おじさんです。
iPhone(と位置情報を取得出来るApple製品)では「iPhoneを探す」という機能を使って、端末の位置を調べる事が出来ます。
この機能は主にiPhoneをなくした時に使う機能なのですが、単に位置情報を知るだけではなくて、遠隔操作によってiPhone自体にさまざまなアクションをさせる事が出来ます。
一体どんな事が出来るのでしょうか?以下で説明して行きます。
※便宜上「iPhone」と書きますが、iPadやMacbookでも同じ事が出来ます。
「iPhoneを探す」で端末に対してできること
その① リアルタイムの位置情報が分かる
「iPhoneを探す」では、対象の端末の位置情報を取得して、リアルタイムな位置を把握する事が可能です。
普段マップの機能を使う人なら分かるかと思いますが、位置情報はかなり正確なものです。さすがに「数10センチ」という単位では変わりませんが、数メートル以内の位置情報が分かるだけでも十分です。
だいたいの位置情報が分かれば、「その⑤」にある様にアラームを鳴らし、正確な場所の判断をする事が出来ます。
その② 端末の電池残量が分かる
「iPhoneを探す」を使えば、対象の端末の電池残量を知る事が出来ます。
ちょっと画像が小さくて分かりにくいですが、右上に電池残量のマークがあります。さらに驚いた事に、その右には「充電中」を示すカミナリマークまで付いています。
もしも自分のなくしたiPhoneがどこかで充電中になっていたら・・・と思うと、ちょっとゾッとしますね。笑 一体何が起こっているのでしょうか?
その③ ロック画面にメッセージを表示する事が出来る
「iPhoneを探す」を使うと、iPhoneのロック画面にメッセージを表示する事が出来ます。
これは「電話番号」と「メッセージ」のセットで設定でき、iPhoneを拾った人に何らかのお願いを伝える事も可能です。
その④ アラームを鳴らす事が出来る
「iPhoneを探す」では、対象の端末からアラームを鳴らす事が出来ます。
これはマナーモードにしていても関係なく、一定の音量で鳴らすことが出来ます。
これによって、近くにあるiPhoneの、より正確な位置を把握する事が出来ます。
家の中でどこに置いたか分からなくなってしまった・・・。なんて時にも有効ですね。
その⑤ 端末を初期化出来る
「iPhoneを探す」を使えば、対象の対象の端末のデータを初期化する事が出来ます。これにより、個人情報の流出を防ぐ事が出来ますね。
ちなみに、この「初期化」をしても「その③」で設定したメッセージは表示され続けます。ただし、位置情報の取得は出来なくなります。
「iPhoneを探す」は、上記の様に多機能です。使い様によっては紛失時以外にも役立ちそうなものがありますね。
特に設定も必要なく、標準で登載されている機能です。便利に活用しましょう。