iTunes Matchを使って音楽をクラウドに保存したいけれど、どのくらいの曲数や容量まで対応しているのか気になりますよね。
特に大量の音楽コレクションを持っている方にとって、制限があるかどうかは重要なポイントです。
実際のところ、iTunes Matchには曲数と容量の両方に制限が設けられているんです。
今回は、iTunes Matchの具体的な制限について調べてみました!
iTunes Matchの曲数制限は10万曲まで
現在のiTunes Matchでは、最大10万曲までアップロードできる制限があります。
この制限は段階的に拡大されてきた経緯があります。
サービス開始当初は2万5000曲が上限でしたが、2015年にAppleのエディ・キュー上級副社長がTwitterで「iOS 9のタイミングで10万曲に引き上げる」と発表しました。
実際に10万曲を超えた場合の動作についても、ユーザーからの報告があります。
「iCloudミュージックライブラリにアップロードはできなくなりました」との体験談があり、上限を超えると新しい曲の追加ができなくなるようです。
ただし、iTunes Storeで購入した楽曲については、この10万曲の制限にはカウントされません。
つまり、自分でCDから取り込んだ曲や他で購入した音楽ファイルが対象となります。
ファイルサイズと再生時間の容量制限もある
曲数制限とは別に、個々のファイルについても制限が設けられています。
200MBを超える音楽データはアップロードされない仕組みになっています。
また、再生時間が2時間を超える音楽データも同様にアップロード対象外です。
これらの制限は、一般的な楽曲であればほとんど問題になりませんが、高音質で録音したライブ音源や長時間の音楽作品を扱う場合には注意が必要です。
💡 ちなみに、iTunes Matchで使用される容量は、iCloudの契約容量とは別扱いとなっています。
年間3980円のiTunes Match契約があれば、無料のiCloudプランでも10万曲分のアップロードが可能です。
その他の制限事項も把握しておこう
iTunes Matchには、曲数と容量以外にもいくつかの制限があります。
📌 ビットレートが100kbps以下の楽曲はアップロード対象外となります。
音質が低すぎる音楽ファイルは、サービスの品質維持のため除外されるということですね。
DRM(デジタル著作権管理)で保護されているファイルについても制限があります。
基本的には、そのパソコンで再生できる場合を除いてアップロードされません。
また、利用できるデバイス数も10台までという上限が設けられています。
複数のスマホやパソコンを使っている方は、この点も頭に入れておくとよいでしょう。
iTunes Matchは10万曲&200MBの制限内で活用できる
iTunes Matchは10万曲という大容量に対応しており、一般的な音楽愛好家であれば十分すぎる制限といえます。
ファイルサイズの200MB制限や再生時間2時間制限も、通常の楽曲使用では問題になることはほとんどありません。
年間3980円で大量の音楽コレクションをクラウド管理できるのは、なかなか魅力的なサービスですね!