ドラゴンクエスト7に登場するラスボス、オルゴデミーラと主人公の仲間であるキーファ。
この二人が実は同一人物だったのではないか?という説がファンの間で長年話題になっています。
この都市伝説の背景には、堀井雄二氏がストーリーを変更した可能性や、ゲーム内の痕跡が根拠として挙げられています。
この説の真相に迫り、キーファの闇堕ちの理由や堀井氏の発言を基に考察します!
僕は発売当時ドラクエ7にめちゃくちゃハマって100時間くらいプレイしてやっとクリアしたのですが、この噂を聞いたのはなんと最近のことでした・・・。
目次
この記事を読むとわかる3つのこと
- オルゴデミーラ=キーファ説の発端と根拠
- 堀井雄二氏がストーリーを改変した理由
- キーファが闇堕ちした背景と小説版で描かれた人の悪意の影響
オルゴデミーラ=キーファ説がなぜ生まれたのか?
外見が似ている?
ファンの間で語られる「オルゴデミーラ=キーファ説」の根拠の一つは、オルゴデミーラの人間形態がキーファに非常に似ていることです。赤い服装や顔の輪郭、体格がキーファを連想させ、この点が二人が同一人物である可能性を強めました。
まあ確かに似てはいるんですが、これだけでは弱いかも?なんかオネエ言葉になったりするし・・・。
グランエスタード島の支配の謎
物語の終盤で、オルゴデミーラは世界の大部分を封印し支配していますが、グランエスタード島だけはその支配を免れています。
これは、オルゴデミーラがかつてキーファだったからこそ、故郷である島を支配しなかったのではないかと考えられています。
ふんふん。確かにこれは「なんでだろう?」ってなりかもです。
ラーの鏡の未使用が示す謎
ゲームではラーの鏡というアイテムが最終ダンジョンで手に入りますが、オルゴデミーラとの戦いで使用されることはありません。
通常、ラーの鏡はキャラクターの正体を暴くための重要なアイテムです。
この点が「ラーの鏡でオルゴデミーラ=キーファの正体を暴くイベントが予定されていたが、変更されたのでは?」という説を生む根拠の一つとなっています。
これも確かにうなずける感じがしますね。ただもう少し調べてみたところによると「オルゴデミーラが自分の正体を隠すために、ラーの鏡を使われないために所有していた」という説もあって、そっちも説得力がありました。
堀井雄二氏がストーリーを改変した理由
キーファの離脱と変更の背景
堀井雄二氏はインタビューで「キーファは本来、もっと後でいなくなる予定だった」と語っており、ストーリーの大きな変更が行われた可能性を示唆しています。
実際、ゲーム初期の資料には、キーファが離脱後に再登場する予定だったことを示すシーンが確認されています。後半のダンジョンのゲーム画像に、キーファの姿があったりするのです。
これも、彼がオルゴデミーラになるという展開が本来のシナリオに含まれていた可能性を強めています。
広報のネタバレに激怒した説
堀井雄二が広報のネタバレに激怒して、急遽ストーリーを変更した・・・という説もあります。こちらは別の記事にまとめますので、しばしお待ちを・・・。
キーファが闇堕ちした背景と小説版での描写
人の悪意に影響されたキーファ
もしキーファがオルゴデミーラであった場合、彼がなぜ闇堕ちしたのかを考える必要がありますよね。いったいどういう経緯で、善人だったキーファがオルゴデミーラとなってしまったのか。
小説版では、キーファが人々の悪意に影響され、次第に性格が変わっていく過程が描かれています。嫉妬や憎悪、疑念など、周囲の負の感情がキーファの心を蝕み、最終的には邪悪な魔王へと変貌していったという描写がされています。
ライラとの関係
また、キーファが闇堕ちしたきっかけには、ユバール族のライラとの関係も関係していると考えられているようです。
彼はライラと共に新たな人生を歩むことを選びますが、彼の選択が後に彼を闇へと引き込む結果を招いた可能性があります。
この伏線はゲーム内にも散りばめられており、ファンの間でさらに議論を呼んでいます。
まとめ
「オルゴデミーラ=キーファ説」は、ゲーム内の伏線や堀井雄二氏の発言によって強化されたファンの推測です。
この都市伝説は今もファンの間で語り継がれ、物語の深いテーマを感じさせる一つの解釈として興味を引き続けています!
こういう深読みが面白いんですよね。深読みできるストーリーは良いストーリー!