iPhoneの電池がすぐ減る?原因と対策

iPhoneの電池が以前より早く減るようになったと感じたことはありませんか?
朝フル充電したのに、お昼にはもう残量が30%を切っているなんて経験、とても焦りますよね。
実はiPhoneのバッテリー消費には様々な原因があり、ちょっとした設定変更で大幅に改善できることも多いんです。
この記事では、バッテリーの減りが早い原因と効果的な対策方法を紹介します!

iPhoneのバッテリーが早く減る原因

iPhoneの電池の減りが早い原因はいくつかあります。

バッテリー自体の問題なのか、使い方の問題なのか見分けることが大切です。

まず考えられるのはバッテリー自体の劣化です。

iPhoneのバッテリーは充電を繰り返すうちに少しずつ劣化していきます。

次に意外と知られていないのが、

バックグラウンドでのアプリ動作です。

多くの人がアプリを使い終わった後にタスクキル(アプリを上にスワイプして終了すること)をしています。

実はこれ、大きな間違いなんです!

(知らなかった!)

アプリをバックグラウンドで起動させておく方が、むしろバッテリー消費を抑えられます。

なぜなら、アプリを起動する瞬間の方がバッテリーを消費するからです。

頻繁に使うアプリほど、バックグラウンドでは消さない方が良いというわけです。

そのほかの主な原因は、以下!

・位置情報サービス(GPS)の常時使用
・プッシュ通知の頻繁な受信
・画面の高輝度設定
・Wi-FiやBluetoothの常時オン
・動画や音楽の連続再生
・極端な温度環境での使用

などがあります。

バッテリーの状態を確認する方法

対策を取る前に、まずはバッテリーの状態をチェックしましょう。

iPhoneにはバッテリーの状態を簡単に確認できる機能があります。

確認方法は次のとおり!

1. 「設定」アプリを開く
2. 「バッテリー」をタップ
3. 「バッテリーの状態と充電」をタップ

ここで表示される「最大容量」が重要です。

新品時と比較したバッテリー容量の基準となっています。この数値が80%を下回っている場合は、バッテリーの交換を検討した方が良いでしょう。

また同じ画面で「バッテリー充電の最適化」という機能もあります。

これをオンにすると、使用パターンを学習して80%で充電を一時停止してくれるため、バッテリーの劣化を防ぐことができます。

バッテリー消費を抑える設定

バッテリーの状態を確認したら、次は消費を抑えるための設定変更を行いましょう。

まず有効なのが「低電力モード」です。

この機能をオンにすると、バックグラウンド処理が制限され、画面の明るさが自動で低下するなど、バッテリー消費を抑えるための変更が一括して適用されます。

低電力モードの設定方法
1. 「設定」アプリを開く
2. 「バッテリー」をタップ
3. 「低電力モード」をオンにする

また、画面の明るさも大きなバッテリー消費の原因です。明るさを手動で50%以下に調整し、「自動ロック」の時間を30秒~1分に設定すると効果的です。

位置情報サービスも見直しましょう。すべてのアプリに「常に」許可する必要はありません。

位置情報の設定変更
1. 「設定」>「プライバシー」>「位置情報サービス」を開く
2. アプリごとに「アプリの使用中のみ」や「許可しない」を選択

使わないときはWi-FiやBluetoothをオフにすることも効果的です。

特にWi-Fi環境でない場所でWi-Fiをオンにしたままだと、接続先を探し続けてバッテリーを消耗してしまいます。

iPhoneの電池を長持ちさせるため

これまで説明してきた対策をまとめると、iPhoneのバッテリーを長持ちさせるためには以下のことが大切です。

【日常的な使用での対策】
・画面の明るさを50%以下に設定する
・自動ロックを短めに設定する
・頻繁に使うアプリはバックグラウンドで起動したままにする
・位置情報の使用を必要なアプリだけに制限する
・使わないWi-FiやBluetoothはオフにする
・ダークモードを活用する

【バッテリーの健康を維持する対策】
・バッテリー充電の最適化をオンにする
・バッテリー残量を20%~80%の間で維持する
・極端な高温・低温環境での使用を避ける

これらの対策を組み合わせることで、iPhoneのバッテリー持ちを大幅に改善できます。また、バッテリーの最大容量が80%を下回っている場合は、バッテリー交換を検討するのもひとつの選択肢です。

日々の小さな心がけで、iPhoneのバッテリーは長持ちします。充電の手間が減れば、もっと快適にiPhoneを使いこなせるようになるはずです!