SNSに写真をアップしたとき、「位置情報って大丈夫?」と心配になることありますよね!
実はInstagramやXには写真のEXIF情報を自動削除する仕組みがあるんです。
でも2025年は機能がアップデートされて、新たな注意点も生まれています。
今回は写真投稿時の位置情報がどう処理されるのか最新情報を調べてみました!
1. InstagramやXは位置情報を自動削除する?
InstagramもX(旧Twitter)も写真をアップロードする際にEXIF情報を自動的に削除しています。
EXIF情報には撮影場所のGPS座標も含まれているため、基本的には写真から位置情報が特定される心配はありませんでした。
ただしInstagramの場合、完全に削除するのではなく「ファイルサイズ削減と読み込み速度向上のため一部のEXIF情報を削除するが、時間や位置などの大切な情報は自社の目的で保持・活用している」というのが正確な状況です。
つまり一般ユーザーがダウンロードした写真からは位置情報を取得できないものの、Instagram側では位置データを把握している可能性があります。
Xについても同様で、画像処理を目的として一時的にExifデータを保持するが、閲覧者がExifデータにアクセスすることはできないとされています。
2. 2025年のInstagram機能アップデートで気をつけることは?
2025年のアップデートでInstagramの機能が強化され、位置情報がより共有されやすくなりました。
特に注意したいのが「地図機能の拡充」と「ノート機能での位置連携」ですね。
地図連動機能で近所の投稿やスポット情報が詳細表示されるようになった・ノート機能の「近くのノートを表示」が標準でオンに設定・投稿やストーリーでの位置候補がより精密に自動提案される
これまでは写真のEXIF削除だけ気にしていれば良かったのですが、現在は意図せず現在地が公開されてしまうリスクが高まっています。
DM画面の地図機能も、設定によっては自分の居場所が他のユーザーに見えてしまう場合があります。
また2025年1月からMeta(Instagram運営会社)の利用規約も更新され、データの取り扱いについても変更がありました。
AI学習への利用についても新しいポリシーが適用されているので注意が必要です。
3. 位置情報漏れを完全に防ぐ設定方法は?
より安全に投稿するには、スマホの設定から位置情報サービス自体をコントロールするのがベストでした。
iPhoneの場合の手順ですが、
1. 設定アプリを開く
2. 「プライバシーとセキュリティ」をタップ
3. 「位置情報サービス」を選択
4. 「Instagram」を探してタップ
5. 「許可しない」に変更する
こうしておけば、アプリが位置情報にアクセスできなくなります。
Androidでも同様に「設定」→「アプリ」→「Instagram」→「権限」→「位置情報」→「許可しない」で設定可能ですね。
Instagramアプリ内でも地図機能をオフにできます。
DM画面の地図アイコンから設定を開いて「非表示モード」を選択すれば、位置情報は一切シェアされません。
設定がサクサク変更できるので、一度確認してみるといいでしょう。
4. 既に投稿した写真から位置情報は消える?
過去の投稿から位置情報を削除することも可能になっています。
Instagramなら投稿右上の「…」メニューから「編集」を選び、位置情報部分をタップして削除できるんです。
1. 削除したい投稿を開く
2. 右上の「…」をタップ
3. 「編集」を選択
4. 位置情報部分をタップ
5. 「位置情報を削除」を選ぶ
Xでも同じように、投稿の編集機能から位置情報を削除できました。
ただしストーリーの場合は、位置情報のみを削除することができず、ストーリー全体を削除する必要があります。
これは少し面倒ですが、プライバシーを守るためには仕方ありませんね。
写真自体の位置情報も後から削除可能です。
iPhoneの写真アプリで該当の画像を開き、画面下の「i」マークから「位置情報を調整」→「位置情報なし」を選択すると削除されます。
写真の位置情報は基本削除されるが設定確認は必須
InstagramやXでは写真投稿時にEXIF情報が自動削除されるため、基本的には位置情報が漏れる心配はありません。
しかし2025年のアップデートで地図機能やノート機能が強化され、思わぬ形で位置が共有されるリスクが高まっているのも事実です。
完全に安心したいなら、スマホの設定で位置情報サービス自体をオフにしておくのが確実でした。
SNSを楽しみつつ、プライバシーもしっかり守って安全な投稿を心がけたいと思います!