「EMV 3-Dセキュア導入による認証手続き変更のお知らせ」という件名のメールが届いたら、まず送信元を確認した方がいいです。
セキュリティ関連のメールって、どうしても不安になってしまいますから。
調べてみたところ、迷惑メール相談センターが2025年10月30日に注意喚起を出していたんです。
このメールはPlayStation Storeになりすました詐欺メールの可能性が高いとのこと。
同じメールで困っている人も多いみたいなので、くわしく調べた内容をまとめてみます！
1. 迷惑メール相談センターが注意喚起を出している？
注意喚起が出ているメールなんです。
一般財団法人日本データ通信協会が運営する迷惑メール相談センターが、2025年10月30日に注意喚起を発表しました。
「EMV 3-Dセキュア導入による認証手続き変更のお知らせ」という件名で、PlayStation Storeになりすました詐欺メールが送信されているようです。
似たような様々な件名や本文で送信されているため、パターンが複数存在するとのことです。
10月31日には「PS Store本人確認に関する変更点のお知らせ（EMV対応）」という別の件名でも警告が出されました。
かなり広範囲に送信されているんだろうと思います。
複数の迷惑メール情報サイトでも取り上げられていました。
2. EMV 3-Dセキュア自体は本物の仕組みなの？
EMV 3-Dセキュア自体は正規の技術だということです。
ここで混乱しやすいのが、この点なんです。
クレジットカードのオンライン決済時に本人確認を強化するための認証システムで、実際に多くの企業が導入を進めています。
経済産業省のガイドラインでは、2025年3月末までに原則すべてのEC事業者に導入が求められていたんです。
だからこそ、正規の企業から「3Dセキュアを導入します」という案内が来ること自体は不自然ではありません。
詐欺師がこの状況を悪用しているわけですね。
本物の技術名を使っているからこそ、見分けるのが難しくなっているという側面があります。
PlayStation Storeも実際にEMV 3-Dセキュアを導入しているため、さらにややこしいです。
3. 詐欺メールの送信元アドレスに特徴がある？
詐欺メールかどうか判断する最大のポイントが送信元アドレスなんです。
報告されている詐欺メールでは、怪しいドメインから送信されているようです。
PlayStation公式のメールは通常「@email.accounts.playstation.com」や「@playstationmail.net」などの正式なドメインから届きます。
これ以外のドメイン、特に意味不明な文字列のアドレスから届いた場合は詐欺の可能性があります。
表示名に「Sony」や「PlayStation」と書かれていても、実際の送信元アドレスが全く異なるケースも存在するとのことです。
メールアドレスは細かくチェックする必要があるわけです。
公式ドメイン以外から届いたメールは特に注意が必要です。表示名だけを見るのではなく、実際のメールアドレス全体を必ず確認しましょう。
4. メール内のリンクをクリックするとどんなことになる？
詐欺メール内のリンクをクリックすると、本物そっくりの偽サイトに誘導されます。
その偽サイトでPlayStationアカウントのログイン情報やクレジットカード番号を入力させようとしてくるわけです。
迷惑メール相談センターも、メール本文中のリンクは絶対にクリックしないよう警告しています。
もし個人情報を入力してしまうと、アカウントを乗っ取られたり、カードを不正利用されたりする危険があります。
ゲームやウォレット残高を勝手に使われてしまう被害も報告されているそうです。
ただ、リンクを踏んでしまっただけで個人情報を入力していなければ、基本的には大きな被害は出ていない可能性があります。
5. 本物のメールと見分けるにはどうしたらいい？
本物の案内と詐欺メールを見分けるには、いくつかのポイントが存在します。
まず、企業の公式メールは通常メール内のリンクから直接ログインを促すことはしないんです。
「詳細は公式サイトまたはアプリからご確認ください」という案内が基本的なやり方です。
不安な場合は、メール内のリンクは使わず、ブックマークや検索から公式サイトに直接アクセスして確認する方法がいいでしょう。
日本語の不自然さも見分けるポイントになります。
変な敬語や文章の繋がりがおかしい部分があれば、詐欺メールの可能性が高まるわけです。
また、「今すぐ登録しないとサービスが使えなくなる」など焦らせる表現が多いのも詐欺メールの特徴として挙げられます。
見分けるためのチェックポイントをまとめてみました。
・送信元アドレスが公式ドメインか確認
・メール内のリンク先URLをチェック
・焦らせるような緊急性の高い表現がないか確認
6. 万が一、情報を入力してしまったらどうする？
万が一、偽サイトで情報を入力してしまった場合の対処法があります。
迷惑メール相談センターが推奨している対処法を参考にするといいでしょう。
アカウント情報を入力してしまったときの流れです。
1. ブックマークや検索から公式サイトを確認
2. カスタマーサービスに連絡
3. 購入履歴の確認とキャンセル
4. パスワードの変更
こんな流れで対応していくのが重要になってきます。
カード情報まで入力してしまった場合は、カード会社にも連絡が必要でしょう。
不正利用がないか確認し、必要ならカードの利用停止や再発行の手続きを進める方がいいです。
同じパスワードを他のサービスでも使っている場合は、そちらも変更しておいた方が安全だと考えられます。
早めの対応が被害を最小限に抑えるカギになるわけですね。
1. ブックマークから公式サイトへアクセス
2. サポート窓口に状況を報告
3. 利用履歴と請求内容を確認
4. アカウントパスワードを変更
まとめ
「EMV 3-Dセキュア導入による認証手続き変更のお知らせ」というメールは、迷惑メール相談センターが注意喚起を出している詐欺メールのようです。
2025年10月30日時点で正式に警告が出されており、PlayStation Storeをかたったものが多く報告されています。
送信元アドレスが公式ドメインと異なる場合は特に要注意だと思いました。
メール内のリンクは絶対にクリックせず、公式サイトから直接確認するのが一番安全な方法だと感じます！