突然気になったiPhoneのサイト越えトラッキングを防ぐという設定!
なんだか難しそうな名前ですが、実は私たちのプライバシーを守ってくれる大切な機能なんです。
この設定について調べてみると、思っていた以上に重要な役割を果たしていることが判明しました!
サイト越えトラッキングを防ぐって何のこと?
この機能は、簡単に言うとWebサイトがあなたの行動を勝手に追いかけることを防いでくれる設定です。
通常、インターネットを見ていると複数のWebサイト間でユーザーの行動履歴が追跡される仕組みになっているんですね。
これをサードパーティCookieという仕組みで行っているのですが、iPhoneのSafariはこの追跡をブロックしてくれます。
iOS 11以降(2017年9月リリース)のSafariでは、この機能がデフォルトでオンになっているので、多くの方が知らないうちにプライバシーが守られているわけです。
実際にこの機能がオンになっていると、Safari上にCookieが残らなくなるため、あなたがどのサイトを見たかという情報が企業に収集されにくくなります。
オンにしているとどんなメリットがあるの?
この設定をオンにしておく最大のメリットは、やはりプライバシーの保護でしょうね。
あなたの嗜好や行動パターンがサードパーティCookieの発行元に収集されることがなくなり、個人情報がしっかりと守られます。
広告主によるトラッカーから行動履歴を守ることができるので、あまりにもピンポイントな広告が表示されることも減るはず。
最近は個人情報の取り扱いが厳しくなっているので、この機能は時代の流れにも合っているんです。
・ユーザーの行動が追跡されない
・個人情報や嗜好が企業に収集されにくい
・プライバシーがしっかり保護される
・ターゲット広告の精度が下がる
特にセキュリティを重視したい方には、この設定をオンのままにしておくことを専門家も推奨しています。
オフにするとどんな影響があるの?
逆にこの設定をオフにすると、Webサイトの一部機能が向上する場合があります。
ただし、個人情報や閲覧履歴が企業や第三者と共有される可能性が高まってしまうのも事実です。
Chrome(Google)は初期設定がオフ、Firefox(Mozilla)は強化型トラッキング防止機能がオンなど、ブラウザによって異なりますが、Safariは特にプライバシーを重視した設定になっていることがわかります。
iOS/Safari/アプリなどがアップデートされた場合、初期設定に戻ってしまう機種もあるようです。そのため定期的な確認が必要になることもあります。
一部のサイトでは正常に表示されない場合や、ゲームサイトなどでログインができなくなるケースも報告されています。
設定の確認や変更はどうやるの?
設定の確認や変更は意外とシンプルです!
まず「設定」アプリを開いて、「Safari」を選択します。
1. 設定アプリを起動
2. 「Safari」を選択
3. 「サイト越えトラッキングを防ぐ」の項目を確認
4. オン/オフを切り替える(必要に応じて)
この作業だけで設定は完了です。
一度設定を変更すれば、勝手に元に戻ることは基本的にありません。
ただし先ほど触れたように、大きなアップデートの際には念のため確認しておくと安心ですね。
結局どっちの設定がいいのかな
調べてみて感じたのは、やっぱりプライバシー重視ならオンのままが良さそうということでした。
Apple社がわざわざ初期設定でオンにしているのも、ユーザーの安全を考えてのことだと思います。
多少サイトの表示に影響が出ることもありますが、個人情報が守られるメリットの方がずっと大きいはず。
特に最近はデータの取り扱いが厳しくなっているので、この機能の重要性はますます高まっていくでしょうね!