国勢調査関連のメールが届いて「これって本物?」と心配になることがありました。
実は2025年は間違いなく国勢調査の実施年ですが、調べてみるとメールでの案内は絶対に行われないことが判明しました!
1. 2025年国勢調査は実際に実施されるの?
2025年(令和7年)10月1日を基準日として、全国一斉に国勢調査が実施されます。
これは5年に1度行われる国の最も重要な統計調査で、今回は22回目の実施です。
調査期間は2025年9月20日から10月8日までとなっており、すでに開始されています。
調査対象は日本に住んでいるすべての人と世帯(外国人を含む)で、約1億2000万人が対象となる大規模な調査です。
2. 国勢調査のメール連絡は本物なの?
国勢調査関連のメールはすべて偽物です。
総務省統計局は公式に「国勢調査では、メールにより調査への回答を依頼することは一切ありません」と明言しています。
本物の国勢調査では、調査員が9月下旬頃に直接各世帯を訪問して調査書類を配布します。
調査員は必ず調査員証を携行しており、メールやSMSで調査依頼が送られることは絶対にありません。
国勢調査のメール案内は100%偽物
総務省統計局が公式に否定済み
調査員による直接訪問のみが正規手順
メールでの回答依頼は一切なし
3. 偽メールが急増している背景は?
NHKの報道によると、2025年9月25日時点で国勢調査を装った偽メールが急増していることが認められています。
これは国勢調査の実施時期に合わせた悪質な詐欺行為です。
偽メールには「【至急】2025年国勢調査ご協力のお願い」などの件名が使用され、緊急性を装って個人情報を入力させようとします。
このような手口は、国勢調査の認知度の高さを悪用した巧妙な詐欺といえるでしょう。
4. 偽メールの特徴と見分け方は?
現在認められている偽メールには、共通した特徴があります。
件名では「記念品進呈」「回答義務あり」などの文言で関心を引こうとしてきます。
また、本文中では「50万円以下の罰金」などの脅し文句や、回答期限を急かす表現が使用されています。
・記念品プレゼントの誘い文句
・回答期限の過度な催促
・罰金などの脅迫的表現
・個人情報の詳細入力要求
・怪しいURLリンクの掲載
正式な国勢調査では記念品の配布は行われておらず、こうした表現が含まれているメールは間違いなく偽物です。
5. 偽メールを受け取った場合の対処法は?
国勢調査を名乗る偽メールを受け取った場合の適切な対処方法について説明しましょう。
最も大切なのは、メール内のリンクを絶対にクリックしないことです。
また、個人情報の入力を求められても、一切応じてはいけません。
1. メール内のリンクは絶対にクリックしない
2. 個人情報の入力は一切行わない
3. 市区町村の統計担当部署に連絡して確認
4. 疑わしいメールは削除する
本物の調査については、正式な国勢調査サイト「https://www.kokusei2025.go.jp/」で確認することができます。
まとめ
2025年国勢調査は間違いなく実施されますが、メールでの案内は絶対に行われません。
「【重要】2025年国勢調査へのご協力のお願い」などのメールはすべて詐欺目的の偽物です。
個人的にも、こうした公的調査を装った詐欺の手口は年々巧妙になっていると感じています。
メールが届いても慌てずに、公式情報をしっかり確認してから行動することが大切ですね!