【ScanSnap】マルチフィード(ページの重なり・重送)を1,600円で自己修理しました!パッドユニットの交換方法もご紹介します!

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おじさんです!

7年使っている「ScanSnap S1500」の調子がおかしくなっていたのですが、それをかなり安い価格で直す事が出来たので、今回はそのお話です。

ScanSnap S1500のマルチフィードに悩まされている人は、まずは1,600円で出来る自己修理を試してみると良さげです!

目次

ScanSnapでマルチフィード(ページの重なり・重送)が起きる原因

僕は今回調べてみて初めて知ったのですが、ScanSnapには(というかスキャナー全般だと思います)「消耗品」と呼ばれる部品があります。そしてこの「消耗品」に当たる部品は使用と共に性能が落ちていき、やがて機能しなくなります。

その「消耗品」に当たる部品に「パッドユニット」があるのですが、これがまさにマルチフィードを防ぐ為の部品なのです。

パッドユニットは公式の説明で「推奨交換周期は5万枚または1年ごと」となっているので、意外と早く摩耗します。

パッドユニットの消耗具合のチェック方法

パッドユニットの場所と摩耗具合のチェック具合は以下の記事を参照されて下さい。一番下の方に書いています。

パッドユニットの摩耗はとても分かり易いです。例えると「使い込んですり減った消しゴム」という感じ。新品の消しゴムと使い古した消しゴムの違いはハッキリ分かりますよね。そんな感じです。

【関連】ScanSnap S1500のマルチフィードがひどくなった件について

マルチフィードの自己修理は1,600円で出来る!

ScanSnap S1500のマルチフィードの原因の1つが「パッドユニットの摩耗」です。

ScanSnap S1500の消耗品とされるものに「ピックローラーユニット(約6,000円)」もありますが、口コミなどを色々と見ていると、どうやらパッドユニットの方がマルチフィードには影響する様です。

なので価格も安いし、1,600円のパッドユニットの交換から始めるのが良さげです。パッドユニットの交換でダメだったら他の手を考えるのがいいと思います。

ScanSnap S1500のパッドユニットを購入!マルチフィードは直ったか?

というワケで、ScanSnap S1500のパッドユニットを購入しました。これでマルチフィードが直る事を祈って・・・。というか、パッドユニットが明らかに摩耗しているのが見て分かったので、何らかの改善が見られることは間違いないと思いました。

パッドユニットは富士通から公式で買うと2,052円する上に配送まで1週間くらいかかりますが、Amazonなら1,600円(2017/07/17現在)と安い上にすぐ配送されます。なのでAmazonで買うのがオススメです。

 

で、結果どうなったのか?ですが、パッドユニットの交換によりScanSnap S1500のマルチフィードは全くと言っていいほどなくなりました。

たまにマルチフィードが起きますが、裁断ミスでページに糊が残っていたりという理由なので、これはScanSnap S1500のせいではありません。

感覚でしかありませんが、新品での購入時と同じくらいの性能に戻ったのではないのでしょうか?パッドユニットの交換から20冊ほどスキャンしてみましたが、裁断ミスを除いたマルチフィードの回数は1回です。僕としては、許容範囲ですね。

ScanSnap S1500のパッドユニットの交換方法

以下では、手元に届いたScanSnap S1500のパッドユニットを交換する方法をご紹介します。

コチラが届いたパッドユニットです。

 

開けるとこんな感じのパッドユニットが出てきます。」

 

横にしてみると、パッド部分が分厚いのが分かります。マルチフィードに悩まされている人は、このパッドの厚みと比べてみて下さい。すり減っていると、1ページごとのページ送りがしにくくなります。

僕のパッドユニットとの比較は、以下でします。

 

交換する為に、古いパッドユニットの取り外しをします。

 

ScanSnap S1500のスキャンボタンの上にある、可動する部分を手前に引きます。するとカバーが開きます。

 

カバーを開いたところにある、矢印の部分にあるのがパッドユニットです。先ほど開封したパッドユニットと同じものがあるのが分かりますね。

 

取り外し方は簡単です。

パッドユニットに白いつまみがあるので、これをつまみながら上に引っ張ります。

 

この様に、パッドユニットが外れました。

 

古いパッドユニットと新しいパッドユニットを並べてみました。

上が新しいパッドユニットで、下が古いパッドユニットです。

 

横から見ると摩耗が一目瞭然ですね。もちろん下が古いパッドユニットです。

砂消しみたいな色をした部分がパッドなんですが、上のパッドに比べて下のパッドが大きく摩耗しているのが分かります。

パッドは、ページ送りの為にページを1枚1枚コシコシこすって1枚ずつに分ける「指」みたいな役割をしています。つまりすごくこすれるので、使っているうちに摩耗します。削れていきます。

摩耗が進むとパッドが減って、「パッドがそもそもない」みたいな状態になるので、マルチフィードが防げなくなる、ということですね。分かりにくかったと思いますが、そんな感じらしいです。

 

では、新しいパッドユニットを装着します。

やることは簡単で、パッドユニットを乗せて押し込むだけ。外すときの様にツマミをつまむ必要はありません。パッドユニットを押し入れる為の「レール」みたいなところがあるので、そこに乗せて押し込んで下さい。

 

「レール」に乗せてグググと押し込むと・・・・

 

こんな感じでハマりました。

これで完了です。

僕の場合は、これでマルチフィードが(ほぼ)なくなりました。

 

これでマルチフィードがなくならない場合は、他の原因が考えられますが、消耗品を色々と交換しても結局直らない、というパターンも有り得ます。

僕はパッドユニットでマルチフィードがなくならなかったら、新しいScanSnapを購入する予定でした。笑   新しいScanSnapは給紙機能が向上している(マルチフィードが少ない)らしいので、思い切って新しいScanSnapを購入してしまうのもいいかも知れません。

ちょっと値は張りますが、また何年も使えると思ったら、必要な投資だと思います。

僕がパッドユニットの1,600円で済んだのは、幸運だったのも知れませんね。パッドユニット、何個か常備しておきたいレベルです!

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記事の内容は執筆当時のものとなります。何卒ご了承下さいませ。




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