ウーバーイーツの暗証番号とは?配達員に聞かれる理由と置き配への影響

最近ウーバーイーツで注文したとき、配達員さんから突然「暗証番号を教えてください」と言われて困った経験がある人も多いはず。

そもそも暗証番号なんて設定した覚えもないし、何のことだかさっぱり分からない!

でも実は、この暗証番号にはちゃんとした理由があるんです。

今回はウーバーイーツの暗証番号の正体と、置き配への影響について調べてみました!

1.ウーバーイーツの暗証番号って一体何なの?

ウーバーイーツの暗証番号は、2022年10月12日から導入された「PINコード(Personal Identification Number)」という仕組みです。

これは配達時の本人確認と誤配防止を目的とした4桁の数字です。

注文者が配達員に口頭で伝えるものなんですよね。

暗証番号は注文者のアプリにプッシュ通知でサクッと表示され、配達員の顔写真の横に常時表示されています。

実はこの4桁の数字、注文者の電話番号の下4桁と同じになっているんです。

配達員さんは注文者から教えてもらった暗証番号を配達アプリにピッと入力することで、配達が完了する仕組みになっています。

普通の食事の配達では求められることは少なかったのですが、2023年5月頃から暗証番号入力を求められる配達の割合が急激に増えました。

2.暗証番号は勝手に設定されちゃうものなの?

暗証番号の設定は、実は注文者が意図的に設定するものではありません。

ウーバーイーツ側が特定の条件に該当する注文に対して、自動的に暗証番号を表示させる仕組みになっているんですね。

現在は完全にランダムで適用されているため、同じ人が同じように注文しても、毎回暗証番号が出るわけではないようです。

初回注文の注文者に適用されたり、同じ配達員でも適用されたりされなかったりするため、誰でも暗証番号案件に当たる可能性があります。

暗証番号が表示される主なケース

1. ウーバーイーツで初回注文するとき
2. 久しぶりにウーバーイーツで注文するとき
3. いつもの配達場所と違うとき
4. ランダムに選ばれたとき

つまり、注文者側では暗証番号の表示をコントロールできないということになります。

配達パートナーの行動履歴やデータに基づいて表示されるものではなく、システムがランダムに適用しているみたいです。

3.暗証番号があると置き配は指定できないの?

実は、暗証番号が必要になるのは基本的に「対面での手渡し」を選択した場合のみです。

置き配を選択している場合は、通常は暗証番号を求められることはありません。

ただし、注意したいのは注文時の設定変更になります。

最初に「手渡し」を選択しておいて、その後メモ欄に「置き配でお願いします」と記載して変更した場合でも、暗証番号が必要になることがあるんです。

この場合は、アプリのメッセージ機能を使って配達員にスムーズに暗証番号を送るか、インターホンが鳴った際に暗証番号を伝える必要があります。

置き配で暗証番号を回避する方法

配達先住所の設定画面で受け取り方法を「手渡しする」から「玄関先に置く」に変更すれば、暗証番号が表示されなくなります

稀にアプリのバグで置き配でも暗証番号を求められるケースがありますが、その場合は配達員さんにインターホンやメッセージで確認してもらうことになります。

4.暗証番号が分からない時はどうすればいいの?

配達員さんから暗証番号を聞かれたけれど、アプリを見ても分からない場合があります。

そんな時は慌てる必要はありません!

暗証番号は注文時に登録している電話番号の下4桁と同じなので、その番号を伝えれば大丈夫です。

もしプッシュ通知を見逃してしまった場合でも、注文者用アプリ内で配達員の顔写真の横に暗証番号が常時表示されているので、そこで確認できます。

電話番号を教えたくない場合や、どうしても暗証番号が確認できない場合は、配達員さんに相談してみるといいでしょう。

実は配達員側では暗証番号の入力をスキップすることもできる仕様になっているため、トラブルになることは少ないようです。

配達員さんもサポートに連絡して「確認できなかった」として配達を完了させることができるんですね。

最終的には利用者の判断ということになりますが、暗証番号は誤配防止のための仕組みなので、できるだけ協力してもらえると配達員さんも助かります。

まとめ

ウーバーイーツの暗証番号は2022年10月から導入された誤配防止の仕組みで、注文者の電話番号下4桁が暗証番号として使われることが分かりました。

基本的に対面での手渡し時のみ必要で、置き配を選択していれば暗証番号を求められることはほとんどありません。

もし暗証番号を聞かれて困った時は、電話番号の下4桁を伝えるか、アプリで確認すれば解決できます。

最初は面倒に感じるかもしれませんが、これも安全で確実な配達のための工夫だと思って調べてみると、なかなかおもしろい仕組みでした!