【重要】お客様のAmazonアカウントに利用制限がかかっていますは迷惑メール?

Amazonから「お客様のアカウントに利用制限がかかっています」というメールが届いて、すごく焦った!

本物なのか偽物なのか調べてみたところ、このタイプのメールはほぼ100%フィッシング詐欺メールだということがわかりました。

2025年も相変わらずこの手の迷惑メールが大量に出回っているようです!

1. このメールは迷惑メールの可能性が高い?

「【重要】お客様のAmazonアカウントに利用制限がかかっています」という件名のメールは、ほぼ間違いなくフィッシング詐欺メールです。

2025年9月だけでもAmazonを装う報告が約34,000件確認されており、全体の15%以上を占めています。

表現を変えながら送られ続けているのが現状です。

本物のAmazonがこのような件名でメールを送ることは、ほとんどありません。

実際にアカウントに問題がある場合、Amazonは公式サイトのメッセージセンターで通知する仕組みになっています。

メールで直接「制限がかかっています」と送ってくるケースは、まず疑った方がよいです。

2. 送信元のメールアドレスで判断できる?

迷惑メールかどうかを見分ける最も基本的な方法は、送信元のメールアドレスを確認することです。

本物のAmazonから送られるメールは、以下のような公式ドメインから送信されます。

・amazon.co.jp
・amazon.jp
・email.amazon.co.jp
・gc.amazon.co.jp
・marketplace.amazon.co.jp

一方、詐欺メールでは「@mhvt.com」「@amazon-support.com」など、明らかに異なるドメインが使われています。

@マークの前に「amazon」という文字が入っていても、@マークの後ろが上記の公式ドメインでなければ偽物です!

注意ポイント

表示名が「Amazon」となっていても、実際の送信元アドレスは別のものである場合があります。メールソフトで送信元の詳細情報を必ず確認してください。

3. メール本文の内容に特徴はある?

フィッシング詐欺メールには、いくつかの共通した特徴があります。

まず、「24時間以内に確認が必要」「本日23時59分までに対応しないとアカウント制限が継続」など、具体的な期限を設けて焦らせる内容になっています。

こうした緊急性を強調する文言は、典型的な手口です。

また、「セキュリティ監視により通常とは異なるログイン試行が検出されました」「お支払い方法が承認されません」といった不安をあおる文言も頻繁に使われます。

制限中の機能として「商品の注文および配送手続き」「クレジットカードによる支払い処理」などが列挙されているケースも多く見られます。

4. リンク先のURLはどうチェックする?

メール内のリンクやボタンにマウスカーソルを重ねると、実際の飛び先URLが表示されます。

このURLが「amazon.co.jp」で始まっていなければ、詐欺メールと判断できます。

ただし、メール本文のリンクは絶対にクリックしないでください。

万が一本物だと思っても、ブラウザで直接Amazonのサイトにアクセスして、自分のアカウントで確認するのが安全な方法です。

リンクを開くだけでも危険な場合があるため、少しでも怪しいと感じたら触らないのが賢明です!

5. 本物のAmazonからの通知はどこで確認できる?

Amazonからの重要な通知は、メッセージセンターで確認できる仕組みになっています。

確認手順ですが、

1. Amazonの公式サイトまたはアプリにログイン
2. アカウントサービスを開く
3. メッセージセンターを選択

という流れでチェックできます。

メッセージセンターに該当する通知がなければ、届いたメールは偽物です。

注文に関する連絡やアカウントに関する重要なお知らせは、すべてここに表示されるようになっています。

確実な確認方法

1. 怪しいメールのリンクはクリックしない
2. ブラウザから直接Amazonにアクセス
3. メッセージセンターで公式通知を確認
4. 該当する通知がなければ迷惑メール確定

6. 日本語の表現に違和感がある?

迷惑メールには、不自然な日本語が使われていることが多いです。

機械翻訳ツールを使って作られているため、文法がおかしかったり、言い回しが不自然だったりします。

本物のAmazonからのメールは、しっかりとした日本語で書かれているので、少しでも違和感があったら疑ってみてください。

ただし、日本語の精度が上がっているケースもあるため、日本語だけで判断するのは危険です。

他の要素も合わせて総合的に判断する必要があります。

7. もしリンクをクリックしてしまったらどうする?

もしメール内のリンクをクリックしてしまった場合でも、個人情報やクレジットカード情報を入力していなければ大丈夫です。

ただし、念のため以下の対応をしておくと安心できます。

すぐにパスワードを変更しましょう。

Amazonの公式サイトから、アカウントサービスに入って、ログインとセキュリティの設定から変更できます。

二段階認証を設定していない場合は、この機会に設定するのがオススメです。

万が一、個人情報を入力してしまった場合は、速やかにクレジットカード会社に連絡して、カードの利用停止手続きをする必要があります!

まとめ

「お客様のAmazonアカウントに利用制限がかかっています」というメールは、ほぼ間違いなくフィッシング詐欺メールです。

2025年も継続的に大量の報告が上がっており、注意が必要な状況が続いています。

送信元アドレスの確認、緊急性をあおる文言、不自然な日本語などで見分けられます。

ホントにアカウントに問題があるなら、メッセージセンターで確認できるはず。

不安になっても、メール内のリンクは絶対にクリックせず、ブラウザから直接Amazonにアクセスして確認すれば安心できます!

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