【比較】今すぐiTunes Matchを捨ててGoogle Play Musicに乗り換えるのが賢い選択!

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おじさんです。

ついに先日、日本でもGoogle Play Musicが解禁されました。元々アメリカだったりでは始まっていたサービスだったのですが、ついに日本でも正式に使える様になったのです。

それまでもアメリカ人になりすましてGoogleアカウントを取得すればGoogle Play Musicを使う事できたらしいのですが、手順が複雑っぽかったのとなんだか不安も大きいので僕は手を出していませんでした。

それがついに正式解禁となり、非常に喜んでおります・・!

目次

Google Play Musicはどうですか?

非常によく分からない見出しですが、Google Play Musicっていったいどうなんでしょうか?つまり使う価値はあるのか・・・という事です。

 

日本での音楽市場ってすでにAppleが実権を握っている様なところがあって、iPodから始まって今はiPhoneとなり、日本で音楽聴いている人の9割以上がApple製品使ってる気がするんですよね。(言い過ぎか)

 

僕もそんな一人で、iPhoneからAndroidに鞍替えしてすでに2年近くが経過しますが、それでも音楽に関してはiTunesから抜け出せず、昔使ってたiPhone5をそのまま使ってました。AndroidとiPhoneの2台持ちですよ。

 

でもやっぱりスマホ1台に一元化したくて、ちょっと試行錯誤をしてみてAndroidで音楽を快適に聴ける様に考えてみたんですけど、やっぱりなんか違うんですよね。iTunes MatchのないiTunesならまだどうにかなったんですけど、iTunes Matchが始まってしまったらもう無理。イチイチ母艦に繋げてどうこうって事がめんどくさくてしかたないんです。

 

だからずっとiTunes Matchを使ってました。AndroidとiPhoneの2台持ちで。

 

でも、そんな日ともついにおさらばです。

Google Play Musicとはなにか?

Google Play Musicとは、「手持ちの音楽のクラウド保存」と「音楽配信サービス」の2つの内容からなるサービスの事です。

 

最近のデジタル界隈のトレンドは「クラウド」です。クラウドってのはネット上に必要なデータを保存しておいて、いつでも好きな時にいろんな端末からアクセスしよう〜みたいな事です。これってめちゃくちゃ便利。

 

Google Play Musicもこれに特化しており、手持ちの音楽データを一度クラウド上に保存してしまえば、その後はクラウド上から再生する事が可能になります。

 

「クラウド上から毎回再生すると通信量が心配」と思うかも知れないですが、Google Play Musicではクラウド上からスマホに音楽をダウンロードする事ができます。ですので、自宅のWi-Fi環境でダウンロードしておいた音楽を、外でオフラインで聴く・・・という事が可能になっています。

 

特にこの「自分の手持ちのデータをクラウド上に保存して聴く」という部分に関しては、Appleの提供するiTunes Matchの独壇場でした(日本では)。一応、DropBoxなどのクラウドストレージに保存して聴く・・・ということもできないではなかったのですが、音楽に特化したサービスではない為、使い勝手は悪くなってしまうのです。

 

そんな中で日本上陸したGoogle Play Musicは、特にAndroidユーザーにとっては、待ちに待った待望のサービスだったのです。

 

Google Play MusicにiTunes Matchとの比較

少しややこしく感じるかも知れないですが、「Google Play MusicとiTunes Match」の比較、というのは正確性を欠いています。なぜかというと、Google Play MusicはiTunes MatchとApple Musicの2つの機能を兼ね備えたサービスだからです。

 

  • Google Play Musicは「手持ちの音楽のクラウド保存」と「音楽配信サービス」
  • iTunes Matchは「手持ちの音楽のクラウド保存」
  • Apple Musicは「音楽配信サービス

 

・・・という感じになります。

 

では以下で、いくつかのポイントについて見ていきたいと思います。

 

※比較するポイントはもっと細かくする事も出来るのですが、あまり細かくしても混乱するかと思いますので、重要なところに絞っています。後日別に記事を書くかも知れません。

