iPhoneを使っていて突然「使用できません」って表示が出て焦ったことはありませんか?
実はこの状況、事前の設定で予防することができるんです!
パスコードの入力ミスが原因で起こるこのトラブルですが、適切な設定をしておけばかなりの確率で回避できます。
今回は、そんな困った状況に陥らないための予防策をいろいろ調べてみました!
どんな時に「使用できません」状態になる?
iPhoneが「使用できません」状態になる主な原因は、パスコードの入力ミスが続いた時です。
具体的には、6回以上間違えると一時的にロックされ、10回以上間違えると完全に初期化が必要になってしまいます。
小さなお子さんがiPhoneを触って何度もタップしたり、パスコードを忘れて推測で入力を繰り返したりすると、あっという間にこの状態に陥ってしまうんですね。
また、ポケットの中で誤作動が起きて勝手にパスコード入力画面が反応することもあります。
この状態になると基本的には初期化しか解決方法がないため、大事なデータを失う可能性が高くなってしまいます。
だからこそ、事前の予防策がとても大事になってくるわけです。
Face IDやTouch IDで解決できる?
パスコード入力の機会を減らす最も効果的な方法が、Face ID(顔認証)やTouch ID(指紋認証)の活用です。
これらの生体認証を設定しておけば、普段の使用でパスコードを入力する回数がグッと減ります。
設定方法は意外とシンプルで、
1. 設定アプリを開く
2. 「Face IDとパスコード」(またはTouch IDとパスコード)をタップ
3. 現在のパスコードを入力
4. 「Face IDを設定」(またはTouch IDを追加)を選択
5. 画面の指示に従って登録
こんな感じで簡単に設定できます。
特にマスクをする機会が多い方は、複数の指を登録しておくTouch IDの方が便利かもしれませんね。
ただし、完全にパスコードが不要になるわけではないので、覚えやすいパスコードを設定することも大事です。
バックアップ設定がポイントな理由は?
万が一「使用できません」状態になっても、定期的なバックアップがあれば被害を最小限に抑えられます。
iCloudの自動バックアップ機能を使えば、手間なくデータを保護できるんです。
自動バックアップの設定手順はこちら、
1. 設定アプリで自分のユーザー名をタップ
2. 「iCloud」を選択
3. 「iCloudバックアップ」をタップ
4. 「このiPhoneをバックアップ」をオンにする
これで毎日Wi-Fi接続時に自動でバックアップが作成されます。
手動でバックアップしたい時は「今すぐバックアップを作成」をタップすればOKです。
iTunesを使ったパソコンへのバックアップも有効ですが、手軽さを考えるとiCloudの自動バックアップが断然おすすめです。
パスコード関連の設定で防げる?
パスコード自体の設定を見直すことで、「使用できません」状態を予防できる場合があります。
まずポイントなのが、覚えやすいパスコードに変更することです。
また、「データを消去」機能の設定も確認しておきましょう。
この機能がオンになっていると、10回間違えた時点で自動的に初期化されてしまいます。
設定の見直し手順は、
1. 設定アプリを開く
2. 「Face IDとパスコード」を選択
3. 現在のパスコードを入力
4. 「データを消去」のオン・オフを確認
5. 必要に応じて設定を変更
こんな感じです。
セキュリティを重視するか利便性を取るかは個人の判断ですが、家族で使っている場合などはオフにしておくのも一つの選択肢ですね。
さらに、「タップしてスリープ解除」機能をオフにすることで、ポケット内での誤操作を防ぐことができます。
これも設定アプリの「画面表示と明るさ」から変更可能です。
しっかり準備しておけば安心して使える
iPhoneの「使用できません」状態の予防について調べてみましたが、事前の設定がいかに大事かよくわかりました。
Face IDやTouch IDの設定、定期的なバックアップ、パスコード関連の見直しなど、ちょっとした手間で大きなトラブルを回避できるんですね。
特に自動バックアップの設定は絶対にやっておきたいところ。
万が一の時にデータが残っていれば、初期化されても安心ですもんね。
普段から少し意識するだけで、iPhoneをもっと安心して使えるようになりそうです。