スマホとパソコンで同じGoogleアカウントを使っていたら、検索履歴が勝手に共有されていて驚いたことがあります。
同じアカウントで複数の端末を使うと、検索履歴ってホントに同期されるのか気になって調べてみました。
同じGoogleアカウントでログインしている端末間では、初期設定のまま使うと検索履歴が自動的に同期されます。
便利な反面、プライバシーが気になることもありますよね!
1. 同じGoogleアカウントを使うと検索履歴は同期されるの?
同じGoogleアカウントで複数の端末にログインしている場合、検索履歴は自動的に同期されます。
これはGoogleの「同期機能」が初期設定でオンになっているためです。
具体的には、スマホで調べた内容がパソコンでも表示されたり、タブレットでの検索履歴が他のデバイスからも確認できるようになっています。
Googleアカウントにログインした状態でChromeブラウザやGoogleアプリを使うと、検索履歴だけでなくブックマークやパスワードなども共有される仕組みです。
家族で1つのアカウントを共有している場合は、意図せず検索履歴が見られてしまう可能性があるので注意が必要になります。
会社と自宅で同じアカウントを使っている場合も同様です。
2. どうして検索履歴が端末間で共有されるの?
検索履歴が共有される理由は、Googleの「ウェブとアプリのアクティビティ」という機能が関係しています!
この機能がオンになっていると、Google検索で調べた内容がGoogleのクラウド上に保存されます。
閲覧したウェブサイトの情報も記録される仕組みです。
保存された情報は、同じGoogleアカウントでログインしているすべての端末から参照できるようになっています。
同期の流れはこんな感じです。
1. Googleアカウントでログイン
2. 検索や閲覧の情報がクラウドに保存される
3. 他の端末でも同じ履歴が表示される
複数のデバイスを使い分けている人にとっては便利な機能ですが、プライバシーを重視する場合は設定を見直す必要があります。
検索履歴以外にも、ブックマーク・パスワード・開いているタブ・拡張機能・ブラウザの設定などが同期されます
3. 検索履歴の同期をオフにする方法はあるの?
検索履歴の同期をオフにする方法はいくつかあります。
Chromeの設定から個別に履歴の同期だけを止めることが可能です。
設定から履歴の同期を止める手順は次の通りです。
1. 設定を開く
2. 「同期とGoogleサービス」をタップ
3. 履歴の項目をオフにする
この操作で検索履歴だけ同期されなくなります。
パスワードやブックマークは同期したまま、履歴だけを個別管理できるんです。
端末ごとに設定できるので、特定のデバイスだけ履歴を同期しないという使い方もできます。
4. ウェブとアプリのアクティビティをオフにするとどうなるの?
「ウェブとアプリのアクティビティ」をオフにすると、Google検索の履歴自体が保存されなくなります。
この設定をオフにすると、検索履歴がGoogleアカウントに記録されません。
そのため、端末間での同期も行われなくなります。
Googleアカウントの設定画面から「データとプライバシー」を開き、「ウェブとアプリのアクティビティ」をオフにすることで実現できます。
ただし注意点として、この設定をオフにすると検索候補の精度が下がる可能性があります。
Googleのサービス全体でのパーソナライズ機能が制限されることもあります。
既に保存されている過去の履歴は残ったままなので、必要に応じて削除する作業も別途必要です。
1. 既存の検索履歴は自動では消えない
2. 検索候補の表示が変わる可能性がある
3. 端末ごとに設定する必要はなく、アカウント全体に適用される
5. シークレットモードを使えば履歴は残らないの?
シークレットモードを使えば、検索履歴や閲覧履歴がブラウザに残りません!
Chromeのシークレットモードでは、Cookie情報や閲覧履歴がウェブ上に保存されず、タブを閉じると同時に情報が消去される仕組みになっています。
画面左上に眼鏡と帽子のアイコンが表示されていれば、シークレットモードが有効になっている証拠です。
ただし注意点があります。
Googleアカウントにログインした状態でシークレットモードを使うと、検索アクティビティがアカウントに保存される可能性があるんです。
完全に履歴を残したくない場合は、アカウントからログアウトしてから使う必要があります。
一時的にプライバシーを守りたいときには便利な機能です。
6. 既に同期された検索履歴を削除する方法は?
既に同期されてしまった検索履歴は、Googleの「マイアクティビティ」から削除できます。
マイアクティビティのページにアクセスすると、自分のGoogleアカウントに保存されているすべての検索履歴や閲覧履歴が一覧で表示されます。
個別に削除することも、全期間の履歴をまとめて削除することも可能です。
削除する際の手順ですが、次のようになります。
1. myactivity.google.comにアクセスする
2. 削除したい期間や項目を選ぶ
3. 確認画面で削除を実行する
デバイスがオフラインの場合、削除した履歴が一時的に表示され続けることがあります。
インターネットに接続すれば自動的に反映されます。
まとめ
同じGoogleアカウントで複数の端末を使うと、初期設定では検索履歴が自動的に同期されることが分かりました。
便利な機能ではあるものの、プライバシーを気にする場合は設定の見直しが必要です。
Chromeの同期設定や「ウェブとアプリのアクティビティ」のオン・オフを調整することで、自分に合った使い方ができます。
シークレットモードを活用するのも1つの方法ですね。
調べてみて、同期機能の仕組みと対策方法がよく分かりました!