 

比較① 料金設定

まずは料金設定を見ていきましょう。

先述した通り、Appleのサービスは「iTunes Match」と「Apple Music」に分かれていますので、それぞれについて見ていきましょう。

手持ちの音楽のクラウド保存

  • Google Play Music→無料
  • iTunes Match→年額3980円

音楽配信サービス

  • Google Play Music→月額980円
  • Apple Music→月額980円

 

・・・以上の様になっています。ちなみに音楽配信サービスに関しては、Google Play Musicは日本上陸からの早い期間に契約した人は月額780円で登録(その後もずっと780円)する事ができました。(今現在Apple Musicは最初の3ヶ月は無料です)

 

こうしてみると、やっぱり大きいのは「手持ちの音楽のクラウド保存が無料」というところですね。これはすごいです。やっぱりGoogleはこうでなくては。

 

比較② 音楽配信数

  • Google Play Music→3500万曲以上
  • Apple Music→3000万曲以上

これは「音楽配信サービス」で配信されている曲数となります。500万曲くらいの差が出ていますが、Google Play Musicも3000万曲以上と表記されている場合もありましたので、誤差の範囲かと思います。曲数としては同じくらい、というところでしょうか。

 

肝心の配信内容ですが、どちらも日本国内のアーティストの楽曲はかなり収録されています。ただし「このアーティストの曲が欲しい」というピンポイントの要望に応えられているかは微妙です。そういう時は楽曲をレンタルなどしてCDから落とし込むのが良いでしょう。(個人で楽しむ範囲では合法です)

 

比較③ クラウド保存できる曲数

  • Google Play Music→5万曲
  • iTunes Match→10万曲

iTunes Matchが10万曲!!!?

これはちょっと驚きました。僕が使っていたときは2万5000曲だったのですが、最近変わった(これから変わる?)様です。

ちなみにGoogle Play Musicの楽曲数も以前は2万曲だった様なので、恐らくこれから両者はもっともっと保存できる曲数を増やすでしょうね。

特にGoogleは、そのうち「無制限」とかになる可能性は高いです。写真はすでに無料で無制限になっていますからね。

比較④ クラウド保存のスピード・情報の反映の早さ

  • Google Play Music→早い。安定している。
  • iTunes Match→遅い。不安定。

これは僕の環境のせい・・・ではないと思うのですが、とにかくiTunes Matchは動作が不安定です。例えば母艦で入れた楽曲がiPhoneに反映されるのにめちゃくちゃ時間がかかったり、それでもダメな場合は一度アカウントをログアウトさせなくてはいけなかったりします。

そしてその不安定さが頻繁に発生します。楽曲の情報を書き替えた場合に、何故か繁栄されずに元の情報に戻ってしまう・・・と言う事もしばしば。

Google Play Musicではそんな事はありません。驚くほどに早く情報が更新され、常に最新の状態で音楽を楽しむことができます。

 

比較⑤ 音楽管理のしやすさ

  • Google Play Music→しにくい
  • iTunes Match→しやすい

※楽曲の管理に関しては、パソコンで操作することを想定しています。

 

Google Play Musicは、デザインにこだわっているのか、写真多用した作りになっています。これって最近よくありがちな「自己満足」のパターンに陥っている様な。レストランのサイトとかでもすぐに「メニュー」が出ずに、変な動画が始まってイラッとする感じ事があると思うんですけど、極端に言うとあれに近いです。

 

iTunes Match(というかiTunes)は文字文字してていい感じです。とにかく管理画面は文字の情報が大切なので、写真を大きくされると困るんですよ。たくさんの情報があるときに特に困ります。パッと見た時に大量の情報が表示されている事が重要です。

 

複数の楽曲情報を一括で変更する時なども、iTunesの方が簡単ですね。

 

ですが先述の「クラウド保存のスピード」を入れて考えると、Google Play Musicの評価もかなり上がります。サクサク快適に動いてくれる事はめちゃくちゃ重要です。

 

