【自炊】本の裁断を「裁断機ナシ」でカッターのみでやる方法!かかる時間や効率は・・・・

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おじさんです!

今回は「自炊」についてのお話です。自炊と言っても、料理の事ではないのですが・・・。

以下をご参照下さいませ。

目次

ここで言う「自炊」とは「本の電子書籍化」のこと

今回の記事の「自炊」というのは「本の電子書籍化」のことです。語源とか詳しいことは知りませんが、数年前からある言葉だと思います。結構定着しているのではないでしょうか?

手持ちの本を電子書籍化する流れ

手持ちの本を電子書籍化する流れは、だいたい以下の様になります。

  1. 紙の本を用意する
  2. 紙の本の背表紙をカットする(一枚の紙として分離する)
  3. カットした本を一枚一枚スキャンする(機種によっては自動でスキャン可能)
  4. スキャンしたデータをPDFにする

・・・という感じ。

他のやり方もあるかも知れませんが、多分これが普通の方法だと思います(背表紙をカットしないやり方もあります)。

僕は昔、上の方法で手持ちの1000冊以上?の本を自炊した事があります。

背表紙をカット(裁断)するには裁断機を使用するのが一般的

本の背表紙をカットする手段として、一般的なのは「裁断機を使用する」というものです。

僕が当時買ったのは上の裁断機です。ちょっと場所を取るし重いのですが、裁断機としての性能は十分なものでした。もうサクサク背表紙をカットする事が出来ます。

当時の購入履歴を検索してみました。2010年・・・もう7年も前の事だったんですね。

ちなみに、この時買ったScanSnapは今も全く問題なく現役で動いています。改めて考えると、スゴいなと思います。笑

買った裁断機を断捨離してしまった

2010年に買った裁断機なのですが、つい最近断捨離してしまいました。笑

4年くらい使わなかったので「もう使う事もないだろう」と思っていたのですが、心境の変化があり、手持ちの本の大部分を自炊することにしました。

なので「また裁断機を買おうか」とも考えたのですが、4万円近い出費はやはり痛い・・・。ということで、裁断機ナシの自炊をしてみることにしました。

裁断機を使わずに背表紙のカットは可能か?

結論から言うと、裁断機を使わなくても背表紙のカットは可能です。カッターを使う方法なのですが、できます。

ただし、ちょっと大変です。以下で説明します。

カッターで本の背表紙をカットしてみた

では、実際に本の背表紙をカッターでカットしてみます。

色々とポイントはありますが、とにかく大切なのは「危ないから慎重に」ということ。かなり力を入れて裁断する必要があるので、危険が伴います。

以下の方法はあくまで「個人的なコツ」に過ぎません。慎重に慎重を重ねた上で、自己責任にてお願いします。

 

必要なものとしては、以下の通り。

  • カッター
  • カッターマット
  • 30cmの定規
  • ハサミ

カッターマットに関しては、なくても一応出来ますが、危険度が増します。僕はカッターマットも断捨離してしまったので、ナシでやってます。その場合のコツも紹介します。

 

上の本の背表紙をカッターでカットしてみます。

 

30cmの定規をカットする部分に当てます。短い定規だとブレが出てしまうので、動かさなくて済む長い定規の方がいいです。

 

グーッと力を入れてカットします。ここで勢いよく引くと予期しない動きに対応出来ないので、とにかく慎重にカッターを動かします。ゆっくりゆっくりです。引く力より、下に押す力を強めな感じがいいと思います(かと言って、下に突き抜けて机を傷つけない様に・・・)。

 

最後の部分のカットは、特に慎重にします。このまま普通に引くと、カッターマットがない場合テーブルなどを傷つけてしまうので・・・・(制御出来ずに飛び出してしまう)。

 

歯をグッと寝かせます。意外とこれで切れます。

カッターマットがある場合も、最後の部分は寝かせた方が安全だと思います。

 

切れました。結構綺麗にいきます。

 

ただしこの時は、カメラを構えていた影響もあって、ちょっと失敗しました。

ページの下の部分の形が崩れてますよね。寝かせる段階が早いとこうなったりします。切れてなかったのに、ページを引っ張ってちぎってしまった感じですね。

 

カットを繰り返すと、上の様に段差が出来ます。

この段差が大きくなると、カットが出来なくなってきます。

なので・・・・。

 

段差の部分をハサミで切り取って、フラットにします。

これでまたカット出来る状態になりました。

このフラットにする手順は、こまめに挟む方がいいかも知れません。限界まで段差を作った状態でハサミで切ろうと思うと、結構難しいです。硬い。

※追記

ハサミでフラットにする手順について上で書いていますが、段差が定規代わりになってくれる事に気付きました。数回定規を使ってカットしたあとは、段差にカッターを沿わせてカットすると効率が良さそうです。これにカッターマットがあると、更に効率化出来ます。ハサミの出番がなくなりますね。

 

カッターマットがない場合、最後のカットはハサミで行います。そうでないと、カッターで机を傷つけることになりますからね。

なので、カッターマットはあった方がいいです。ハサミで切ると、やはりちょっとガタつきます。

 

ハイ、切れました。

だいたい3分くらいでしょうか?ページ数にもよると思いますが、慣れてきたらもうちょっと早く出来るかも知れません。

裁断機は必要ない?

上の様に、裁断機なしでも背表紙のカットは可能です。

ですが「時間がかかる」という最大のデメリットがあります。メリットは「お金がかからない」ということです。裁断機を使う場合は、メリットが「早い・綺麗」、デメリットが「お金がかかる・場所を取る」となります。

お金がある人は、裁断機を買って時間を節約するのがいいと思います。カッターでやると3分かかるところが、裁断機だと10秒とかで終わります(セットして歯を降ろすだけ。ページ数によっては、本を2~3分割する手順も追加される)。

僕の場合は手持ちの本が少ない事&これから紙の本が大幅に増える予定もない事から、カッターでの裁断を選びました。少ない手持ちの分だけ頑張って裁断すればいいのですから。裁断機の3~4万円という値段は、ちょっと高いです。捨てなきゃ良かったな・・・。

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記事の内容は執筆当時のものとなります。何卒ご了承下さいませ。




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