「【myTOKYOGAS】ご請求料金確定のお知らせ(自動配信メール)」は迷惑メール?

東京ガスから突然届いた請求メール、これって本物なのか不安になる!

実はこの「【myTOKYOGAS】ご請求料金確定のお知らせ(自動配信メール)」という件名、フィッシング詐欺に実際に使われていることが確認されています。

2025年4月にはフィッシング対策協議会が緊急情報を出すほど、被害報告が増えているんです。

今回は、このメールが本物か偽物かを見分ける方法について調べてみました!

1. この件名は詐欺メールで使われている?

「【myTOKYOGAS】ご請求料金確定のお知らせ(自動配信メール)」という件名は、フィッシング詐欺で実際に使われています

東京ガス公式サイトでも注意喚起されています。

2025年7月18日時点の情報で、この件名が詐欺メールの例として明記されているんです。

フィッシング対策協議会も2025年4月9日に、この件名を使ったフィッシング詐欺の報告が増えていると緊急情報を発表しました。

ただし厄介なのが、本物のmyTOKYOGASサービスからも似たような件名でメールが送られてくること。

つまり、件名だけでは本物か偽物か判断できないんです。

確認されている詐欺メールの件名

1. ガス料金に関する重要なお知らせ
2. 【myTOKYOGAS】ご請求料金確定のお知らせ(自動配信メール)
3. 【myTOKYOGAS】よりご利用料金のご請求です
4. 東京ガス ご利用料金のお知らせ

2. 本物と偽物を見分けるポイントは?

メールが本物かどうかを判断するには、送信元のメールアドレスをチェックするのが一番確実です。

本物の東京ガスからのメールは「@tokyo-gas.co.jp」という公式ドメインから送られてきます。

ところが詐欺メールの場合、「@jyttjw.com」や「@oree.com」など、まったく無関係なドメインから送られてくるんです。

これらは無作為な文字列で、攻撃者の身元を隠す目的で取得されたドメインと考えられます。

さらにメール本文に具体的な請求金額が記載されている場合は要注意です。

チェックすべきポイントをまとめてみました。

・送信元が「@tokyo-gas.co.jp」以外のドメイン
・メール本文に具体的な請求金額が記載されている
・Vプリカなどプリペイドカードでの支払いを促している
・リンク先のURLが公式サイトと異なる

こういった特徴があれば、詐欺メールだと判断できます。

東京ガス公式は「請求金額を記載したメールは送っていない」と明言しているため、金額が書かれていたら偽物の可能性が高いです。

3. 詐欺メールのリンクをクリックするとどうなる?

もし詐欺メールのリンクをクリックしてしまうと、偽のログイン画面に誘導されます。

その画面は本物のmyTOKYOGASサイトそっくりに作られていて、IDやパスワードの入力を求めてくるんです。

さらに「ご本人様確認」などと称して、氏名や住所、電話番号などの個人情報を入力させようとします。

最終的には、クレジットカード番号や有効期限、セキュリティコードまで入力させようとするケースも。

ここで情報を入力してしまうと、アカウントの乗っ取りやクレジットカードの不正利用といった被害につながります

誘導先で表示される画面

偽のログイン画面でIDとパスワードを要求され、その後「本人確認」として個人情報の入力を促されます。最終的にはクレジットカード情報まで盗み取ろうとする仕組みです。

4. 怪しいメールが届いたらどうすればいい?

怪しいメールが届いたら、まず何もせずそのまま削除するのが基本です。

東京ガス公式も「怪しいメール・SMSを開かずに削除する」ことを推奨しています。

もし開いてしまった場合でも、メール内のリンクは絶対にクリックしないこと!

ホントに料金を確認したい場合は、メールのリンクを使わないこと。

ブラウザから直接myTOKYOGASの公式サイトにアクセスしてログインします。

この方法なら、偽サイトに誘導される心配がありません。

対応方法をまとめると、

1. 怪しいメールは開かずに削除
2. メール内のリンクは絶対にクリックしない
3. 料金確認は公式サイトから直接アクセス

こうした対応を取れば、被害を防げます。

5. myTOKYOGASに登録していないのにメールが届いた?

myTOKYOGASに登録した覚えがないのにメールが届いた場合、それは確実に詐欺メールです。

本物のmyTOKYOGASからのメールは、会員登録している人にしか送られません。

登録していないのに届くということは、誰かがメールアドレスを不正に入手して、無差別に送りつけているということなんです。

このようなバラまき型のフィッシングメールは、2025年に入ってから急増しています。

東京ガスのサービスを利用していない人にも、お構いなしに送られてくるのが特徴です。

判断基準をまとめてみました。

  • myTOKYOGASに登録していないのにメールが届いた
  • 東京ガスのサービス自体を利用していない
  • 身に覚えのない請求内容が書かれている

こうした場合は、間違いなく詐欺メールなので、すぐに削除してください。

まとめ

「【myTOKYOGAS】ご請求料金確定のお知らせ(自動配信メール)」という件名は、実際にフィッシング詐欺で使われている件名です。

送信元のドメインが「@tokyo-gas.co.jp」以外だったり、メールに具体的な金額が書かれていたりする場合は、詐欺メールの可能性が高いので注意が必要。

怪しいと思ったら、メール内のリンクは絶対にクリックせず、公式サイトから直接アクセスして確認するのが安全です。

生活に必要なインフラを装った詐欺は年々巧妙になっている!

慎重に判断することがホントに大切だと感じました!