比較⑥ 使用出来る端末

  • Google Play Music→PC・Android・iPhone
  • iTunes Match→PC・iPhone

 

これ!!!が大問題です。

 

iTunesって、Androidで使えないんですよね。これ、iPhoneに顧客を囲い込みたいんだと思うんですけど、それってこれからの時代もう通用しないと思います。「iTunes for Android」がリリースされるっていう怪情報を信じて待ってた時期もあったんですが、Google Play Musicの登場によってそれも必要なくなりました。

 

AppleはiTunesをAndroidにも開放して実力の世界で勝負しないと、そのうちにGoogleに全部やられてしまうんじゃないか・・・とも思いますね。Googleは垣根なくどこまでも活動の場を広げていきますからね。

 

Google Play Musicに乗り換えすべき?

  • Androidユーザーなら絶対乗り換えるべき
  • iPhoneユーザーも検討の価値あり

 

僕は上記の様に考えます。

 

ともかく、Androidユーザーなら早く乗り換えるべき!僕も「そうは言ってもiPhoneも必要だろうな」と思ってたんですが、実際Google Play Musicを使ってみたらiTunes Matchは全然必要ない事が分かりました。スマホ1台に一元化することってすばらしいです。

 

iPhoneユーザーなら、少しだけ考えてみてもいいかも知れません。ただ、iPhoneでもGoogle Play Musicは使えて、しかも無料ですから、ちょっとだけ触れてみてもいいのかも・・?とは思います。

 

 

乗り換えできない理由の大きな1つとして「iTunesに溜まった資産(音楽)がたくさんあるから」というものがあります。

 

でも別にiTunesは捨てる必要はありません。僕もパソコン上での楽曲管理は主にiTunesです。スマホに入れたい曲をドラッグ&ドロップでGoogle Play Musicに入れているだけです。

 

それで「無料」で「サクサク同期」がされて「どの端末でも聴ける」ってのは、なかなかいいものです。

 

全てのサービスがGoogleに集約される?

Googleは、メール・音楽・写真など、様々なサービスを無料で提供しています。そしてそられのサービスは「Android」とか「iPhone」だとか「PC」だとかプラットフォームに縛られる事なく、全ての場所で使用することができます。

 

僕は以前「Eye-Fi クラウド」という、クラウド上に写真を保存するサービスを使っていましたが、使い勝手に難があってGoogleフォトに移行しました。

 

メールもGmailに一元化しました。

 

簡単な表作成ならExcelよりもGoogleスプレッドシートの方が快適に作成出来ます。

 

音楽も今回、iTunesからの乗り換えをしました。

 

この様に考えると、今後全てのサービスがGoogleに集約されるのではないか?と予想ができます。Googleは恐らくその様に考えて動いているのではいか、と。

 

実は今後YouTubeには有料版が登場する事になります。基本的には広告の有無が大きな違いになるのですが、なんとその有料版YouTubeにはGoogle Play Musicの音楽配信サービスの料金も含まれるらしいのです。

 

Google Play Musicの有料会員にはYouTubeの有料会員の権利も与えられるそうです。ということはそのうちに「Googleの有料会員」という区分に変わって、それにより全てのGoogleサービスの有料版が使用出来る様になるのかも・・?と妄想したりします。でも、あり得ない話じゃないですよね。

 

iPhoneも好きだしAppleも好きですが(パソコンは絶対Mac!)、唯一残念だなと思うのはなんだか閉鎖的な感じがするところでしょうか。

 

iPhoneはカメラが素晴らしいしデザインも素晴らしいです。あとはAndroidみたいに自由な使い方ができれば、また使いたいと思うんですが・・・。

 

特に、将来Android端末も使う可能性があるiPhoneユーザーは、Googleのサービス使っておくのが賢い選択かも知れないですね。

 

  • Googleを選ぶのか?
  • Appleを選ぶのか?

 

どちらもいいとこ取り!!ってのは逆に効率が悪くなる様な気もしますね。こういうクラウド系のサービスっていうのは。

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記事の内容は執筆当時のものとなります。何卒ご了承下さいませ。




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