この記事では「iTunes Matchの同期が”不適格”となる理由」についてご紹介しています。
iTunes Matchとは自分の手持ちの曲をクラウド上にアップロードして、それをスマホなどの端末から参照して聴くサービスの事です。
とても便利なサービスなのですが、手持ちの曲をクラウドにアップロードする際に、それが「不適格」というステータスと共に失敗してしまう事があります。
今回はなんとかこの「不適格」を回避してクラウドにアップロードする事は出来ないか?とあがいてみました。この「不適格」にはいくつかの明確な理由があるため、その問題を解決できればアップロードが可能になります。
以下でご説明します!
目次
iTunes Matchの同期ステータスを表示する方法
まずは以下の手順でiTunes Matchの同期ステータスを表示する様にしましょう。これをやらないと、よく分からない雲のアイコンの表示があるだけなのでステータスが判別出来ません。
上の画像の様に、雲があれこれ状態を変えて表示されますが、これだけで最初から意味を知るのは難しいです。
なので、以下の方法でiTunes Matchの同期ステータスを表示します。
「ジャンル」「名前」「レート」などの項目名がある列にカーソルを合わせて、右クリックをすると、上の画像の様にメニューが表示されます。
そのメニューの中から「iCloudの状況」にチェックを入れましょう。これでiTunes Matchの同期ステータスが、曲毎に表示されて、とても分かり易くなります。
iTunes Matchの同期は失敗する事がある
iTunes Matchの同期ステータスは、アップロードが完了している場合、
- マッチ
- アップロード済み
- 購入した項目
だいたい上の様に表示されます。あとは同期待ちである「待機中」くらいです。
しかし、上の画像の様に、同期ステータスが「不適格」となってしまう事があります。これは「待機中」とは違って、曲自体に何らかの問題(iTunes Match的な問題)があって、アップロード出来ない事を意味しています。
この「不適格」になった場合、いくら待ってもクラウド上へのアップロードはされないので注意して下さい。不適格の理由を探って、それを解消する必要があります。
iTunes Matchの同期ステータスが「不適格」となる理由
iTunes Matchの同期ステータスが「不適格」となるのには、いくつかの理由が考えられます。
その理由は以下の通りです。
- iTunes Storeから購入したものでない曲
- 別のApple IDで購入した曲
- ファイルサイズが200MB以上の曲
- 2時間以上の曲
- 96Kbps以下でエンコードされた曲
このどれに自分が当てはまるか考える必要があります。
曲を右クリックすると上のメニューが出るので、「プロパティ(または”情報”)」を選択して、曲の情報をチェックしてみて下さい。
僕の場合、オーディオブックが「不適格」になってしまったのですが、プロパティを見るとビットレートが「96kbps」である事が分かりました。これを96kbps以上に出来れば、iTunes Matchへの同期が可能になる、という事になります。
普通に聴けるオーディオファイルなのですが、なぜビットレートの制限があるのか謎です。何か問題があるのかも知れませんが(ちなみにiTunes Matchへの同期をしないで普通にiTunesで聴く事は出来ます)。
今回の「不適格」はどう回避したのか?
この方法が正しいのか分かりませんが、僕は一応、この方法で「(ビットレートが低い為の)不適格」を回避する事が出来ました。
以下の記事でご紹介しています。ご参照下さいませ。