おじさんです。
今回はスマホの話とは違って、個人的に気になる話です。
昨日報道ステーション司会の古舘伊知郎さんが番組の降板を発表しました。最初は噂の様にして駆け巡ったこの話なんですが、すぐにテレビ朝日も認め、さらに古舘さんは記者会見でその事について話しました。
報道ステーションは好き嫌いがあるだろうし、問題も多く抱えた番組かも知れませんが、僕はなんとなく見てしまうことが多かったです。
そんな番組の今後と古舘伊知郎さんの今後について考えてみました。
目次
古舘伊知郎さんが報道ステーション降板へ!
古舘伊知郎さんが報道ステーションを降板する・・・という話が出てきたのは2015年12月24日の事でした。ちょうどその前日に年内の報道ステーションの放送は終わっていた様なので、これはそれを考慮しての発表?だったのかも知れません。
古舘さんが何を言うのか、報道ステーションを見なければ・・・と思っていた人は、「今日ないのか!」と残念な気持ちになったと思います。僕もその一人です。笑
報道ステーションの降板・・・と聞くと、なんだか「干されたのか?」というイメージも持ってしまいますが、どうやらそうではない様子。2004年から続いた報道ステーションですが、古舘さんとしては「10年を節目にやめたい」と考えていたそうです。ですがテレビ朝日が引き留めて、今に至っているとの事でした。
報道ステーションの降板は2016年3月31日(木)の放送終了を持って、という事になりそうです。
記者懇談会での発言
古舘伊知郎さんの報道ステーション降板が報じられたのと同じ日に、古舘さんは記者懇談会で色々と発言をしています。(テレビに流す性質の会見ではなかった様で、動画などはありません)
その記者懇談会での発言で一番印象に残ったのは「ものすごく不自由な10年間」という言葉。これは報道ステーションの批判・・・という訳ではないのかも知れませんが、自身が思い描いていた報道ステーションとは違う事になってしまっていた様です。
そして古舘さんは「不自由な報道にいた12年間のうっぷんがたまっている」と語り、バラエティの分野への復帰を匂わせました。
報道ステーションの歴史
報道ステーションは2004年からスタートしました。国民的とも言っていい「ニュースステーション」の後を継ぐ形でのスタートでした。
古舘さんは司会者として超一流、言葉のプロとして並ぶ者がいないほどの唯一無二の存在でしたから、白羽の矢が立ったのだと思います。
それからはニュースステーションの後継番組に相応しい視聴率を維持し続け、今に至ります。今回の降板の話があってまた話題が集まりますから、高視聴率は維持したままの降板となるでしょうね。
有終の美を飾る事が出来そうです。
後任はどうなる?
報道ステーションが終わる・・・となると、気になってくるのが「後任」についてです。
まず番組タイトルについてですが、これは恐らく「報道ステーション」のまま行くと思います。記者懇談会での古舘さんの発言を聞いていると、そう予想出来たので・・。
そして後任については、まだ予想の域を出ませんが、以下の様な人物がラインナップされています。
- 宮根誠司(現 ミヤネ屋司会)
- 羽鳥慎一(現 羽鳥慎一モーニングショー司会)
- 辛坊治郎(最近引退宣言をして自由の身になりそう)
- 福澤朗(現 バンキシャ!司会)
- 安住紳一郎(現 TBSアナウンサー)
- 長野智子(現 報道ステーションSUNDAY司会)
・・・という様にどの方も実力派揃いなので、可能性は多いにありそうです。ですがそれぞれ人気番組を抱えている方ばかりなので、その番組を辞める・・・となるとハードルは高くなるかも知れません。特に宮根さんと羽鳥さんに関しては、局の高視聴率看板番組なので、難しいかと・・・。
報道ステーションと他の番組の両立・・・という事も有り得るかも知れませんが、古舘さんがそれまでのバラエティ路線を一切封印した事を考えると、後任になる=報道ステーションだけの露出になる、と考えても良さそうです。
古舘伊知郎の今後は?
古舘さんの今後に関してはまだ分かりませんが、個人的にはバラエティ番組への復帰を希望します。今の若い方は分からないかも知れませんが、古舘さんは本当にトークの面白い人で、僕は特にとんねるずの石橋貴明さんとやっていた「第四学区」が大好きでした。
「政界進出もあるのでは?」という声もありますが、僕は個人的には向いていないと思います。報道ステーションに行くと知った時も、ちょっと残念な気持ちがありました。古舘さんは自由に自分の言いたいことを言うのが一番合っていると思ったからです。
恐らく報道ステーションに行ったのは、一種の権力欲みたいなものが働いている気がします。なんだかんだ言って報道ステーションはフリーアナウンサーの最高峰の仕事・・・みたいなところがありますから、憧れがあったんでしょう。でなければ、それまでのバラエティの仕事を一切封印する・・・なんて事は出来なかったと思います。
ですから古舘さんは、そういう権力欲みたいなものはもう満たされた、疲れているのではないかと思います。ですから政界進出はないのではないかと。
あとの人生はとにかく好きにしゃべって欲しいですね。ファンの一人としてそう思います。