「不在連絡のお知らせ」というメールが届いて戸惑う人も多いようです!
実は2025年9月という本当に最近でも、郵便局を装った偽の不在連絡メールが大量に送信されていることが報告されています。
宅配業者を装った迷惑メールは年々巧妙化していて、パッと見ただけでは本物と区別がつかないものも増えているんです。
今回は、そんな怪しい不在連絡メールの実態について調べてみました!
1. 不在連絡の迷惑メールは本当にあるの?
残念ながら、「不在連絡のお知らせ」を装った迷惑メールはあります。
特に2025年9月25日には郵便局を装った同名の迷惑メールが不特定多数の方に送信されたという報告もあがっているんです。
その数日前の9月19日にも、「【重要】お客様宛て書類の再配達手続きについて」という件名で類似のメールが送信されています。
佐川急便やヤマト運輸といった大手宅配会社も、自社を装った迷惑メールについて公式サイトで注意喚起を行っています。
これらの偽メールの目的は、主にクレジットカード情報や個人情報の窃取です。
送信者は巧妙に本物の会社名を使い、受信者が慌ててリンクをクリックしてしまうことを狙っています。
フィッシング対策協議会によると、2025年8月だけで193,333件ものフィッシング報告が寄せられているそうです。
2. 偽の不在連絡メールにはどんな特徴があるの?
偽の不在連絡メールには、いくつかの共通した特徴があります。
まず注目したいのが送信者のメールアドレスですね。
本物であれば正規のドメインから送信されるはずですが、偽メールの場合はまったく関係のないアドレスから送られてきます。
例えば、郵便局を装ったメールが「inagakiharu@gmail.com」のような個人のGmailアドレスから送信されているケースもあるんです。
・送信者が公式ドメイン以外のアドレス
・具体的な追跡番号や個人名の記載がない
・緊急性を煽る文言が多用されている
また、本文の日本語が不自然だったり、誤字脱字があることも多いです。
「お問い合わせ番号 3555 -7750 -7696」のような適当な番号が記載されていることもあります。
3. クリックしてしまうとどんな危険があるの?
偽の不在連絡メールのリンクをクリックしてしまうと、様々な危険が待ち受けています。
まず、偽のサイトに誘導されて個人情報の入力を求められることがあります。
さらに注意が必要なのは、不正なアプリのインストールを促される場合です。
このアプリをインストールしてしまうと、スマホ内の電話番号や連絡先データが抜き取られてしまいます。
偽メールの被害は年々増加していて、本物と見分けのつかないフィッシングメールに騙される人が急増しているそうです。
中には身に覚えのない通信料が請求されたり、キャリア決済で不正利用されるケースも報告されています。
4. 本物の不在連絡はどうやって見分けるの?
本物の不在連絡には、いくつかの明確な特徴があります。
まず、きちんとした追跡番号や送り状番号が記載されていることが多いです。
また、正規の宅配会社からの連絡であれば、受取人の名前や具体的な配達予定日時などの詳細情報が含まれているはず。
偽メールの場合、こういった個人に関する具体的な情報は一切記載されていません。
1. 送信者が公式ドメインかチェック
2. 自分の名前や追跡番号が記載されているか確認
3. 公式サイトで同様の案内があるか調べる
4. 不在票が実際にポストに入っているか確認
ヤマト運輸では2025年8月26日から、公式メールにBIMIというロゴマークを導入して本物であることを証明する取り組みも始めています。
こうした視覚的な確認も有効ですね。
5. 怪しいメールが届いた時はどうすればいい?
怪しい不在連絡メールが届いた場合は、まず冷静に処理することが大切です。
何より重要なのは、メール内のリンクを絶対にクリックしないことです。
疑わしいメールは即座に削除するのが最も安全な方法です。
もし荷物に心当たりがある場合は、公式サイトや公式アプリから配送状況を確認しましょう。
1. 怪しいメールのリンクはクリックしない
2. 送信者の情報を詳しく確認する
3. 宅配会社の公式サイトから直接確認する
4. フィッシング対策協議会に報告する
実際に不在票がポストに入っているかどうかも重要な確認ポイントになります。
本物の不在連絡であれば、通常は紙の不在票も一緒に投函されているはずですからね。
まとめ
「不在連絡のお知らせ」を装った迷惑メールはあります。
2025年9月でも新しい手口のものが次々と報告されています。
送信者のアドレスや文面の内容をよく確認すれば、偽物かどうかは判断できることが多いです。
何より大切なのは、焦らずに冷静に処理すること。
怪しいと感じたらリンクはクリックせず、公式サイトから直接確認するのが一番安全だと感じました!