メルカリで注文した商品が置き配指定だったのに、玄関先を見ても見当たらない!
そんな経験をすると焦るものです。
「もしかして誰かに持って行かれた?」「補償はあるの?」と不安になります。
実はメルカリには置き配トラブルに対応した補償制度があります。
ただし適用されるには条件があり、すべての条件を満たしている場合のみ全額補償が受けられる仕組みです!
今回は、メルカリの置き配で商品が見当たらない場合の補償について調べてみました!
1. 置き配で商品が見当たらない場合は補償されるの?
メルカリでは2025年7月1日から「全額補償サポートプログラム」という制度が始まっています。
置き配で商品が見当たらない場合でも、条件を満たせば購入者は支払った代金が全額補償される仕組みです。
従来の補償制度を大きく見直し、正しく利用しているユーザーへの補償範囲を広げる方向になっています。
この補償プログラムは追加料金なしで利用できるメルカリ独自のサービスです。
しかも補償金額に上限がないため、高額な商品でも安心できます。
ただし、すべてのケースで補償されるわけではありません。
2. 補償を受けるための5つの条件とは?
全額補償サポートを受けるには、以下の5つの条件をすべて満たす必要があります。
1. アプリでかんたん本人確認(eKYC)を実施している
2. 配送方法に「メルカリ便」を利用している
3. 配達完了日の翌日から14日以内に事務局へ問い合わせしている
4. 出品者ガイドラインまたは購入者ガイドラインを守っている
5. 過去の取引を含めルールとマナー・利用規約を守っている
これらの条件を1つでも満たしていないと補償対象外になるので注意が必要です。
特に重要なのが「メルカリ便」の利用になります。
らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便などのメルカリ便以外の配送方法を選んだ場合、この補償制度は適用されません。
また、配達完了日の翌日から14日以内という期限も見逃せないポイントになっています。
3. 補償の対象になる範囲はどこまで?
全額補償サポートで補償される範囲は、購入者の場合「支払い代金」です。
ただし割引クーポンを利用した分は除かれます。
例えば5000円の商品を1000円クーポンで購入したとします。
この場合、補償されるのは実際に支払った4000円です。
購入者と出品者で補償内容が異なる点も押さえておきましょう。
・購入者 支払い代金(クーポン利用分を除く)
・出品者 販売利益
なお、梱包資材費や各種手数料などは補償範囲外となっています。
あくまで商品代金の補償という位置づけです。
4. 商品が見当たらない時の申請方法は?
商品が見当たらない場合、まずは出品者に取引メッセージで連絡を取りましょう。
それでも解決しない場合は、メルカリ事務局へ問い合わせを行います。
問い合わせの際には商品の問題箇所がわかる画像を添付する必要があります。
事務局が申請内容と取引状況を確認し、全額補償サポートの適用可否を判断します。補償が適用される場合は、事務局から案内があり、指定された期日までに対応することが求められます。
期日までに対応が確認できない場合は補償対象外になってしまうため、連絡が来たら速やかに対応することが大切です。
5. 補償されないケースもあるの?
全額補償サポートには適用されないケースもあります。
まず、2025年7月1日より前に開始した取引は対象外です。
この制度は2025年7月1日以降に開始した取引にのみ適用されます。
- メルカリShopsで購入した商品
- メルカードゴールドの特典で補償を受けられる場合
- オプションサービスに付帯している保証を受けられる場合
これらのケースでは全額補償サポートの適用対象外となります。
また、メルカリ便以外の配送方法を利用した場合は配送会社からの補償となる可能性があります。
定形外郵便などには補償制度がないため、届かない場合でも補償は受けられません。
まとめ
メルカリの置き配で商品が見当たらない場合、全額補償サポートプログラムによって支払い代金が補償される可能性があります。
ただし本人確認の実施やメルカリ便の利用など、5つの条件をすべて満たす必要があります。
配達完了日の翌日から14日以内に問い合わせることも忘れずに!
置き配は便利な反面、トラブルのリスクもあります。
補償制度があることを知っておくと、万が一の時も慌てずに済みます!