても見えてしまうんです。
ただし、サイト内のどのページを見たかまでは分からないケースが多いです。
YouTubeにアクセスしたことは分かっても、具体的にどの動画を視聴したかまでは把握できません。
入力したパスワードやメッセージの内容も暗号化されているので安心です！
Wi-Fi管理者が見られる主な情報は、
・アクセスしたサイトのドメイン名
・接続した時刻と通信量
・使用したデバイスの識別情報
・DNSリクエストの内容
こんな感じで記録されています。
特に会社や学校のネットワークでは、詳細なログを取っているケースも珍しくありません。
ルーターのログには、接続されたデバイス、タイムスタンプ、ソース、IPアドレスが表示されます。
- 家のWi-Fiでもルーター管理者（家族など）が管理画面に入れば接続先を確認できる
- 会社や学校のWi-Fiでは管理者が通信ログを監視できる環境が整っている
- シークレットモードでもネットワーク上のやり取りは隠せない
3. シークレットモードとVPNは何が違うの？
シークレットモードとVPNは、プライバシー保護のレベルがまったく違います。
シークレットモードは、ローカルのデバイス上で閲覧履歴を隠すだけ。
一方でVPNは、接続を暗号化してIPアドレスを隠し、オンライン上の匿名性を提供するんです。
VPNを使うと、Wi-Fi管理者には「VPNサーバーに接続している」ということしか分かりません。
実際にどのサイトを見ているかは、暗号化されたトンネルの中を通るので見えなくなります。
ISPやネットワーク管理者からアクティビティを隠したい場合は、VPNを使用するのが効果的です！
ただしVPNにも注意点があって、無料のVPNサービスは逆に個人情報を収集しているケースもあります。
信頼できる有料サービスを選ぶのがおすすめ。
VPNは暗号化された接続により、ハッカーやオンライン監視からも保護してくれます。
シークレットモードは端末内の履歴を残さないため、共有デバイスの利用に最適です。VPNはネットワーク管理者やISPからも閲覧履歴を隠せるため、外出先のWi-Fi利用時に有効。
4. 完全に履歴を隠すにはどうすればいい？
Wi-Fi管理者から完全に閲覧履歴を隠したい場合、いくつかの方法があります。
最も確実なのはVPNの利用ですが、もっとシンプルな方法もあるんです。
スマホのモバイルデータ通信に切り替えるという手もあります。
Wi-Fiを切ってしまえば、その管理者には何も見られません。
データ容量に余裕があれば、この方法が最もカンタンで確実です。
職場や学校のWi-Fiでは、閲覧履歴を追跡するツールが導入されているケースもあります。
セキュリティ対策が万全になっており、簡単にアクセス記録が見られる環境になっていることが多いです。
対策方法をまとめると、
1. VPNサービスを利用する
2. モバイルデータ通信に切り替える
3. 自宅のWi-Fiを使用する
状況に応じて使い分けることが大切です。
5. シークレットモードのホントの使い道は？
シークレットモードが役立つシーンは、実はたくさんあります。
一番多いのが、共有パソコンを使うとき。
図書館やネットカフェで使った後、履歴を残したくないケースでは便利なんです！
また、ログイン状態をリセットしたいときにも使えます。
普段とは別のアカウントで一時的にログインしたい場合、シークレットモードなら元のアカウントに影響を与えません。
新しいウェブサイトやアプリケーションをテストする際にも、通常のブラウジングモードとは異なる環境を簡単に作ることができます。
シークレットモードで便利なポイントは、
・家族や友人と共有するデバイスでの利用
・別アカウントでの一時的なログイン
・Cookieをリセットした状態でのサイト閲覧
・プレゼント検索で広告追跡を避ける
こんな感じで活用できます。
ただしネットワーク管理者から隠す機能ではないことを理解しておく必要があります。
1. ルーターのログには記録が残る
2. ISP（プロバイダー）はアクセス履歴を把握できる
3. ログインしたサイトはアクティビティを記録できる
4. DNSキャッシュから訪問サイトがバレる可能性がある
まとめ
シークレットモードは便利な機能ですが、Wi-Fi管理者から閲覧履歴を隠すことはできません。
あくまで自分のデバイス内に履歴を残さないための機能なんです。
職場や学校のWi-Fiでホントにプライバシーを守りたいなら、VPNの利用を検討するのがいいかもしれません。
それぞれのツールの特性を理解して、上手に使い分けることが重要です。
調べてみて分かったのは、完全なプライバシーを守るには複数の対策を組み合わせる必要があるということでした！
