ヨドバシドットコムから「お客様情報変更依頼受付のご連絡」というメールが届いて、びっくりしました。
身に覚えがない情報変更の通知で不安になってしまいました。
調べてみたところ、このメールはフィッシング詐欺メールである可能性が高いようです。
2025年10月31日にも迷惑メール相談センターから注意喚起が出されており、現在も継続的に送信されているみたいです。
どう見分ければいいのか、もし引っかかってしまったらどうすればいいのか、気になったので詳しく調べてみました!
1. このメールはフィッシング詐欺メールなの
「ヨドバシドットコム:「お客様情報」変更依頼受付のご連絡」という件名のメールは、フィッシング詐欺メールである可能性が高いようです。
2025年10月31日時点でも迷惑メール相談センターの注意喚起リストに掲載されています。
現在進行形で被害が報告されているようです。
実際、2025年10月15日には電気通信大学でも学内メールアドレスに送信されてきたことが確認されました。
メール本文には「お客様情報変更手続きをおこないました」といった内容が書かれています。
そして24時間以内に確認するよう促してくるんです。
しかしこれは、受信者を焦らせて偽サイトに誘導する典型的な手口とされています。
身に覚えのない変更通知が届いた場合、それは詐欺の可能性がすごく高いと考えられます。
ヨドバシカメラの公式サイトでも、このような「お客様情報」変更依頼受付のご連絡というなりすましメールについて注意喚起を出しています。
2. 送信元を見れば本物かどうか分かる
送信元の表示名は「ヨドバシドットコム」や「ヨドバシ・ドット・コム」となっていることが多いです。
しかし実際のメールアドレスを確認してみると、怪しいドメインから送られてきているケースがほとんどなんです。
例えば2025年10月15日に確認されたものでは、「@porgs.com」や「@enrby.com」といったドメインが使われていました。
これらはヨドバシとは全く関係のないドメインです。
さらに技術的な解析では、中国のホスティングサーバーを経由して送信されているケースも報告されています。
これは完全なスパム配信経路だと指摘されているようです。
ただしメールアドレスの偽装は技術的に可能なため、送信元だけで100%判断することはできません。
そのため送信元の確認に加えて、メール本文の内容やリンク先のURLもしっかりチェックする必要があります。
3. メール内のリンクをクリックするとどうなるの
このフィッシングメールには、「お客様専用ページ」としてリンクが記載されています。
メール内には「https://order.yodobashi.com/yc/login/index.html」のような、一見正規のURLが表示されていることもあるんです。
しかし実際のリンク先を確認すると、まったく別の不正なサイトに繋がっています。
リンクをクリックすると、ヨドバシドットコムのログイン画面にそっくりな偽サイトが表示されます。
そこで会員IDやパスワード、クレジットカード情報の入力を求められるケースが報告されているようです。
一度情報を入力してしまうと、アカウントの不正利用やクレジットカードの悪用といった被害に遭う危険性があります。
メール内のリンクは表示されているURLと実際の飛び先が異なることがあるため、注意が必要です。
たとえ正しいURLが書かれていても、そのままクリックするのは避けた方が良いでしょう。
4. 本物のヨドバシからのメールと見分けるには
本物のヨドバシドットコムからのメールと詐欺メールを見分けるには、いくつかのポイントがあります。
まずヨドバシの正規URLは「https://xxx.yodobashi.com」で始まります。
xxxの部分は「order」や「limited」、「secure」など任意の英字ですが、必ず「yodobashi.com」で終わるのが特徴です。
一方で詐欺メールのリンク先は、「www-yodoboshi-●●●●-com.●●●●.top」や「order-yodobashi-com.●●●●.shop」のように、ハイフンやドットで区切られた偽装URLになっています。
またメール本文の日本語表現もチェックポイントです。
不自然な言い回しや誤字脱字が多い場合は、海外から送られた詐欺メールの可能性が高くなります。
身に覚えのない変更通知や、急を要する内容で不安を煽るような文面も要注意です。
確認する際のチェックポイントですが、
・URLが「https://xxx.yodobashi.com」形式になっているか
・送信元のドメインが正規のものか
・メール本文に不自然な日本語がないか
・24時間以内などの極端に短い期限が設けられていないか
こんな感じでチェックするのが有効です。
不審なメールを受け取った場合は、ヨドバシカメラの公式問い合わせ窓口(0120-203-044)に確認することができます。メール内のリンクからではなく、必ず公式サイトから直接アクセスしてください。
5. もし情報を入力してしまったらどうすればいい
万が一、フィッシングサイトでログイン情報やクレジットカード情報を入力してしまった場合は、すぐに対応する必要があります。
まずヨドバシドットコムの正規サイトから直接ログインし、パスワードを変更しましょう。
アカウントが乗っ取られる前に、できるだけ早く対処することが重要です。
クレジットカード情報を入力してしまった場合は、カード会社に連絡して利用停止の手続きを取ってください。
不正利用がないか、取引履歴も確認しておくと安心です。
また念のため、ヨドバシドットコムの公式問い合わせ窓口にも状況を報告しておくのが良いでしょう。
迷惑メール相談センターでは、こうした詐欺メールの情報を収集しています。
同様の被害を防ぐためにも、フィッシングメールを受け取ったら報告することも検討してみてください。
まとめ
ヨドバシドットコムから「お客様情報変更依頼受付のご連絡」というメールが届いたら、フィッシング詐欺の可能性を疑った方が良さそうです。
2025年10月31日時点でも迷惑メール相談センターから注意喚起が出されています。
現在進行形で被害が報告されているようです。
送信元が「ヨドバシ・ドット・コム」となっていても、実際のメールアドレスやリンク先が偽物というケースが多いんです。
身に覚えのない変更通知を受け取った時は、メール内のリンクをクリックせず、必ず公式サイトから直接アクセスして確認することが大切ですね。
ちょっとした注意で被害を防げるので、怪しいメールには慎重に対応していきたいと思いました!