「お荷物再配達のご案内 / Shipment Re-Delivery Reminder」は迷惑メール?

配達業者を装ったメールがたくさん届いて不安になることが増えました。

特に「お荷物再配達のご案内 / Shipment Re-Delivery Reminder」というタイトルのメールは、実際に迷惑メール・詐欺メールとして確認されているので注意が必要です。

このメールは佐川急便やDHL Expressを装った偽物で、個人情報を盗むことを目的としています。

本物そっくりに作られているので、つい信じてしまいそうになりますね!

1. このメールは本当に迷惑メールなの?

「お荷物再配達のご案内 / Shipment Re-Delivery Reminder」というメールは迷惑メール・フィッシング詐欺です。

迷惑メール相談センターでは2025年10月現在、このメールを詐欺メールとして注意喚起しています。

DHL Expressになりすました偽メールとしても警告が出されました。

このメールは配送業者(主に佐川急便やDHL)をかたり、偽サイトへ誘導する手口を使っています。

メール本文には「0120-000-000」といったデタラメな電話番号が記載されているケースもあるようです。

実際の配送業者からのメールではないため、絶対にリンクをクリックしないことが重要です。

2. どうやって偽物だと見分けられる?

偽メールには、いくつかの特徴的なポイントがあります。

まず、メールの送信元アドレスを確認してみましょう。

公式の配送業者とは異なる不審なドメインになっていることが多いです。

英数字が適当に並んだアドレスや、「.cn」「.top」といった見慣れないドメインが使われています。

送信元が公式ドメインに見えても、送信元情報を偽装する「なりすまし」という手口が使われている場合もあるんです。

メール本文にも違和感があります。

「配送失敗の通知」「配達先住所が不明瞭」といった文言が使われています。

再配達のために「41円の手数料が必要」などと記載されるケースもあるんです。

日本の大手宅配会社では再配達に料金はかかりませんので、これは明らかにおかしいですね。

さらに、宛名が記載されていない、または「お客様」といった一般的な呼び方しかされていない点も怪しいポイントになります。

3. メールのリンクを開いたらどうなる?

もしメール内のリンクをクリックしてしまうと、偽サイトに誘導されます。

そこでは一見すると本物そっくりの配送業者のページが表示され、「個人情報の更新」や「配達情報の入力」を求められるんです。

偽サイトのデザインは本物と見分けがつかないほど精巧に作られています。

指示に従って情報を入力すると、次はクレジットカード情報の入力画面が現れます。

ここで入力した情報は全て詐欺グループに送信されてしまい、不正利用される危険性がとても高くなります

スマホの場合は不審なアプリのインストールを促されることもあるようです。

個人情報が抜き取られたり、勝手にSMSが送信されたりする被害も報告されています。

よくある偽サイトの誘導パターン

偽サイトでは「配送失敗」「住所不明」「○○時間以内に手続きしないとキャンセル」といった焦らせる文言を使い、急いで情報を入力させようとします。冷静に対応することが大切です。

4. もし情報を入力してしまったらどうすればいい?

万が一、偽サイトに個人情報やクレジットカード情報を入力してしまった場合はすぐに対処が必要になります。

まず最優先でやるべきことは、クレジットカード会社への連絡です。

カードの利用停止と再発行の手続きを依頼しましょう。

次に、入力してしまったパスワードを使用している全てのサービスでパスワードを変更してください。

同じパスワードを使い回している場合は特に注意が必要になります。

不審なアプリをインストールしてしまった場合は、すぐにアプリを削除し、スマホを機内モードにしてネットワークから遮断します。

その後、セキュリティソフトでウイルススキャンを実行することをおすすめします。

情報入力後の対処手順ですが、

1. クレジットカード会社に連絡して利用停止
2. パスワードを全て変更
3. 不審なアプリを削除
4. 警察のサイバー犯罪相談窓口(#9110)に相談

こんな感じで対処していくのが良さそうです。

5. 本物の配送業者からのメールとの違いは?

本物の配送業者からのメールには、しっかりとした特徴があります。

佐川急便の場合、公式ドメインは「@sagawa-exp.co.jp」です。

ヤマト運輸なら「@kuronekoyamato.co.jp」となります。

これらのドメインをしっかり確認することが大切ですね。

また、本物のメールには具体的な情報が記載されています。

送り状番号、送り主の名前、配達予定日時などの詳細がきちんと書かれているんです。

再配達の依頼をする場合も、公式サイトやアプリから直接アクセスするのが安全になります。

メールに記載されたリンクからではなく、検索エンジンやブックマークから公式サイトにアクセスして確認する習慣をつけると良いでしょう。

  • 佐川急便の公式ドメイン:@sagawa-exp.co.jp
  • ヤマト運輸の公式ドメイン:@kuronekoyamato.co.jp
  • 日本郵便の公式ドメイン:@post.japanpost.jp

まとめ

「お荷物再配達のご案内 / Shipment Re-Delivery Reminder」というメールは、配送業者を装った詐欺メールです。

2025年10月現在も送信され続けているため、今後も注意が必要になります。

メール内のリンクは絶対にクリックせず、不審なメールは無視して削除するのが一番安全な対処法ですね。

もし本当に荷物の配達があるか気になる場合は、メールのリンクからではなく、必ず公式サイトから追跡番号を入力して確認するのが良さそうです。

焦らず冷静に対応することで、詐欺被害を防ぐことができます!

読書好きなら Kindle Unlimited がおすすめです!