楽天市場で注文した商品が置き配指定だったのに、玄関前を見ても見当たらない!
こんな経験をすると、ホントに焦りますよね。
置き配は便利な反面、商品の紛失リスクも気になるところです。
実際に商品が見つからなかった場合、補償はどうなるのかというのは重要なポイントになってきます!
1. 商品が見つからない時の最初の確認は?
まず確認したいのが、ホントに配達が完了しているかどうかです。
楽天市場アプリやウェブサイトの注文履歴から、配送状況をチェックしてみましょう。
配達完了になっているのに商品が見当たらない場合、いくつかの可能性が考えられます。
配達員が指定場所とは違う場所に置いてしまったケース、または第三者が持ち去ってしまったケースなどがあります。
まずやるべきことですが、
1. 玄関周辺をもう一度よく探す
2. 宅配ボックスや物置も確認する
3. 隣の部屋の前なども見てみる
意外な場所に置かれていることもあるので、焦らず探してみることが大切です。
それでも見つからない場合は、次のステップに進む必要があります!
2. 楽天市場での補償はあるの?
楽天市場での置き配補償については、残念ながら基本的に補償はありません。
楽天には楽天あんしんショッピングサービスがあります。
しかし置き配による不着や汚破損等については、補償適用がありません。
これは楽天市場が多数の店舗が出店しているモール形式だからです。
各店舗も置き配後の盗難や紛失、破損について責任を負わないケースが多いようです。
置き配の責任は原則として利用者自身にあるというのが基本的な考え方になっています。
指定した場所にお届けした時点で配達完了となり、その後のトラブルは自己責任ということです。
ただし、配送会社の指示や手続きに不備があった場合は、配送会社が責任を負うこともあるようです!
3. 日本郵便なら補償がある?
楽天市場で購入した商品でも、配送方法が日本郵便のゆうパックやゆうパケットパフの場合は補償を受けられる可能性があります。
日本郵便では「置き配保険」というサービスを提供しており、置き配指定により配達されたものが盗難に遭った場合に保険金が支払われます。
補償額は購入代金または1万円のいずれか低い額です。適用回数は1年間に2回までとなっています
貴金属や金券などは補償対象外なので注意が必要です。
また、補償を受けるには警察に盗難届を提出した上で、配達完了日から15日以内に保険金請求フォームから申請する必要があります!
4. 商品が見つからない時の対処法は?
商品が見つからない場合、まずは購入した店舗に連絡するのが基本です。
注文番号と配達完了の時刻を手元に用意しておくとスムーズに対応してもらえます。
次に配送業者にも連絡を入れましょう。
配達員が置き場所の写真を撮影している場合、その写真で場所を特定できることもあります。
対応の流れですが、
1. 購入店舗に連絡
2. 配送業者に状況確認
3. 日本郵便の場合は警察に盗難届を提出
4. 置き配保険の申請手続き
という流れで進めていくことになります。
配達完了日から15日以内に申請が必要です。期限を過ぎると補償を受けられなくなるので注意しましょう
配送業者によって対応が異なるので、それぞれに確認してみることが大切です!
5. トラブルを防ぐためにできることは?
置き配でのトラブルを避けるためには、事前の対策が重要になってきます。
2025年6月には国土交通省が置き配を標準サービス化する検討を開始したという報道もあり、今後ますます利用機会が増えていきそうです。
置き配を指定する場合は、できるだけ安全な場所を選ぶことがポイントになります。
玄関前よりも宅配ボックスの方が安全性は高いですし、オートロック内であればさらに安心できます。
- 宅配ボックスを優先的に指定する
- 高額商品は置き配を避ける
- 配達後すぐに荷物を回収する
2025年12月には楽天市場で置き配が全店舗で利用できるようになる予定とのことです。
今後ますます便利になっていく一方で、リスク管理も大切になってきますね!
まとめ
楽天市場の置き配で商品が見つからない場合、基本的には自己責任となります。
ただし、日本郵便のゆうパックやゆうパケットパフで配送された場合は、置き配保険により最大1万円まで補償を受けられる可能性があります。
警察への盗難届提出と15日以内の申請が必要なので、早めの対応が重要です。
置き配は便利なサービスですが、紛失リスクもあることを理解した上で利用するのが大切だと感じました。
高額な商品の場合は対面受取を選ぶのも一つの選択肢ですね!