Androidで文字を入力していると、意図しない変換候補が次々と出てきてイライラすることがあります!
特に誤変換を何度も確定してしまうと、その間違った言葉ばかり学習されて、ますます使いにくくなってしまうんです。
そんな時は日本語入力辞書のリセットで、学習データをまっさらにできます。
今回は、変換候補をスッキリさせる辞書のリセット手順を調べてみました!
1. 辞書をリセットすると何が消える?
日本語入力辞書をリセットすると、これまで学習してきた変換候補の履歴がすべて削除されます。
よく使う単語や固有名詞の変換パターン、文章の入力癖などが初期状態に戻ります。
ただし、リセットしてもキーボードアプリの基本設定は残りますよ。
キーボードの配置は変わりません。
入力音やテーマもそのままです!
あくまで学習した変換データだけがクリアされる仕組みになっています。
変換学習の履歴、入力頻度の高い単語データ、誤変換で確定した言葉の記録
リセット後は、また新しく使い始めることで、正しい変換パターンを学習していきます。
最初は少し不便かもしれませんが、誤変換が減ることを考えればメリットは大きいですね。
2. Gboardでリセットする手順は?
Googleが提供しているGboardを使っている場合、設定アプリから学習データの削除ができます。
まず、Androidの設定アプリを開いて、「システム」の項目を探します。
そこから「言語と入力」を選択すると、現在使っているキーボードの一覧が表示されます。
設定から学習データを削除する手順ですが、
1. 設定アプリを開く
2. システム→言語と入力を選択
3. 仮想キーボードまたは画面キーボードをタップ
4. Gboardを選択
5. 詳細設定→学習した単語やデータの削除をタップ
6. 表示される数字を入力してOK
こんな感じで進めていきます。
確認のために4桁のランダムな数字が表示されますので、その数字を入力して「OK」をタップすれば完了です!
1. Gboard設定を開く
2. プライバシーをタップ
3. Googleアカウントのデータを削除を選択
4. 確認して実行
Gboardは端末内とクラウドの両方に学習データを保存しています。
完全なリセットのためには、Googleアカウントに同期されたデータも削除する必要があります。
3. Samsungキーボードでのリセット方法は?
GalaxyなどのSamsung端末では、独自のキーボードが搭載されています。
このキーボードでも予測変換のリセットができますよ。
設定アプリから「一般管理」→「言語と入力」→「画面キーボード」と進み、「Samsung Keyboard」を選択します。
その中に予測テキストやスマートタイピングという項目があります。
Samsung Keyboardのリセット手順は、
1. 設定アプリを開く
2. 一般管理→言語と入力を選択
3. 画面キーボード→Samsung Keyboardをタップ
4. 予測テキストまたはスマートタイピングを選択
5. 予測テキストをリセットをタップ
6. 確認画面でリセットを実行
という流れになります。
別の方法として、メモ帳などで入力画面を開いてから、キーボード上の設定ボタン(歯車アイコン)をタップする方法もあります。
そこから初期設定にリセット→予測テキストの学習データを消去と進めばOKです!
機種やOSバージョンによって項目名が少し違うこともありますが、基本的な流れは同じですね。
4. Google日本語入力の場合は?
Google日本語入力を使っている場合も、学習データをクリアできます。
設定アプリから「システム」→「言語と入力」→「仮想キーボード」→「Google日本語入力」と進みます。
Google日本語入力の設定画面が開いたら、辞書ツールやプライバシーの項目を探します。
辞書ツールでは、ユーザー辞書に登録した単語を個別に削除したり、まとめて削除したりできます。
一方、学習データ全体をリセットしたい場合は、「学習辞書をクリア」や「学習データのリセット」を選択すればOKです!
どちらの方法を選ぶかは、残しておきたい単語があるかどうかで判断するとスムーズですよ。
ユーザー辞書に登録した単語は学習データのリセットとは別で管理されているため、消えずに残る仕組みなんです。
5. リセット後の注意点は?
辞書をリセットすると、すぐには以前のような快適な変換ができなくなります。
これは学習データが空になっているため当然のことですね。
最初のうちは、よく使う単語や固有名詞を何度か入力して改めて学習させる必要があります。
特に珍しい名前や専門用語は、手動で変換候補を選んで確定する作業が増えます。
また、近年のアップデートで、予測変換の候補を個別に削除する機能は一部のアプリで廃止されています。
以前は長押しで個別削除ができましたが、現在はデータ全体を削除する方法で対応することになるケースが多いです!
使い始めて数日から1週間ほど経つと、また自分の入力パターンに合わせた変換候補が出るようになってきます。
焦らずに使い続けることが大切ですね。
まとめ
Androidの日本語入力辞書をリセットする方法を調べてみましたが、思っていたよりシンプルな手順で実行できることが分かりました。
Gboardでは確認用の数字を入力する必要があったり、クラウドデータも別途削除する必要があったりと、細かい注意点はありますが、基本的には設定画面から数タップで完了します。
変換がおかしくなって困っている時は、学習データを削除するだけで、また新鮮な気持ちで使い始められます。
リセット直後は少し不便に感じるかもしれませんが、誤変換のストレスから解放されると思うと試してみる価値はあります!