iPhoneを使っていると、キーボードの予測変換に変な候補が出てきて困ることがある!
特に人に画面を見せるときなんかは、予測変換の履歴が気になってしまうもの。
でも実は、iPhoneのキーボード履歴は設定から簡単に削除できるんです。
この記事では、キーボードの予測変換履歴をリセットする方法を調べてみました。
数タップで完了するので、気になったときにサクッと消せます!
1. キーボードの履歴ってどこに保存されているの?
iPhoneのキーボード履歴は、本体の設定情報として保存されています。
正確には「キーボードの変換学習」として蓄積されているもの。
普段文字を入力していると、iPhoneが自動的に学習します。
よく使う言葉を予測変換の候補に出してくれるんです。
この学習機能はユーザーごとに個別最適化されているので、使えば使うほど便利になっていきます!
ただし、一度入力した恥ずかしい単語や、もう使わなくなった言葉まで残り続けてしまうのが困りもの。
だからこそ、定期的に履歴を削除してリフレッシュするのがオススメです。
2. 最新iOSでキーボード履歴を削除する手順は?
iOS17やiOS18などの最新バージョンでは、キーボードの変換学習をリセットする手順が少し変わっています。
具体的な手順ですが、
1. 設定アプリを開く
2. 「一般」をタップ
3. 「転送またはiPhoneをリセット」を選択
4. 「リセット」をタップ
5. 「キーボードの変換学習をリセット」を選ぶ
6. パスコードを入力
7. 「変換学習をリセット」をタップして完了
こんな感じで進めていけば、サクッと削除できます。
これまでiPhoneが学習してきた予測変換の候補が全てリセットされます!
ただし、この操作をすると学習した便利な単語も全て消えてしまうので、その点は注意が必要。
iOS16以前のバージョンでは、「一般」→「リセット」→「キーボードの変換学習をリセット」という手順になります。iOS17以降と比べて、「転送またはiPhoneをリセット」の項目がない点が違います。
3. 個別に単語だけ削除することはできるの?
残念ながら、iPhoneの標準キーボードでは予測変換の一部だけを個別に削除する機能は基本的にありません。
履歴や学習情報は全リセットのみ可能という仕様になっているんです。
もし一部の単語だけ削除したい場合でも、基本的には全ての学習履歴をリセットする必要があります。
「オールリセット」しかできないのが難点といえますね。
ただし、変換候補に表示されている単語を長押しすると「削除」が選べる場合もあります。
すべての単語で使えるわけではありませんが、試してみる価値はあります。
変換候補に残したい文字は、別途「ユーザ辞書」に登録しておくと便利。
ユーザ辞書に登録した文字は、キーボードの変換学習をリセットしても何の影響も受けません。
4. ユーザ辞書に登録した単語を削除する方法は?
キーボードの変換学習をリセットしても、自分で登録したユーザ辞書の内容は残ります。
ユーザ辞書というのは、よみと単語を自分で登録できる機能のこと。
例えば「おつ」と入力すると「お疲れ様です」が出るように設定したりできるんです。
このユーザ辞書に登録した単語も削除したい場合は、別の手順が必要になります。
削除する手順は、
1. 設定アプリを開く
2. 「一般」をタップ
3. 「キーボード」を選択
4. 「ユーザ辞書」をタップ
5. 「編集」をタップ
6. 削除したい単語の削除ボタンをタップ
7. 「削除」をタップ
8. 「完了」をタップ
という流れになります。
一つずつ消していく形になるので、登録数が多いとちょっと手間がかかりますね。
でも必要ないものだけ選んで消せるので、便利な単語は残しておけるのがメリット。
5. 予測変換機能をオフにすることはできるの?
全て削除するのが面倒な場合、一時的に予測変換機能自体をオフにする方法もあります。
ただし、この方法は英語入力のみに対応していて、日本語入力では利用できません。
それでも、英語入力時に予測変換を表示させたくない場合には便利な機能です。
手順としては、設定アプリから「一般」→「キーボード」と進み、「予測」スイッチをオフにするだけ。
これで予測変換の候補が一時的に表示されなくなります。
履歴が削除されるわけではないので、また使いたくなったらオンに戻せばOK。
もう一つの方法として、Safariのプライベートブラウズを活用する手もあります。
プライベートブラウズ中は変換学習が行われないので、検索履歴も残りません。
人に見られたくない単語を入力する際に便利です。
6. サードパーティ製キーボードの履歴はどうなるの?
iPhoneには、標準キーボード以外にもサードパーティ製のキーボードアプリをインストールできます。
例えばGboardやSimejiなどを使っている人も多いはず。
これらのアプリを使っている場合、履歴の削除方法は各アプリによって違ってきます。
基本的には、それぞれのキーボードアプリの設定画面から履歴を削除する形になります。
アプリごとに「予測変換をリセット」や「学習辞書を削除」といったメニューが用意されているので、そこから操作すればOK。
iPhoneの標準設定からは消せないので、使っているキーボードアプリの設定を確認してみてください。
まとめ
iPhoneのキーボード履歴を削除する方法を調べてみました。
最新のiOS17やiOS18では、設定アプリから「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「キーボードの変換学習をリセット」と進むだけで、予測変換の履歴をスッキリ消せます。
個別削除は基本的にできませんが、一部の候補は長押しで削除できる場合もあります。
ユーザ辞書に登録した単語は別途削除が可能です。
履歴が気になったときは、定期的にリセットしてみるのもアリ!
プライベートブラウズを活用すれば、そもそも変換学習させない使い方もできます。