楽天市場で買い物をしていると、購入履歴がどんどん溜まっていく。
家族に見られたくない買い物や、もう必要ない古い注文履歴を削除したいと思うこともあるはず。
でも実際のところ、楽天市場の購入履歴って消すことができるんでしょうか。
今回は2025年10月時点での最新情報をもとに、楽天市場の購入履歴を削除したり非表示にしたりできるのか調べてみました!
1. 楽天市場の購入履歴は削除できるの?
楽天市場の購入履歴は削除できません。
2025年10月現在、楽天市場では購入履歴を個別に削除する機能は用意されていないようです。
これは楽天公式ヘルプにも明記されている公式の仕様となっています。
一度アカウントに記録された購入履歴は、アカウントが存在する限りずっと残り続ける仕組み。
楽天市場が購入履歴の削除機能を提供していない理由は、システム設計と法令順守の観点から設計されているためとされています。
また、リピート購入を促進するキャンペーンなどで購入履歴を活用していることも理由の一つと考えられているようです。
購入したショップが楽天市場から撤退しても、購入履歴だけは残る仕組みになっているんですね!
2. 購入履歴を非表示にすることはできるの?
残念ながら、楽天市場には購入履歴を非表示にする公式機能もありません。
楽天公式ヘルプには「購入履歴は、削除することも、非表示にすることもできません」と明記されています。
部分削除や非表示も不可能で、楽天市場では取引データを一元管理しているため、一部の注文だけを隠すこともできない仕様なんです。
Amazonでは注文履歴を非表示にできる機能がありました。
しかし2025年5月15日に正式廃止され、8月19日以降は過去の非表示注文もすべて復帰しています。
大手ECサイトでも履歴管理の方針が変わってきているようです。
3. 閲覧履歴は削除できるの?
購入履歴とは違い、閲覧履歴は削除することができます。
楽天市場の閲覧履歴は、トップページの右上「閲覧履歴」ボタンから確認できます。
削除したい商品の右側に表示されるごみ箱マークを選択するだけです。
「閲覧履歴からこの商品を削除しますか?」という表示が出るので、「OK」を選べば閲覧履歴を削除できます。
削除の手順はシンプルで、
1. 楽天市場の「閲覧履歴」ページへアクセス
2. 削除したい商品のごみ箱マークをクリック
3. 確認画面で「OK」を選択
4. 閲覧履歴が削除される
こんな感じで設定できます!
また、「閲覧履歴を使わない」に設定変更すると、閲覧履歴は完全に削除されます。
閲覧履歴は商品ページを「見ただけ」の記録なので削除可能ですが、購入履歴は取引記録として扱われるため削除できないんですね。
4. ログインしないで買い物をする方法はあるの?
実は楽天市場では、ログインしないで買い物をすることができます。
ログイン情報が残らないので、必然的に購入履歴も残りません。
商品を買い物かごに入れて購入手続きに進むと、「楽天会員に登録しない」という選択肢が表示されます。
これを選択して購入手続きを進めれば、アカウントに履歴が残らずに買い物ができるんです。
商品をかごに追加後、購入手続き画面で「会員登録しないで利用する」を選択すると、ログインなしで買い物が完了します。
ただし、ログインしないことで住所や支払い方法などをその都度入力する必要があります。
また、ログインなしで購入するとポイントがもらえないという点にも注意が必要です。
5. 購入履歴を見られないようにする対策はあるの?
購入履歴自体は削除できませんが、他人に見られにくくする工夫はいくつかあります。
最も基本的なのは、楽天市場にログインせずに(ログアウトした状態で)見ることです。
ログインなしで閲覧すれば、購入履歴・閲覧履歴ともに表示されることはありません。
さらに買い物かごやお気に入りも見られることはないんですね。
- 楽天市場の利用後は必ずログアウトする
- スマホアプリにロックをかけておく
- ブラウザの自動ログイン機能をオフにする
もし可能なら、自分ではなくその場にいる家族や友達に楽天市場を見せてもらえれば、プライバシーを保つことができます。
見られたくない購入履歴が少しあるだけなら、他の商品を購入して履歴のリストの中に埋もれさせてしまうのも簡単な対策です。
1. 共用パソコンでは必ずログアウトする
2. パスワードを定期的に変更する
3. メールの注文確認も削除しておく
こうした対策を組み合わせることで、見られるリスクを減らすことは十分可能です!
まとめ
楽天市場の購入履歴は、削除も非表示もできないことが分かりました。
2025年10月現在、楽天公式ヘルプにも「購入履歴の削除はできません」と明記されていて、システム設計と法令順守の観点から履歴が保持される仕組みになっています。
でも、ログアウトを習慣化したり、ログインなしで買い物をしたり、閲覧履歴だけでも削除したりすることで、プライバシーを守ることは可能なんですね。
完全に履歴を消すことはできなくても、見られるリスクを減らす工夫はできるので、自分に合った対策を取っていくことが大切です!