iPhoneで外付けハードディスクの動画を視聴する方法は?

iPhoneの容量不足で動画が保存できない…そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

実は、iPhoneでも外付けハードディスクやSSDに保存された動画を直接視聴できるんです。

ただし、機種やストレージの種類によって接続方法が大きく異なります。

今回は、iPhone機種別の接続方法から動画再生までの手順を調べてみました!

iPhone機種による接続方法の違い

iPhone 15シリーズ以降とそれ以前では、接続方法がまったく異なります

iPhone 15シリーズ以降は USB-C ポートを搭載しているため、比較的シンプルに外付けストレージを接続できます。

一方、iPhone 14シリーズ以前の Lightning ポート搭載機種では、専用の変換アダプタが必要になります。

💡 USB-C対応機種(iPhone 15以降)

1. USB-Cケーブルで直接接続

2. 電力不足になりにくい

3. 特別なアダプタが不要

📌 Lightning対応機種(iPhone 14以前)

1. Lightning – USBカメラアダプタが必要

2. 外部電源の接続が必要

3. 変換アダプタ経由での接続

Lightning機種の場合、変換アダプタだけでは電力が足りないため、アダプタの Lightning ポートに充電ケーブルを接続する必要があります。

外付けストレージの選び方とフォーマット形式

外付けストレージを選ぶ際の重要なポイントは、SSDを選ぶことと適切なフォーマット形式にすることです。

🔧 推奨ストレージ

ハードディスクではなく SSD を選んでください。

ハードディスクは駆動電力が大きく、iPhone に直接接続して安定動作させるのが困難です。

SSDなら消費電力が少なく、iPhoneでもスムーズに動作します。

🔍 フォーマット形式の重要性

iPhoneが対応しているフォーマット形式は限られています。

対応形式:APFS、APFS(暗号化)、macOS拡張(HFS+)、exFAT(FAT64)、FAT32、FAT

中でも exFAT が最もおすすめです。

exFAT なら Windows と Mac の両方で読み書きでき、大容量ファイルにも対応しています。

購入時に NTFS フォーマットになっている場合は、パソコンで exFAT にフォーマットし直してください。

実際の接続と動画再生手順

外付けストレージの準備ができたら、実際にiPhoneに接続して動画を再生してみましょう。

接続手順

1. 外付けストレージを iPhone に接続

2. 「ファイル」アプリを起動

3. 画面下部の「ブラウズ」をタップ

4. 「場所」の下に表示されるストレージ名をタップ

接続が成功すると、「USBドライブ」などの名称で外付けストレージが表示されます。

🎯 動画再生の方法

ファイルアプリ内で目的の動画ファイルをタップするだけで、そのまま再生が開始されます。

MP4 形式の動画なら、特別なアプリをインストールする必要もありません。

動画を iPhone 本体に保存したい場合は、ファイルを長押しして「コピー」を選択し、「このiPhone内」に貼り付けることもできます。

これで、外付けストレージがなくてもいつでも動画を視聴できるようになります。

iPhoneで外付けストレージの動画視聴は意外と簡単

適切な機材と設定さえ整えれば、iPhoneでも外付けストレージの動画を快適に視聴できます

USB-C対応の新しいiPhoneなら接続も簡単ですし、Lightning機種でも専用アダプタがあれば問題ありません。

外付けSSDを使えば、iPhoneの容量を気にせずに大量の動画を持ち歩けるようになります。

出先で講義動画を見たり、旅行先で撮影した動画を家族と共有したりと、活用シーンは無限大です!