あやしいメールが届いたとき、「これってホントに公式からのメール?」って不安になりますよね!
最近の詐欺メールはホントに巧妙で、見た目だけでは正規のメールと区別がつかないものも増えています。
公式サイトを正しく見つける方法をマスターすれば、詐欺に引っかからないためのコツをお伝えしていきますね!
疑わしいメールが届いたらまず何を確認すべき?
怪しいメールが届いたら、慌てずに送信者の情報をチェックしてみましょう。
最初に確認したいのは、送信元のメールアドレスが本当に公式のものかどうかです。
大手企業の場合、メールアドレスには必ず独自ドメインが含まれています。
例えばAmazonなら「amazon.co.jp」「amazon.com」などの文字列がメールアドレスに入っているはずです。
もし「amazon.co.jp〜@gmail.com」のようなフリーメールから届いた場合は、詐欺メールの可能性が高いと考えましょう。
また、差出人の名前とメールアドレスが一致しているかも重要なポイントです。
企業名を名乗っているのに、まったく関係のないメールアドレスから送られてきたら要注意です。
公式サイトはどうやって見つけるのが安全?
公式サイトを見つける最も安全な方法は、検索エンジンで企業名を直接検索することです。
メールに記載されたリンクは絶対にクリックせず、自分で検索して正規のサイトにアクセスするのがポイントです。
普段よく利用するサービスについては、事前にブックマークに登録しておくか、公式アプリをスマホのホーム画面に置いておくのがおすすめです。
こうしておけば、いざというときに慌てずに正規サイトにアクセスできます。
検索するときは、企業の正式名称を使って検索しましょう。
略称や通称だと、似たような名前の偽サイトが上位に表示される可能性があります。
URLで本物かどうかを見分けるコツは?
URLをチェックするときは、ドメインの部分を特に注意深く見てみましょう。
正規サイトのURLと微妙に違う文字が使われていることがよくあります。
特に気をつけたいのは、形の似ている文字の入れ替えです。
大文字の「I(アイ)」が小文字の「l(エル)」や数字の「1」に、大文字の「O(オー)」が数字の「0(ゼロ)」に置き換えられているケースが多いんです。
・「amazon.co.jp」→「amazom.co.jp」(nがmに)
・「rakuten.co.jp」→「rakufen.co.jp」(tがfに)
・「yahoo.co.jp」→「yaho0.co.jp」(oが0に)
このような微妙な違いは、パッと見では気づきにくいので要注意です。
メール本文からも詐欺かどうか分かる?
メールの内容を読んでみると、詐欺メールかどうかの手がかりが見つかることがあります。
日本語の表現が不自然だったり、翻訳ツールで変換したようなカタコトの文章になっているものは怪しいです。
また、「今すぐ対応してください」「アカウントが停止されます」といった緊急性を煽る内容も、詐欺メールでよく使われる手法です。
正規の企業がホントに重要な連絡をする場合、もっと丁寧で落ち着いた文章を使うことが多いものです。
文字の誤字脱字が多かったり、企業のロゴや画像の解像度が低かったりする場合も、偽物の可能性が高いと考えられます。
確実に本物か確認したいときはどうする?
どうしても判断がつかない場合は、直接企業に問い合わせをするのが一番確実です。
ただし、問い合わせをするときは必ず正規の公式サイトから連絡先を調べて連絡しましょう。
問い合わせの際は、メールの件名や受信した日時を伝えると、企業側もすぐに確認してくれます。
「こういうメールが○月○日に届いたのですが、ホントに御社からのメールでしょうか?」と聞けばOKです。
公式サイトには必ず問い合わせ先の電話番号や専用フォームが用意されているはずです。
フリーメールでしか連絡が取れないような企業は信頼できないと考えた方がいいでしょう。
詐欺メール対策で一番大切なこと
今回調べてみて感じたのは、慌てないことが何より重要だということです。
詐欺メールは緊急性を煽って冷静な判断力を奪おうとしてきますが、そんなときこそ一度立ち止まって確認することが大切ですね。
普段からよく使うサービスの公式サイトをブックマークしておいたり、メールアドレスやURLの確認方法を覚えておいたりするだけで、被害に遭うリスクは大幅に減らせます。
少しでも「おかしいな」と思ったら、メールのリンクはクリックせずに、自分で検索して公式サイトにアクセスする習慣をつけておきたいですね!