スマホのキーボードアプリを変更したくなる瞬間があります!
ただ気になるのが、これまでの入力履歴がどうなるのかという点です。
せっかく学習させた予測変換が消えたら困るし、逆に変な履歴が残り続けるのも嫌だったりします。
今回は、キーボードアプリを変更すると入力履歴がどうなるのか、実際のところを調べてみました!
1. キーボードアプリを変更すると入力履歴は消える?
キーボードアプリを変更しても、基本的には以前のアプリの入力履歴は消えません。
理由は、各キーボードアプリが独立してデータを保存しているためです。
例えばGboardからSimejiに変更した場合、Gboardの学習データはGboard内に残ります!
ただし、変更後に使うキーボードアプリには、以前のアプリの学習内容は引き継がれないことに注意が必要です。
つまり新しいキーボードでは、またゼロから学習がスタートする形になります。
2. アプリを削除したら履歴も消える?
キーボードアプリそのものを削除すると、そのアプリの入力履歴や学習データも一緒に消去されます。
スマホの標準的な動作として、アプリを削除すればアプリ内のデータも削除される仕組みになっているためです。
キーボードアプリを削除すると、そのアプリで学習した予測変換や辞書登録もすべて消えるので注意が必要です!
iPhoneの標準キーボードは削除できないため、その学習データは端末の設定からリセットする必要があります。
3. 標準キーボードの履歴はどうなる?
スマホには最初から標準のキーボードが入っていますが、この標準キーボードの履歴は別管理です。
iPhoneの場合、以下の手順でリセットできます。
1. 設定
2. 一般
3. 転送またはiPhoneをリセット
4. リセット
5. キーボードの変換学習をリセット
Androidでも同様に、設定から標準キーボードの学習データを削除する項目が用意されています!
サードパーティ製のキーボードアプリを使っていても、標準キーボードの学習データは独立して残り続けます。
つまり、Gboardを使っていても、iPhone標準キーボードの予測変換は別で蓄積されているということです。
4. 複数のキーボードを使い分けるとどうなる?
複数のキーボードアプリをインストールして使い分けることも可能ですが、それぞれの履歴は完全に独立しています。
例えば普段はGboardを使い、時々Simejiに切り替える場合、Gboardで学習した内容はSimejiには反映されません。
それぞれが以下のように別々に動いているためです。
・Gboard → Gboard独自の学習データを保存
・Simeji → Simeji独自の学習データを保存
・標準キーボード → 端末の設定内で学習データを保存
使い分けるとそれぞれのアプリで再学習が必要になりますので、この点は覚えておくといいですね。
5. 機種変更時の履歴はどうなる?
スマホを機種変更する際、キーボードアプリの履歴が引き継がれるかどうかは、バックアップ設定によります。
iPhoneの場合、iCloudバックアップやクイックスタート機能を使えば、標準キーボードの学習データやサードパーティ製アプリのデータも新しい端末に移行できることが多いです!
Androidでも、Googleアカウントと連携しているキーボードアプリ(Gboardなど)は、アカウント経由でデータが同期されます。
ただしSimejiやATOKなどは、アプリ独自のバックアップ機能を使う必要があります。
1. 使っているキーボードアプリがバックアップ対応か確認
2. iCloudやGoogleアカウントの同期設定を確認
3. アプリ独自のバックアップ機能があれば実行
6. プライバシーが心配な場合は?
入力履歴にはプライベートな内容も含まれるため、気になる場合は定期的にリセットするのがおすすめです。
各キーボードアプリには学習データを削除する機能が備わっています。
GboardやSimeji、ATOKなど主要なアプリは、設定メニューから簡単に履歴をクリアできる仕組みになっています!
また、他人にスマホを貸す前や中古で売却する前には、必ずキーボードの学習データをリセットしておくと安心です。
標準キーボードの履歴も忘れずに消去しておきたいところですね。
まとめ
キーボードアプリを変更しても、以前のアプリの入力履歴はそのまま残ります。
各アプリが独立してデータを管理しているため、新しいキーボードに切り替えた時点で、また新たに学習が始まる仕組みになっています。
アプリを削除すれば履歴も一緒に消えるので、プライバシーが気になる場合は削除やリセットを活用するといいですね!
自分の使い方に合わせて、キーボードアプリをうまく管理していきたいです!