最近「警察庁」を名乗る怪しいメールが届いて困っている人が増えているんです!
件名に「重要」と書かれていると、つい開いてしまいそうになりますよね。
でも実は、これらのメールのほとんどが詐欺メールなんです。
警察庁が個人にメールで連絡することは基本的にありませんし、お金を要求することも絶対にありません。
この記事では、そんな偽警察庁メールへの正しい対処法を調べてみました!
この手のメールは詐欺なの?
警察庁を装ったメールの大部分は詐欺です。
実際に迷惑メール相談センターでも「件名【重要】警察厩」といった偽メールが確認されています。
本物の警察庁は、個人に対してメールで直接連絡することはほとんどありません。
特に「ギャング活動に関与している」「口座に振り込んでください」「送金しない場合は逮捕します」といった内容のメールは、100%詐欺だと考えて間違いないでしょう。
警察庁の公式発表によると、本物の警察官がメッセージアプリで連絡することや、警察手帳の画像を送ることも一切ありません。
もしそのような連絡があった場合は、迷わず詐欺だと判断してください。
実際にどんな被害があるの?
警察庁を装った詐欺メールでは、主にフィッシングサイトに誘導されて個人情報を盗まれるパターンが多く見られます。
メール内のリンクをクリックすると、本物そっくりの偽サイトに飛ばされ、そこで氏名や住所、クレジットカード情報などを入力させられてしまうんです。
また、最近では実在する警察署の電話番号を偽造して表示させる手口も確認されています。
被害者は「本当の警察署の番号だから安心」と思ってしまい、結果的に現金を振り込んでしまうケースもあるそうです。
特に注意したいのは、メールだけでなく電話やSNSのビデオ通話を組み合わせた手の込んだ詐欺も増えていること。
警察官を名乗る人物が顔写真付きの警察手帳を見せて「資金調査が必要」などと言ってくる事例も報告されています。
具体的な対処法は?
警察庁を装ったメールが届いた場合の対処法はとてもシンプルです。
まず大前提として、そのようなメールには絶対に反応しないでください。
具体的な手順としては、
1. メールを開いてもリンクは絶対にクリックしない
2. 個人情報を入力する画面が出ても何も入力しない
3. メールを削除するか迷惑メールフォルダに移動する
4. 不安な場合は最寄りの警察署に直接相談する
という流れで対応するのがベストです。
特に重要なのは、メール内のURLをクリックしないこと!
これらのリンクはフィッシングサイトに繋がっている可能性が高く、クリックしただけでも危険な場合があります。
もし万が一、個人情報を入力してしまった場合は、すぐに公式サイトから各サービスのカスタマーサービスに連絡し、パスワード変更などの対策を取ってください。
そして必ず最寄りの警察署やサイバー犯罪相談窓口に通報しましょう。
警察庁メール詐欺は見分けが大切
今回調べてみて分かったのは、警察庁を装った詐欺メールが実際に多数確認されているということです。
でも対処法さえ知っていれば、被害を防ぐのはそれほど難しくありません。
「重要」という件名に惑わされず、冷静に「本当に警察庁からのメール?」と疑うことが大切ですね。
怪しいと感じたら迷わず最寄りの警察署に相談するのが一番安心です。
みなさんもこのような詐欺メールには十分注意して、安全なネット生活を送ってくださいね。