【トイレ】スマホの不潔度は便座の何倍?持ち込みリスクを調べてみた!

トイレでスマホをいじるのが当たり前になっているけれど、実はスマホってトイレの便座より汚いって知ってました?

「まさか!」と思うかもしれませんが、これはきちんとした研究データがあるホントの話なんです!

でも具体的にどのくらい不潔なのか、トイレで使うとどんなリスクがあるのか、気になりますよね?

そこで今回は、トイレでスマホを使うことの不潔さやリスクについて、データを元に調べてみました!

スマホはトイレ便座の何倍も不潔というデータ

まず最初に衝撃的な事実からお話しします!

スマホにはトイレ便座の約10倍もの細菌が存在しているという研究結果があるんです[1]。

エストニアのタルトゥ大学が2017年に行った調査では、中学生のスマホ27台を分析したところ、1台あたり約1万7000個もの細菌が検出されました[1]。

これって、トイレ便座の約10倍にあたる数なんです!

さらに、イギリスの清掃業者による調査では、スマホの細菌付着箇所が1479カ所だったのに対し、便座では220カ所だったという結果も出ています[2]。

つまり、スマホは便座の約7倍不潔ということになるんです[2]。

ネット上では「スマホが汚いなんて信じられない」という声もありますが、実際のデータを見ると納得せざるを得ませんよね。

確かに、スマホは1日中触っているものですから、細菌が付着しやすい環境にあるのは当然かもしれません。

💡人は1日に2600回以上スマホをタッチしている

これだけ頻繁に触れているものですから、手の皮脂や汚れが付着するのも無理はありませんよね[8]。

でも、ここで大切なのは「細菌の数が多い=危険」というわけではないということです。

専門家によると、スマホに付着している菌のほとんどは常在菌と呼ばれる無害なもので、人間はもともとこれらの菌と共生しているんです[6]。

トイレでスマホを使うことで起こるリスク

では、トイレでスマホを使うことで、どんなリスクがあるのでしょうか?

調べてみると、いくつかの問題があることがわかりました!

まず一つ目は、有害なウイルスや細菌が付着する可能性があることです[3]。

トイレには大腸菌やO-157などの病原菌が潜んでいる可能性があり、特に夏や冬の時期は注意が必要なんです[3]。

実際に、2011年にイギリスのロンドン衛生熱帯医学大学院の調査では、携帯電話の6台に1台から大便起源の大腸菌が検出されたという報告もあります[2]。

二つ目のリスクは、長時間トイレにこもることによる健康への影響です。

便座に座っている体勢は肛門が座面より下の位置になるため、無意識にいきんだ状態になってしまうんです[5]。

この状態が長く続くと、おしりに負担がかかって痔の原因となる可能性があります[5]。

トイレでの適切な滞在時間

便座に座る時間は1回5分程度に留めるのが良いとされていますが、スマホをいじっているとあっという間に時間が過ぎてしまいますよね[5]。

三つ目は、スマホを落とすリスクです。

操作中に手を滑らせたり、ポケットから知らないうちに落としてしまったりするケースが多く報告されています[4]。

「トイレでスマホを使うのが習慣になってしまっている」という声も多く聞かれます。

確かに、待ち時間を有効活用したい気持ちはわかりますが、リスクを考えると控えた方が良さそうです。

日本人のトイレでのスマホ使用実態

では、実際にどのくらいの人がトイレでスマホを使っているのでしょうか?

日本レストルーム工業会の調査によると、2015年には33%の人がトイレにスマホやタブレット端末を持ち込んでいましたが、2022年にはその割合が39%に増加しているんです[8]。

約4割の人がトイレでスマホを使っているということになります[8]。

また、イギリスの調査では40%の人がトイレでもスマホを使うと答えており、これは世界的な傾向のようですね[2]。

「一方で、こんな意見もありました」という声もネット上では見かけます。

「トイレは集中できる唯一の場所だから、ついスマホを見てしまう」といった共感の声も多いんです。

でも、健康面や衛生面を考えると、やはり控えめにした方が良いのかもしれませんね。

スマホを清潔に保つ対策方法

とはいえ、完全にトイレでスマホを使わないのは難しいという人もいるでしょう。

そんな場合は、せめてスマホを清潔に保つ対策を心がけてみてください!

🔧スマホの基本的な清掃手順

1. 電源を切る

2. アルコール系除菌シートで画面を拭く

3. 背面や側面も忘れずに清拭

4. 自然乾燥させる

ただし、従来はアルコール系消毒剤が液晶画面のコーティングを傷つけるリスクがあるため、使用は推奨されていませんでした[3]。

最近では画面保護フィルムを貼ることで、このリスクを軽減できるようになっています。

💡基本的にトイレではスマホを使用しないことが一番

専門家も「トイレでスマホを使用しないのは良いと思います」と推奨しています[6]。

また、有害なノロウイルスなどに対しては、アルコール除菌では効果がなく、次亜塩素酸での消毒が必要とのことです[6]。

「否定的な声もあるようですが、それでも清潔に保つ努力は大切」だと感じます。

完璧を目指さなくても、できる範囲で対策をしていくことが重要ですよね。

トイレでのスマホ使用について考えてみた結果

今回調べてみて、トイレでスマホを使うことの不潔さやリスクがよくわかりました!

スマホは確実にトイレ便座より多くの細菌が付着しているというのは、データで証明された事実です[1][2]。

ただし、付着している菌の多くは無害な常在菌なので、過度に心配する必要はありません[6]。

それでも、トイレでスマホを使うことで有害なウイルスが付着したり、健康に悪影響を与えたりするリスクがあることも確かです[3][5]。

「実際に使っている人の声は様々」ですが、約4割の人がトイレでスマホを使っているという現実もあります[8]。

完全にやめるのが難しい場合は、せめて時間を短くしたり、清潔に保つ努力をしたりすることから始めてみてはいかがでしょうか?

何より大切なのは、リスクを理解した上で自分なりの対策を見つけることだと思います!