ドコモのドコモ回線と、格安SIMのドコモ回線って品質同じ?

ドコモを使っていて格安SIMに乗り換えを考えるとき、一番気になるのが回線品質の違いですよね!

同じドコモ回線なら品質も同じはず…と思っていたら、実は微妙に違いがあることが分かりました。

今回は、ドコモ本家の回線と格安SIMで使うドコモ回線の品質について、気になったので最新の情報を調べてみました!

1. 基本的な回線インフラは同じなの?

格安SIM(MVNO)がドコモ回線を使う場合、基本的にはドコモが持っている回線設備をそのまま借りて使っています。

つまり、電波を飛ばしている基地局や回線設備そのものは全く同じものなんです!

カバーエリアについても、ドコモ本家とまったく同じエリアで利用できます。

山間部や離島などでドコモが繋がる場所なら、格安SIMのドコモ回線でも同じように繋がるということですね。

でも、ここからが重要なポイントです。

同じ設備を使っていても、実際の使い心地には差が出てくることがあります。

特に通信速度の面で、はっきりとした違いが現れるでしょう。

2. 通信速度に違いは出るの?

一番気になる通信速度の話ですが、これは確実に違いが出る部分です。

特に、多くの人がスマホを使う時間帯では顕著な差が現れることがあります。

平日のお昼休み(12時〜13時)の時間帯は要注意です。

この時間帯は格安SIMの速度が20-30Mbps程度まで落ちることがあります。

普段サクサク使えていても、もっさりした感じになることも珍しくありません

速度差が出やすい時間帯

1. 平日お昼休み(12時〜13時)
2. 夕方の帰宅時間(18時〜19時)
3. 夜のゴールデンタイム(20時〜21時)
4. 朝の通勤時間帯(7時〜9時)

一方で、深夜や早朝などの利用者が少ない時間帯では、ドコモ本家とほとんど変わらない速度が出ることもあります。

3. なぜ速度に差が出るの?

この速度差の原因は、回線の「帯域幅」にあります。

MVNOは、ドコモから借りている回線の量が限られており、その量によって通信速度が決まってきます。

イメージとしては、高速道路の車線数の違いみたいなもの。

ドコモ本家は全車線使えるのに対して、格安SIMは限られた車線しか使えないという感じです。

利用者が少ない時間帯なら問題ありませんが、ラッシュアワーになると渋滞が起きやすくなってしまいます。

これが、お昼の時間帯にピンポイントで速度が落ちる理由なんですね。

帯域幅による速度差

格安SIM会社は、利用者数の増加に合わせて帯域幅を追加購入することで速度改善を図っています。ただし、この追加購入にはコストがかかるため、各社の経営判断によって対応スピードに差が出ることもあります。

4. 通話品質やエリアに違いはあるの?

音声通話に関しては、基本的にドコモ本家と同じ品質で利用できます。

通話時に使用される回線は、データ通信とは別の仕組みで動いているためです。

電波の入りやすさについても、ドコモ本家と全く同じエリアで利用可能です。

ただし、5G回線のつながりやすさについては、他社に劣る可能性があるという指摘もあります。

通信設備やアンテナは同じものを使用しているので、基本的な通信品質に大きな違いはないと考えて良いです。

最終的な選択は利用者の自己責任となりますが、エリア面での心配はほとんどありません。

5. ドコモ本家に近い品質の格安SIMはあるの?

実は、ドコモが直接運営している「ahamo」という選択肢があります。

ahamoは厳密には格安SIMではありませんが、ドコモ本家と同等の通信品質を利用できます。

大手キャリアが提供している格安プランは、回線をレンタルする必要がなく、通信速度や安定性という点では優位といえるでしょう。

通信品質を重視するなら、こうした選択肢も検討してみる価値がありそうです。

・ahamo(ドコモ直営)
・povo(au直営)
・LINEMO(ソフトバンク直営)

これらのサービスは大手キャリアと同じ回線を使用したもので、電波がつながりやすく、いつでも通信速度が速い結果となっています。

結局どっちを選べばいいの?

調べてみた結果、同じドコモ回線でも品質に差があることが分かりました。

基本的なエリアや通話品質は同じですが、データ通信速度では明らかな違いが生じます。

特にお昼の時間帯に快適に使いたいなら、ドコモ本家や直営のahamoの方が安定しています。

一方で、料金の安さを重視し、多少の速度低下は気にしないという場合は、一般的な格安SIMでも十分実用的です。

私としては、この違いを知った上で選択すれば、どちらを選んでも後悔は少ないのかなと思いました!