Twitter社がやってくれました~!これはかなり大きな仕様変更なのではないかな?と思います。
「Twitterにリプライ(返信)制限機能が登場したよ」
ってことで、まとめていきたいと思います。使い方もまとめます。
目次
Twitterにリプライ(返信)制限機能が登場
2020年8月、Twitterについに「リプライ(返信)制限」の機能がつきました。
最近はリプライにまつわるいろいろな事件も起きてましたから、そういうことも関係してるのかな?と思います。
リプライ制限ができないと、多数の匿名の悪意に晒されることにもなりますからね(と言っても悪質な場合は身元がバレますし、最近そういう人の開示請求をしようって流れになってますが)。
そもそもリプライってなに?
そもそも、
って人も一定数いると思います。
リプライとは、ざっくり「返信」という意味です。
Twitterに慣れてる人はリプライのことを「リプ」と言ったりしますし、くだらない内容のリプライのことを「クソリプ」と言ったりします。
2020年5月にテスト運用されていた
このリプライ制限の機能は、2020年5月からテスト運用しており、参加者に選ばれた場合はこの「リプライ制限」の機能を先取りして使うことができました。
テスト参加者がリプライ制限機能をつかった場合、それはテストに参加していない普通のユーザーにも影響するはずなので、そう言った意味では、すでにリプライ制限の機能を体験していた人は少なくないのかも知れません。
テストの結果は公表で、ユーザーはリプライ制限によって「安心感」を得られたそうです。不特定多数から攻撃される可能性が減りますからね。
Twitterの「リプライ(返信)制限」で何ができるの?
今回の「リプライ制限」によって何ができるのか?ですが、「自分のツイートへのリプライを3段階に調整」することができます。
その三段階というのは、以下の通りです。
- すべてのアカウントがリプライできる
- フォローしているアカウントがリプライできる
- @ツイートしたアカウントのみがリプライできる
①の「すべてのアカウントがリプライできる」というのが、今までの状態です。
②は、自分がフォローしている相手と、@ツイートをした相手が、自分がしたそのツイートに返信をできる、という状態です。有名人などはこの設定することが多いかも知れないですね。
③は、「@」を付けて相手のアカウントを指定し、その人のみがリプライできる、という状態です。これは複数の相手を指定することができます。討論など、邪魔が入らない状態ですることができそうです。相手には、それがリプライ制限されたツイートだということが表示されます。
Twitterの「リプライ(返信)制限」を設定する方法
Twitterのリプライ制限を設定する方法はカンタンです。
リプライ制限の設定は「ツイート時」にします。過去のツイートのリプライ制限を変更できませんし、たった今したツイートのリプライ制限も変更できません。
ツイート時、下の方に・・・
「すべてのアカウントが返信できます」とあります。これがデフォルトのリプライ制限設定です。これを変えたい場合は、タップをします。
リプライ制限のメニューが表示されたので、この3つの中から選びます。それだけ!
昔のツイートもリプライ(返信)制限できる?
過去のツイートにさかのぼってリプライ制限をすることはできません。
もっと言うなら、リプライ制限開始後のツイートでも、すでにしたツイートのリプライ制限の設定を変更することはできません。
リプライ制限の種類を決められるのは、ツイートするときだけです。ツイートしたあとにツイート内容を変更できないのと同じですね。
ツイート単位でリプライ(返信)制限の設定を変更できる?
リプライ制限はツイート単位で制限の設定を変更できます。
アカウント設定などで「これからするツイートは全部○○制限」ということができるわけではなく、ツイートするたびにリプライ制限の設定をします。
ちなみに何も設定しないでツイートすると、全員がリプライできる状態になります。デフォルトが「全員返信」です。これは何度ツイートしても、今のところ変更はされませんでした。
リプライ(返信)制限のメリットは?
Twitterのリプライ制限による大きなメリットは、テスト運用の結果にもあった通り、「ユーザーの安心感」だと思います。
リプライ制限をすることによって、不特定多数から攻撃を防ぐことができますから、ある意味でのびのびとしたSNSの空間が広がることになるかも知れません。Twitterは、いろんな界隈で戦いが起きていますからね。
リプライ(返信)制限のデメリットは?
基本的にデメリットはないだろう~!!なんて思ってたんですが、調べてみるといろいろと言われているようです。それによると、
Twitterのリプライ制限によるデメリットは「言いっぱなしになってしまう」ということです。例えば悪意のない間違いや、または悪意のあるデマなど、「言いっぱなしで誰も訂正できない」という状況が考えられます。
「リプライ制限をするなら、Twitter社はデマツイートへの対応をもっと厳しくして欲しい」という意見がありました。
「Twitterがブログ化する」という意見もありました。確かに、リプライ制限しまくったら「短文のブログ」という感じもしますね。
まとめ
賛否はありますが、どちらかと言うと好意的な意見の方が多いように感じました。
こうしていろいろとルールを試していくのはいいことだな~と思います。
これでTwitterが使いやすくなった印象もありますね。閉鎖的な印象もありますが、リツイートやいいねはできるので、そこらへんでコミュニケーションをとっていくことになるのかも知れないですね~。