【メルカリ】「良かった」から「残念だった」に評価変更できない理由

メルカリで評価を変更しようとした時に「良かった」から「残念だった」への変更だけできない!

そんな経験をした方も多いのではないでしょうか?

逆の変更は可能になったのに、なぜ一方向だけ制限されているのか不思議ですよね。

実はこの仕組みには重要な理由があり、メルカリの評価システム全体を守るための工夫が隠されています。

今回はその謎を詳しく調べてみました!

メルカリで「良かった」から「残念だった」に変更できない理由は?

メルカリで「良かった」から「残念だった」への評価変更ができない最大の理由は、悪質な評価操作を防ぐためです。

実際に過去には相手の評価を見てから自分の評価を変更する行為が問題となっていました。

取引後に条件を変更して相手を困らせるケースもありました。

もし自由に評価を悪化させることができれば、相手の出方を見てから評価を変更したり、何かしらの要求を通すために評価を武器として使う人が現れる可能性があります。

報復評価というのは、相手から悪い評価をもらった仕返しに、こちらも相手に悪い評価をつけ返すこと。

メルカリでは取引完了後に双方が評価をつけますが、もし後から評価を自由に変更できれば、相手の評価を見てから自分の評価を変更するという不公平な状況が生まれてしまうでしょう。

また後出しでの評価悪化も大きな問題となります。

例えば最初は「良かった」評価をつけておいて、後から商品に問題があったと主張して「残念だった」に変更するような行為は、取引の公平性を大きく損なうもの。

こうした悪用を防ぐため、メルカリでは意図的に一方向の変更のみを許可しているのです。

逆の変更が可能になった理由は?

「残念だった」から「良かった」への変更が可能になったのは、主に操作ミスによる誤評価を救済するためです。

2025年7月29日に導入されたこの機能により、うっかり間違って悪い評価をつけてしまった場合に限り、良い評価に修正できるようになりました。

これは取引の公平性を高める前向きな変更として位置づけられています。

メルカリ側は「操作上誤って悪い評価をつけてしまった場合などにご活用ください」と案内しており、あくまで操作ミスの救済が主な目的であることを明確にしている状況。

スマホでの操作中に画面をタップする際、意図せず「残念だった」を選択してしまうケースは実際に発生しており、そうした技術的なミスによる不利益を解消する狙いがあるわけです。

この一方向のみの変更システムにより、評価を良い方向に修正することはできても、悪い方向に変更することはできません。

これによって前述した報復評価や後出しでの評価操作を防ぎつつ、本当の操作ミスには対応できる仕組みが実現されています。

評価変更機能の具体的な仕組みは?

現在のメルカリの評価変更機能では、自分がつけた評価について以下の変更が可能です。

まず評価コメントについては、一度つけたコメントを削除することができる仕様。

ただし削除したコメントの復元や、新しいコメントの追加・編集はできません。

評価自体の変更については、「残念だった」から「良かった」への変更のみが可能で、逆方向の変更は一切できない状態です。

変更操作は取引完了後の評価画面から行うことができ、変更後は即座に反映されます。

1. 取引履歴から該当する取引を選択
2. 評価変更のオプションをタップ
3. 新しい評価内容を確認して変更実行

なお一回変更してしまうと、その後は二度と変更できなくなります。

ちなみに相手に評価変更をお願いしたり強要したりするのは規約違反となっているので注意が必要です。

メルカリ評価変更の一方通行ルールで安心取引

メルカリの評価変更機能は、良い方向への修正のみを許可することで、操作ミスへの対応と取引の公平性維持を両立させた優れたシステムです。

「良かった」から「残念だった」への変更を制限することで、後出しでの評価操作や報復評価といった悪質な行為を効果的に防いでいます。

この仕組みにより、取引参加者全員がより安心してメルカリを利用できる環境が整備されていると感じました!